Used Books CARROT | MYSTIC RHYTHMS

§Used Books CARROT:メールマガジン「はけの下」 バックナンバー
(新入荷・新掲載のお知らせ部分は除かせて頂きました)

2012

師走十五日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 普段買出しに行くスーパーで、時々、わたしとしては信じがたい光景を目にすることがあります。それは、ご年配の女性が、たった今購入したばかりの魚、肉、お惣菜等の内容物を備え付けのポリ袋に移し、当然ながら洗っていない発泡トレーを回収ボックスに投入、というもの。はじめて遭遇したときは唖然としました。
 今まで数回目撃したこの行為、すべて60〜70歳代くらいと思われる女性によるものでした。女性なのは一般に女性が家事を担当することが多いということでしょう。ご高齢の方だと言うのは、トレーを洗って干して持ってくる、という一連の作業が億劫、シンドイ、ということなのかもしれません。
 確かに、今はゴミの分別は細かく、出し方も複雑でルールも厳しく、高齢の方は理解、対応共にいろいろと大変でしょう。マナー、道徳心の低下、とばかりは言えないかもしれません。上記スーパーが面する4車線道路で、お年寄りが横断歩道の無い場所で渡ろうとしているのを時折見かけますが、これもおそらくは横断歩道まで行くと非常に遠回りになる等の理由が主と思われます。高齢者のモラルの低下、ということが最近言われます。確かにそういう面もあるかもしれませんが、そうとばかりは言えず、高齢者を取り巻く側に問題がある、詰り、街のつくりや世の中のシステム等が高齢者にとって利用し難いもの理解し難いものになっているという場合もあるのではないでしょうか。若い人間でも大変に感じる世の中の変化の速さ大きさに、お年寄りが対応し切れていないという部分も、多分にあるように感じます。
 年寄り叱るな行く道だもの。

*年寄り叱るな行く道だもの:本当は「子供叱るな来た道だもの、年寄り笑うな行く道だもの」
*回収ボックス:発泡トレー、紙パック、PETボトル等のリサイクルの為スーパーなどに備えられている

 一年間有難う御座いました。来年も宜しく御願致します。  

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・緊急災害時動物救援本部(どうぶつ救援本部)
 http://doubutsukyuen.org/
・福島県動物救護本部(被災した犬・猫の新しい家族を探しています)
 http://kyugo-honbu.fva.or.jp/

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霜月十一日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 猫や犬とお暮らしの方は経験があると思うのですが、投薬には苦労しませんか?我が家の猫も薬が苦手で、飲ませるのには何時も苦労します。特に胃薬。人間用の胃薬も多く苦いですが、動物用も同様。非常に良く効いてくれるのですが、苦いのでなかなか呑んでくれません。口の中に放り込んでも、ペッ、粉にして水を加えペースト状にして上唇の内側に塗りつけても、唾液を出し捲くって流し出してしまう。本人も大変でしょうが此方も大変。
 そこで、病院で薦められ試してみた、米国グリニーズ社製の投薬補助の為の「ピル・ポ○ット」(味付)。見た目はちっちゃいカップ。触感は柔らかめの粘土。これを適度な量ちぎって薬を包み(薬をもち米とすればお萩の餡子みたいな感じに)口の中に放り込む。一方的に口に入れられること自体は嫌がりますので、一発で呑みこんでくれる成功率は7割ほど。しかしペッとされてもそのまんま出てきますので再トライが簡単。現在は仏国ロイヤルカナン社製の同様のもの(犬用ですが猫もOK)を使用していますが、こちらも同じ様に呑んでくれます(硬めなので少し指先で暖めて柔らかくして)。人間のあかちゃんに投薬する為のゼリーがありますが、あのようなものです。重宝しています。
 ワンコ、ニャンコへの投薬で苦労されている方、国内メーカーからも同様の投薬補助食品(ミネルバコーポレーション「フレー○ードゥ」)が出ていますので、いろいろ試してみては如何でしょうか?呑ませるこちらも楽ですが、呑まされる動物達もきっと楽だと思いますよ。

