Used Books CARROT | MYSTIC RHYTHMS

§Used Books CARROT:メールマガジン バックナンバー
(新入荷のお知らせ部分は除かせて頂きました)


2008

12/10
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 私にも十代の頃、アイドルがおりました。ただそれは、所謂「アイドル歌手」と呼ばれているような方々ではなく、KISSやQUEENというロック・ミュージシャン、及び立原道造と中原中也という詩人でした。
 最近、何故か久しく聴く事のなかった(ハード・ロックやヘヴィ・メタル自体は聴きまくっておりますが)KISSやQUEENの当時の作品を聴いてみたくなったり、更には何十年も読むことのなかった、道造や中也の作品を読んでみたくなっているのです。何故か...?

 多感なる時代、孤独感と焦燥感に苛まれていた十代の頃、縋るように読み反芻した、道造や中也の作品が、このオヤジの錆付いた心に、如何に響くのかはたまた響かないのか、一寸、楽しみにして読んでおります。

―――――――――――――――――――――――――――――――

11/10
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 9年間お世話になった洗濯機が、ついにダウン。脱水以外は全く機能せず...という状態。もう修理も難しそうだし、消費電力も新しい方が少ないし、午後には殆ど陽のあたらない立地なので多少は干し時間の少なくできる「送風乾燥」付は洗濯担当のおばあちゃんには嬉しいということで、新たな洗濯機を、近所の電気屋さんにお願いしたのですが、メーカーに在庫なしということで、届くまで暫く洗濯は私が手洗いで、ということなっております。
 手洗いといっても、盥ではなく、洗濯機の洗濯槽に衣類と粉石鹸と水を入れ、只管(ひたすら)手で掻き回すという方式。一度にある程度の量をこなせる利点はあるのですが、如何せん前屈み状態となる為腰が辛い。元々腰痛持ちなので、一度洗濯をすると最低四五日明けなければ腰が回復不能。下着の絶対数が足りないので、常にギリギリ...。ま、暫しの辛抱。

 洗濯は風呂の残り湯を使用するので、大丈夫ですが、濯ぎは水道水を使用するので流石に手が冷たい。洗濯機などなかった時代の主婦の方々の苦労の一端を、知るこの頃です。でも、環境には良いわな。

―――――――――――――――――――――――――――――――

10/11
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 東京多摩地区も、木犀がほぼ満開に、芳香を放ち、秋本番、と言った風情。近所の某電気系工場の生垣など、数百本の金木犀が並び、それぞれに満面の花ですから、脇の道路などむせ返るほどの濃厚な花の香...。良い香の代表的存在の金木犀ですが、過ぎたるは何とやら...の典型的例か...。
 金木犀は元来中国原産で、江戸期に日本へ入ったのですが、雄株しかはいらなかった為結実は見られません(挿し木で増えました)。近縁種で金木犀の母種とも言われる銀木犀(花が白い)はまれに結実が見られます。

 今、窓向こうのお隣の金木犀の花を眺めながら、この文章を書いています。雨の中仄かなかほりが、心地よいですが、この香り成分には、モンシロチョウの嫌う物質が含まれるそうな。
キャベツ畑で農薬の代わりに利用できないものでしょうか?

―――――――――――――――――――――――――――――――

9/11
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 何時の間にか、日中の賑やかなセミ達の声が、夜の虫たちの声に、変わってしまいましたね。低血圧で暑さにめちゃ弱い小生としては涼しくなってホッとする...のですが、何やら一年もピークを過ぎ、何とはなしに下り坂...的な雰囲気も漂い、夏の終わりは何時も寂しさを感じます。
 ところで、秋の虫たちは、何故秋に鳴く?と思ったことはありませんか。私はあります。コオロギに代表される秋鳴く虫たちは、基本的にカマキリやゴキブリ同様南方系の出身(コオロギは直翅目に分類されるが、以前はカマキリもゴキブリもおなじ直翅目に含まれていた)であるため、成虫のまま越冬することは難しく、卵の形で植物組織中や土中で越冬する必要があり、その為には必然的に秋が繁殖シーズンとなる。よって秋に鳴くのだ...と言う一つの説明があります。夜鳴くものが多いのは、飛翔能力(逃走能力)の弱い彼らにとって比較的夜は捕食者(鳥等)が少ない為と考えられます。