*仏国ロイヤルカナン社製:この商品「タブ・ポケッ○」はオーストラリア製造ですが、残念ながら鳥インフルエンザ問題で同国の鳥肉を使用した製品が輸入制限されたため現在販売停止になっています。なお、当商品に使用されている鳥(七面鳥)肉はインフルエンザ発生農場からは供給されておらずまた加熱処理されているため問題はないそうです

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神無月九日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 「スウェーデン・リレー」ってご存知でしょうか?第一走者100m、第二走者200m、第三走者300m、そしてアンカー第四走者は400mと、計1km走るリレー。嘗てスウェーデンで人気があったためこう呼ばれるのだそうですが、学校レベルの運動会・体育祭などで行われることはあっても、世界レベル、国レベルの大会では実施の無い、人によっては全く知らないという可也マイナーな競技。
 このリレー、私は思い出があります。
 リレーといえば学校の運動会では花形競技。我が母校の中学でも最終競技としてクラス対抗で行われていましたが、そのリレーがこの「スウェーデン・リレー」。各クラス最も50m走のタイムの良い四名が選ばれるのですが、当然ながら誰もアンカーを勤めたがらない。私がメンバーに選ばれた我がクラスでも全く同様。が、何故かそこで変な男気を出して手を上げたおバカがいました。「俺やるよ」と。それが当時中二の私でした...。
 結果は、見事一位。それもゴール寸前で猛然と追い上げる学校一の韋駄天、伊達君が今まさに私を追い抜く...という寸前に何故かすっ転んでしまうと言う結構にドラマチックな結末。私は練習はそれなりしたとはいい、未経験の400m全力疾走という中で全く余裕が無く、レース後にはじめてそのことを知りました。ゴール後も脚が勝手に前に進もうとして止まれない。係りの三年生のお姉さんに抱きとめられ二人諸共に地面に倒れこんでやっと止まるという状態。あんなに苦しい思いは空前にして絶後。心臓も肺ももうマックス。やんなきゃ良かったと本当に思いましたよ。
 後日、リレーのタイムが学校新だったことが判明し、記念のメダルを頂いたのですが、何も無かったのでしょうね、メダルの裏を見ると、「19×× 朝○新聞社」と、二年前の西暦と運動会とは全く無関係の新聞社名が...。今も向かっている机の引き出しに、ちゃんと仕舞っていますけどね。

*リレー:「運動会の団体競技と言われて、一番に思い浮かぶのは何ですか?」という某サイトのアンケートで、リレーは≒32%の方が一番に上げ一位でした。因みに二位綱引き≒24%、三位玉入れ≒14%
(回答期間:'12年8月31日-9月1日 回答総数:72078件)

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・東日本大震災東京都動物救援本部(9月30日で閉鎖されました)
 http://www.tokyo-doubutsukyuen.org/

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長月十九日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 我が家の庭には昔から、ヒキガエルが一匹か二匹、何時も住んでいます。暑い時節は、ヤツデの枯葉の下や樋の排水口の中などで涼んでいて、時折驚かされたりします。
 最近も一匹、庭の彼方此方で見かけるヒキガエルがいました。ところが、先月末の大雨の翌朝、ヒキガエルが家の前の道路で車に轢かれていたのです。場所は庭を出てすぐの所、頭が向いているのは道路を向こう側へと渡る方向。時々見かけていた個体と同じ様な大きさでした。
 これは、我が家の庭にいたヒキガエルだろうか...?同じ個体かどうか確かめる術はないけれど、状況を考えるとそうっぽいな...。
 結構ショックでした。そんなに気にかけていた訳ではないのですけれど。
 自分でも意外なほど凹んでいた、そんな今月初めの或る日、植木鉢に水をやっていたら、植木鉢棚の台になっている横向きに置いたコンクリートブロックの穴の中から、ヒキガエルの頭が...くりっと円らな瞳が...。あなた生きていたのか。

 おそらくは見かけていたのと同じ個体と思います。確言はできませんが、やや赤味の強い皮膚の色、多分そうでしょう。車に轢かれた個体は黒っぽい色でしたから。
 轢死したヒキガエルに、合掌。

*ヒキガエル:日本には4種1亜種が生息(1種は外来種)。主に西日本に分布するニホンヒキガエルと東日本に多い亜種アズマヒキガエルとがよく見かけるもの。体色に変異が多い。

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長月一日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 唐突ですが、今号より、当メールマガジンに『はけの下』と言うタイトルを付けさせて頂きます。
 「はけの下」と言うのは、店主の暮らす周辺地域の地名です。詰りこのメルマガも「はけの下」で書いている訳です。
 この「はけの下」の「はけ(ハケ)」とは、地域によっては馴染みの無いものかもしれませんが、崖を指す古い言葉で、当地では主に、古多摩川が南に以降しながら形成した河岸段丘崖或いはその連なりである崖線及びその下の湧水のある窪地などを指します。武蔵野地域(或いは関東)に多く見られる方言とされています。
 「はけの下」(或いは「はけ下」)は地名とは言い、現在は地元のみで使用・通用するような俗地名で実際の住所としては存在しませんが、嘗て数十年前までは字名として使われていた所もあります。私としては何かとても懐かしい思いを感じる地名です。まだ人も車も少なく、今は多く緑地として親しまれている「はけ」が、里山として暮らしに密着し機能していたような時代を髣髴させる、そんな言葉です。

 以前より何かタイトルを付けたいな、と考えておりましたが、なかなか思いつかず、今となってしまいました。本当に唐突で済みませんが、今後も、宜しく御願致します。

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葉月二十二日

今日は。ユーズド・ブックス・キャロット店主です。

 セミが鳴きます(今も窓の外で鳴いています)。
 我が家は築50数年と古いので、庭は狭いですが樹木が生い茂り一部の樹は可也育って大きい。よってこの時期、セミがやって来て良く鳴きます。夏季を通じての種別飛来比率で言いますと、アブラゼミが凡そ60%、ツクツクホーシが凡そ30%、ミンミンゼミが凡そ10%と言った感じでしょうか。ヒグラシは一夏に数回程度の訪問しかありません。ニイニイゼミは残念ながらまだ聞いたことがありません。
 この飛来比率は、この地域で聞くセミの種別の比率と凡そ同じ様なものです。アブラゼミが圧倒的に多く、次にツクツクホーシ、それにミンミンゼミが続き、ヒグラシとニイニイゼミは偶に聞く、といった感じ。この東京西部多摩地区の市街地・住宅地は似たようなものと思います。
 でもこの種別の比率、私が子供の頃とはちょっと変わってきています。
 私が子供の頃は、ミンミンゼミがいなかった。千葉県外房南部の祖父母の家に遊びに行ったときなどミンミンゼミの多さを珍しく感じましたが、ここ20年ほどは多摩もミンミンゼミが増え、珍しさなど全く感じなくなりました。逆に子供の頃は珍しくはなかったニイニイゼミが一時期全く聞かれなくなっていました(最近また稀ですが聞くようになりました)。まるでミンミンゼミと入れ替わるように退場したかの様な印象もあります。
 この「ミンミン増加・ニイニイ減少」については、都市化による乾燥化が進んだ結果、湿った土壌を必要とするニイニイが減り逆に乾燥を好むミンミンが増えた、等諸説あるようですが、真相は不明です。