 コオロギたちが秋鳴くのも、当然ながら、長い進化の一つの結果なのですね。

―――――――――――――――――――――――――――――――

8/7
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 ここ暫くのプチ嵌りは、「古楽器」です。
 「古楽器?ユーズドの楽器か」とお思いの方もあるやも知れません。私もつい最近まで知りませなんだ。「ピリオド楽器(当事の楽器)」とも呼ばれますように、クラシック音楽において、その曲が作曲された当事の楽器を指します。今現在使われている楽器は「モダン楽器」と呼ばれます。
 この「古楽器」で演奏された曲を聴くのが、近頃プチ嵌り。主にヴァイオリンですが、現在のヴァイオリンとは異なり、ガット弦(クラシック・ギターと同様)が使用され、大分趣の異なる音色。またネックの角度や弓も異なり、顎当てがなく肩に乗せるだけ...等など、結構モダン・ヴァイオリンとは異なるらしいのですが、良い味なのです。鳴りが悪いといえば悪いですが、何ともいえない枯れた素朴な音。
 ヨハン・セバスチャン・バッハのヴァイオリン・ソナタなど、これまたピリオドなチェンバロの音色と相まって又この時期、この枯れた味わいが涼しげで涼しげで...。図書館であれこれ探して、拝聴しております。

―――――――――――――――――――――――――――――――

>7/19
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 もう、暫く前(先月初め)のことなので、恐縮ですが、市内のコンサート・ホールで催された、市民オーケストラLIVEへ行ってきました。メインの演目は、シューベルトの交響曲(第8番乃至第9番)「ザ・グレート」。丁度一寸前に、図書館でレンタルして、この曲聴いていたのです。それにシューベルト大好きだし、行って参りました。
 31歳の若さでなくなったシューベルトのその死後、シューマンにより発見され、その友人のメンデルゾーンにより、シューベルト死後十一年後に初演されたと言う、曰く付きの楽曲。この曲自体、素晴らしいのですが(一寸長いけど)、演奏も素晴らしかった。正直、アマチュア楽団のプレイと言うことで、左程の期待はありませなんだ。「ヨーロッパ辺りなら市民楽団のライヴに大勢集まるのだろうけれど、日本じゃ少ないんだろうな。人が少ないと気の毒だから、私なんぞでも枯れ木も山の賑わい的に多少のお役に立てるかも」との思いもあり、行かせて頂いたのですが、とんでもない失敬な考えでした。お客さんは七分から八分の入りだし、内容も濃い。考えを改めさせて頂きました...。

 生オーケストラの、迫力は、CDでは味わえ得ないもの。大変失礼ながら、アマチュア・メインの楽団ですから、プロの方々に比すれば、それはそれなりのレベル...と言う事になってしまいますが、でも、生の演奏の味わい・迫力は、十二分に得られます。これまた失礼な言い方になってしまうかも知れませんが、チケットがお安い(私は今回タダ券を頂いたのですが)...。プロ楽団なら数千円から数万円ですが、千円程です。これで、CDでは絶対に得られない雰囲気と感動を味わえるのです。また、多くの人間がそれを感じることで、音楽文化の裾野が広がるのです。

デニムにTシャツでも大丈夫(場合にもよるけど)。クラシックLIVEへ行こう!(予算があったら...)

―――――――――――――――――――――――――――――――

7/3
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 以前は何故か非常に苦手としていたクラシックのピアノ曲。ピアノ・ソナタやピアノ協奏曲ですが、最近、グレン・グールドと言う、可也「ロック」な加奈陀出身のクラシックのピアニストを知って以降、不思議と苦手意識が消え、「普通」に聴けるようになり、図書館でCDを借り捲くっているのですが、演奏者の選択で悩むのです。例えば、シューマンの"子供の情景"が聴きたいなぁ...と思い、図書館の資料を検索しますと、演奏者は、ブーニン、カツァリス、アラウ、ブレンデル、仲道(郁代)等(以上敬称略)、複数のアルバムが表示されます。う〜ん...どの方が宜しいのだろう...そんな何枚も借りられんし...。と、悩むのです。現在は相互利用可能な近傍の市立図書館所蔵資料も利用できますので、そちらも検索すると、更に、ケンプ、ホロヴィッツ、アルゲリッチ等(以上敬称略)もレンタル可能となる。カップリング曲やら、録音年代なども矢張り気になるし...どれがよかですかのぉ...と、悩む。
 選択肢が多いのは、基本的には良い事、有難い事と思うのですが、余り多すぎると、かえって困る場合もある...とよく言われますが、私のような優柔不断野郎にはその通りかも。
 元来(へヴィ)メタルな私ですので、「迫力」のあるプレイを求めます。よって出来れば男性で、深みや「味」よりもパワーと「押し」の奏者がいいな、と言う判断基準がありますので、三〜四枚しかないとなれば、選びやすいかな、などと贅沢なことを言ってしまう、この頃です。

―――――――――――――――――――――――――――――――

5/29
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 「親知らず」を抜きました。二本。
 昨年末から家族の病気が続き、本年一月には入院騒動等もあり、疲れが溜まっていたのでしょうか、だるい...熱っぽい...風邪か?...と思う内、四月中ごろから奥歯の痛みが激しくなり、終には炎症の為顎が開かない...、ご飯が食べられない...という状態、つまり「智歯周囲炎」を発症してしまいました。
 子どもの頃以来数十年ぶりに歯科医さんのお世話になり、「抜歯の他手立てが御座いません」と宣言されてしまいました。親知らずが可也ひどい虫歯になって居ったのです。
 抜歯など如何と言うこともない、と思って居ったのですが、いろいろ調べてみますと、これは立派な手術。何よりも血に弱い私は、すっかりビビッてしまいました。
 でも、意を決し、抜きました。終わってみれば、「案ずるより産むが易し」の通りでした。
詳細は、http://ub-carrot.com/webX2.08.html#080421に書かせて頂いているので、
宜しければ、ご覧下さい。

親知らず 侮る無かれ 案ずる無かれ (字余り)

(リンクはメルマガ発行当時と異なっている為変更しています)

―――――――――――――――――――――――――――――――

4/15

今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 ここ東京多摩では、桜―と言っても主に染井吉野ですが―はもうすっかり葉桜となり、人々は綺麗さっぱり桜のことなど忘れているようですが、ひっそりと(でも豪華に)入れ替わるように、ヤエザクラが満開を迎えようとしています。
 「ヤエザクラ」と一般に呼ばれていますが、ヤエザクラと言う品種は存在しません。「サトザクラ」と総称される、桜の園芸品種中の八重咲き品種の俗称とでも言う様なものです。
 桜は平安時代から品種の育成が行われ、現在200種とも300種とも、或いは600種にものぼる園芸種が存在すると言われています。
 本当に日本人はサクラが好きですね。開発行為等でサクラが伐採...等となると、可也の問題が起こりますが、他の樹種の場合は、余り起こりませぬような...。

♪花びらが散ったあとの桜が とても冷たくされるように 誰にも心の片隅に見せたくは無いものがあるよね ...(歳が判るな...)

―――――――――――――――――――――――――――――――

3/20
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。

 昨日、SF作家のアーサー・C・クラークが亡くなりました。享年90 私は、十代の頃から、左程コアなものではありませんが、彼の作品のファンでした。有名な同名映画と同時進行的に書かれた「2001年宇宙の旅」、個人的には映画化に興味を感じる「幼年期の終わり」、前者たちに比し地味ですが、味わい深い「都市と星」、また、「太陽系最後の日」「星」「前哨」などの短編...。今挙げた作品はどれも一度は再読しています。
 何処か淡々とした無機な雰囲気を漂わせながらも、壮大な有機性を底辺に感じられて、私には一番しっくり来るSF作家でした。

 ...「彗星の中へ」と言う作品で、コンピューター故障により地球帰還のための軌道計算が出来なくなり、乗組員の一人がおばあちゃんに習ったそろばんを他の乗員にも教え、コンピューター代わりに計算をして無事帰還...という場面が、妙に印象に残っています。

R.I.P

―――――――――――――――――――――――――――――――

1/8
今日は。Used Books CARROT-ユーズド・ブックス・キャロットです。


 明けましておめでとう御座います。昨年は一年、有難う御座いました。
本年もまた、宜しく御願い致します。

メルマガTop  店主雑記:北の離れ