 西日本に多い南方系のクマゼミが、南関東など東日本でも増加が見られるようになっています。原因は不明ですが、温暖化による気候変動の影響との見方も有ります。セミに限らず、ある生物の増加や減少、或いは行動・分布の変化は、多くの場合人間の活動による環境改変によって起こる場合が多いと考えられています。皆さんのお住まいの地域では如何ですか?身近な生物の生息や行動に何か変化はありますか?
 ちょっと注目したら、いろいろな事柄が見えてくるかもしれません。

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葉月六日

今日は。ユーズド・ブックス・キャロット店主です。

 レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)というハード・ロック・バンドをご存知でしょうか?1969年にアルバム・デビューし1980年にメンバーの死を受けて解散するまで活動した、今オリンピックで盛上がるイギリスを、いや1970年代を、いやロック界を代表するバンドの一つです。現在までにその総レコード(CD)売上は全世界で3億枚を超えるといわれています。ピンとこないかもしれませんがこの数字、マドンナと並び、ボブ・マーリーを超えるものです。スゴイでしょ。
 数々のやんちゃ伝説でも有名なこのレッド・ツェッペリンですが、こんな話もあります。
 時は1971年、初来日時。東京と大阪のライヴの合間を縫い広島を訪れた彼等は、原爆ドーム近い県立体育館(現県立総合体育館)でフル・セットのチャリティー・ライヴを行い、売上凡そ700万円を、広島市長を通し、被爆者救済のために寄付しました。
 我々の仲間(人類)が行った行為に申し訳なさ、恥ずかしさを感じる、といったメッセージを彼等は残したそうですが、同時に、音楽は人びとに平和と喜びを齎すもの、とも語ったそうです。

 本日8月6日、ツェッペリンの代表的楽曲であり、音楽の持つ力について歌ったとも解釈される「天国への階段(Stairway to Heaven)」を、久しぶりに聴こうかな。ここは字義通り核の不安のないヘヴンをイメージして。

*売上の数字は諸データあり必ずしも正確とはいえませんが一般的に挙げられることの多いものです
*1970年の大卒初任給は凡そ4万円、2010年では凡そ20万円なので当時の700万円は現在に換算するとそれ相応の額になりますか
*「天国への階段」とは「危ないお薬」の意だとか、特に意味は無い、とか抽象的な詞に対し解釈は多々ありますが、トータル非常に厳粛な感を抱かせる美しい作品です

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文月九日

今日は。ユーズド・ブックス・キャロット店主です。

 本年2月のものですが、こんなデータが有ります。
 「旅行に行くとして、国内と海外どちらに興味がありますか?」と言う設問に対し、60.7%の方が「国内」、31.6%の方が「海外」と答えています(他は「興味がない」.回答総数53484件)。
 そんな人気の国内旅行で、この梅雨期から本格的な暑い時節にかけ、暑熱を避け北海道へ行くことをお考えの方は多いかもしれません。年間通じて高人気だし。
 旅行が苦手で、飛行機に乗ったこともなければ本州から出たことすらないに等しい私ですが、それでも「何処其処に行ってみたいなぁ」と思うくらいのことは、過去現在含め有ります。原爆ドーム見学したいし、日本海も見てみたい(東北も行きたい)。ヒマラヤの山並も見たいし、バッハ所縁の教会も行ってみたい。憧れはなんだかんだ結構あるのです。が、しかし、過去現在含め何故か北海道に憧れを感じて来なかったのです。
 山歩きが好きで、全国の山々に妄想登山を繰返していた少年期も、何故か北海道の山、大雪山や羅臼岳、斜里岳、後方羊蹄(しりべし)山等など良い山が沢山あるにも関わらず、登ってみたいと思わなかった。PC壁紙をネットで探し、あっイイナと思ってもそれが北海道の風景だと判明したとたんスルーしてしまう。何故?ホントに不思議。自分でも全く理由が解らないのです。

 北海道の関係者の皆様及び北海道を愛する皆様、お許し下さい。何故なのか自分でも全く不明なのです。国立駅前に店舗があった当時、何人かの北海道出身のお客さんが語ってくださった北海道話は楽しかったし、けっして北海道に悪い印象がある訳でもなく、まして嫌いな訳では全くないのです。
 これからは心入れ替え、PC壁紙にも北海道の風景を使用して行きたいと思っていま
す。

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水無月六日

今日は。ユーズド・ブックス・キャロット店主です。

 福井県大飯原発3・4号機の再稼動については様々な見解があると思います。
 私としては、立地地と消費地の対立が見え隠れするが気になる。また原子力の問題は経済・産業面と同時に長期的な安全面を十二分に考慮して欲しいと考えるのですが、どうも前者ばかりが議論に上げられ、使用済み核燃料処理の問題など長い未来に渡る安全性の問題が殆ど議論されていないのが気になる。
 夏季だけ大飯だけの限定的な再稼動はない、上から目線で「容認」などと言われたくはない、というのは地元の率直なお気持ちと思います。しかし、こと原子力の問題は、立地地・消費地などの垣根を越え、幾千世代の後の将来にも及ぶ「人類」或いは「地球」の問題として捉えたい。

 原子力は再生可能エナジーに変わるまでの過渡的存在、と捉え、短期的には安全性確保の上で最小限の再稼動、長期的には廃止、と言う流れをつくり、産業や雇用も徐々にシフトさせて行くというのが現実的、という気がするのですが。

 原子力関連記事:
 北の離れ'12年4月10日(http://ub-carrot.com/webX.12.html#20120410)

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皐月四日

今日は。ユーズド・ブックス・キャロット店主です。

 新潟佐渡のトキの雛が、順調に育っているようです。この先も順調、と仮定すればですが、巣立ちは今月下旬頃となるようです。
 2008年に再導入(野生復帰)が実施されてから、初孵化まで四年掛かりました。一足先に再導入が実施された兵庫県のコウノトリは、2005年に放鳥され、二年後には野生下第一世代が巣立ちました。それに比較すると、大分と時間がかかり、やきもきしました。野生下第一世代の誕生は時間の問題、何時かは実現するだろう、とは思っておりましたが、正直なところ、それでもね、一寸心配しておりました。

 2005年から現在までに、トキは78羽が放鳥されましたが、2012年4月22日時点で生存数は45羽に過ぎません(保護・収容が2羽)。生存率は≒6割ほど。当然とはいえ、厳しい自然界での現実です。
 私は残念ながら子育て経験がないので今一つイメージがし難いのですが、それでも、育ち盛りの子を抱えた杉の樹上の若いカップル(母2歳、父3歳)の苦労は、或る程度は想像できます。

 3羽の子等に嘴を突かれ食事を強請られる父トキの姿(下記放鳥トキ情報サイトの動画)には、父性を刺激されたのか、一寸泣けました。子の居ない私ですが、多少は「父」的要素があるということでしょうか?

 ・野生復帰ステーション 放鳥トキ情報:http://ibis-info.blog.ocn.ne.jp/diary/
 ・トキ参考:http://ub-carrot.com/webX.03.html#tokikounotori
 ・コウノトリ参考:http://ub-carrot.com/webX.07.html#070303

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卯月一日

今日は。ユーズド・ブックス・キャロット店主です。

 昨年三月の震災は、各方面に多大・多様な影響を及ぼしていますが、様々なNPO法人の活動にも大きく影響を及ぼしているようです。
 寄附が集まらないのだそうです。震災関連以外の支援活動をしているNPO法人に。
 昨年三月以降、「今回は震災の方に回したいから」、「今は義援金に回したいから」と言う支援者の方が多く、寄附収入激減となり、活動に支障をきたすNPOも多いと。
 内閣府のデータ(2010年)で、NPO法人の総収入に占める寄付金の割合は、平均で5.5%ですが、年間総収入100万円以下のNPOに限ると15.9%と三倍近くに増えるとか。小規模なNPOほど、寄付金減少の影響をもろに被ることになる訳です。
 NPOに関しては余り詳しい知識を持ち合わせていませんが、おそらくお店と同様、小規模なものは小規模なものなりの長所を持ち合わせている筈なので、そうしたNPO法人が活動を低下させるような状況になることは当然好ましくは無い。確かに私も、寄附に関しては震災以降、被災者支援や被災動物支援NPOに殆ど(と言うか全部)回してしまっています。ネット上に貯めていたアレやコレやのポイント全部と、スーパーのポイントの幾分か(残りは生活費にさせて頂いております)等。

 寄附に回せる予算は限られますから、致し方ない部分は有るとは言い、支援を必要とする存在は、常に広く多様にあると言うことは、忘れないようにしていたいです。

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弥生十日

震災発生より一年。被災された皆様に、改めてお見舞い申し上げます。

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今日は。ユーズド・ブックス・キャロット店主です。

 一年前の今日に戻りたいと、思っておられる方は多いでしょうね。

 一年前の今日、翌日カタストロフが訪れる等、誰も考えず、殆どの方が、何時もと同じ明日が来ると、無意識の内に考えていたでしょう。震災で亡くなられた方々も、明日で自分の生命が絶たれるなど、思ってもいなかったでしょう。
 「現実」は本当に残酷です。「現実」こそが本当の悪夢だと、今更ながらに思います。でも、その「現実」こそが、存在の全て。その中に喜びもある。

 其々の人が、其々に問題を抱えて日々暮らす中、被災地や被災者の方々の存在を、忘れてしまう時間は、正直、時が経つにつれ増してゆきます。でも、節目節目に思い起こし、考えてゆきたいと思います。

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如月四日

今日は。ユーズド・ブックス・キャロット店主です。

 今、夜空を見上げると、なんと言っても目に付く星は西空に明るい金星と木星ですが、星座で言えば矢張り「オリオン」。南の空に大きく構える冬の夜空の主役。左上に赤く光るアルファ星「ベテルギウス」が確認できますか?
 猟師オリオンの絵で言うと棍棒を振り上げた右脇、見た目の鼓型で言うと左上角に当たる部分に光る赤い星。このベテルギウスがその一生を今、終えようとしているのです。
 「今」と言っても、天文学的な意味での「今」なので、明日かも知れないし、100万年後の何時か、かも知れないでのですが、何れにしろ「近々」超新星になりそうなのです。
 超新星というと新しく星が誕生するようなイメージですが、実際はそうではなく、太陽の8倍(30倍以上は爆発後ブラックホールになると考えられている)以上の質量を持つ恒星がその生涯の最期に起こす爆発現象です。
 この爆発の際自転軸から2度の範囲に強烈な放射線が周囲に放射されるのですが、地球は自転軸から20度離れているのとベテルギウスからは≒640光年離れているため我々には殆ど悪影響は無いと考えられています。でも、若しベテルギウスの超新星爆発が影響する範囲に生物がいたら...大変です。地球に起こった過去の生物大量絶滅も近傍での超新星爆発が影響しているのでは、との考えもあります。

 生きているうちに超新星が月ほどの明るさになるのを見てみたいですが、その周囲への影響や、オリオン座が形を変えてしまうこと等を思うと、ちょっと複雑です。

*アルファ星:星座中最も明るい星
*超新星:大きく分けてI型とII型に分類されベテルギウスの様なタイプはII型

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睦月一日

新年を迎え、ユーズド・ブックス・キャロットより、皆様にご挨拶を申し上げますと共に、昨年の地震、津波、原発事故、及び風水害により被災された皆様に、改めて心よりお見舞い申し上げます。

昨年は当メールマガジンをお読み頂き、有難う御座いました。本年もまた、宜しく御願致します。

この星の新たなる一公転が良き時となりますように

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