Used Books CARROT | MYSTIC RHYTHMS

§Used Books CARROT:メールマガジン「はけの下」 バックナンバー
(新入荷・新掲載のお知らせ部分は除かせて頂きました)


2014

卯月三十日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 2003年以来、長年ご愛読頂きました当メールマガジンですが、お世話になっておりました「マリンナビ」さんの配信代行サーヴィスを含む全サーヴィス停止に伴い、この度発行停止とさせて頂くこととなりました。読者登録して頂きました皆様にはご迷惑をおかけ致し、誠に申し訳御座いませんが、何卒ご容赦のほど、宜しく御願致します。

 長年のご愛顧・ご愛読、誠に有難う御座いました。また「マリンナビ」さん、長きに渡りお世話になりました。

 有難う御座いました。

(バックナンバーはこの後もお読み頂けます)

....................................................

・どうぶつ救援本部
 http://doubutsukyuen.org/
・福島県動物救護本部(被災した犬・猫の新しい家族を探しています)
 http://www.fuku-kyugo-honbu.org/

―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━

卯月十八日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 ここ東京郊外多摩は、ヤエザクラも終わりに向かい、去り行く桜色に代わり、まさに新緑の怒涛が波がしらを砕かせて平野を埋め尽くさん、と言った勢い。公園も寺社の森もまた雑木林も、淡い緑・黄緑のグラデーションで覆われ始めています。
 夏場の緑、冬場の枯木立の場合、一様なカラーで解りにくいですが、この新緑の頃は、樹種による芽吹きの時間的ずれや新葉の色の違いがあるため、林や森が多くの樹種で構成されているという事が、秋の紅葉・黄葉と同様良く解って面白い。
 植生やその構成種は、緯度や標高の高低で異なるので、様々な地域にお住いの皆さんには、それぞれに異なる新緑風景があったりするのでしょうね。旅行の苦手な私(乗り物が超苦手)は多摩の新緑風景しか知りませんが、機会があれば、生きてるうちに是非異なる風景(例えば東北)の新緑を見たいものだと思っておるこの頃です。

*植生:ある場所に生育する植物の集団。森林や草原等々。植生は温度と降水量に密接な関係を持つので、標高や緯度が異なればタイプも異なる。日本は大体どこも降水量は多いので多くは温度の違いでタイプが決まる

....................................................

・どうぶつ救援本部
 http://doubutsukyuen.org/
・福島県動物救護本部(被災した犬・猫の新しい家族を探しています)
 http://www.fuku-kyugo-honbu.org/

―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━

弥生十九日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 長年世話になった和室の丸形蛍光灯が大分と古くなり、蛍光管に接続するソケットはボロボロと崩れ、プルスイッチ(ひも式のやつね)も根元から切れ、ついに交換することとなりました。我が家初のLED照明に。
 気のせいか蛍光管よりも光がソフト。消費電力は70%の明るさ(二段階の明るさに調節できる。他に小さい常夜灯がある)だと今まで30W×2の蛍光管を使用していたので≒48%で済む。もっと早く換えればよかったのですが、引掛けシーリング(天井付けコンセント)がないので電気屋さんに工事を頼まねばならず、なかなか思い切れなった。
 これを機会に、五か所ある白熱灯を一か所を除き全てLED電球に変えました。全て40W型電球だったのでそれに相当するとされる485lm(ルーメン)の電球をすでに買い置きはしてあったのですが、切れないうちに変えて捨てるのはなぁ、と躊躇っていました。でも思い切って交換(一応旧電球は物置に保管)。
 旧白熱電球がもう相当使い込まれていた所為か、同程度の明るさではなく新LED電球は可也明るい。一つだけ325lm(30w型相当)のものがあったのは、枕もとの読書用スタンドに使いましたが、40Wの旧白熱電球よりも大分明るい。これだけ明るくて消費電力は6W程度。40W白熱電球6〜7分の1程。しかも熱くない。
 一か所だけ変えなかったのは、年数回、一回に数分も点けないような場所なので、ここだけは切れるまで使おうと考えた為です。

 今回換えた蛍光灯・蛍光管も白熱電球も、みんな長年乙でした。

*ルーメン(lumen):ラテン語で「昼光」。光源が全ての方向に放射する光の量を表す単位

....................................................

・どうぶつ救援本部
 http://doubutsukyuen.org/
・福島県動物救護本部(被災した犬・猫の新しい家族を探しています)
 http://www.fuku-kyugo-honbu.org/

―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━

如月二十八日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 先日の関東甲信を中心とした大雪の影響、皆さんのお住まいの地域では如何でしたでしょうか。被害を受けられた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
 ここ東京郊外多摩平野部も、積もった。そこそこ長く生きて、何度かこの土地で大雪を経験してきましたが、記憶にある限りでは最大の規模。然も二週連続の大雪は初。「北の離れ」2月18日分にちらと書きましたが、14日22時半頃に計測した積雪は、我が家の前の生活道路の中央部で≒19cm、庭のテラスの深い所で≒30cmありました。降り始めた当初は、「記録的」と言われた8日の雪程ではなさそうだな、と少々高を括っておったのですが、この時間あたりからは、衰えない降雪の勢いに、これは記録更新するかも、築数十年の我が家は果たして雪の重みに耐え得るのであろうか、と少々心配になってきた。吹雪かれながら道路に出、見上ぐれば、嘗て見たことがないほどに、ふっくらとした超高級羽毛布団の様な雪が屋根に積み重なっている。8日の雪は東京ではホントに珍しくさらさらと乾いた軽いもので、積もった雪が風に吹かれ舞う姿を見るほどでしたが、14日は雪質が重かったのですよ、東京に多いパターンで。
 8日の雪は上記の様にさらさらの乾いたものでしたので、降った割には比較的早く溶けてくれたのですが、それでも雪掻きで積み上げた部分は結構残っていました。そこに14日の重い雪。日の当たらない我が家の庭には、ため息が出そうなほどの白い堆積。8日の雪が消えて新たに積もった部分で最も深そうなところが≒52cmありましたが、8日の残り雪にプラスされた部分は当然もっとありました。雪国の方には笑われそうですが、東京平野部ではホント、くりびつなのですよ。
 普通大雪の後でも、雪掻きは場所的には自宅前の道路と庭の一部及びご近所のお年寄りのお宅前だけ、期間的には1日か2日で済むのですが、今回はそうはいきませんでした。庭の雪を前の道路に出して溶かさねば何時消えるやらも見当が付かぬほどの量なので、十日以上雪掻きしていました。狭い道路に通行の邪魔にならぬ様雪を陽に晒すためには少しずつしか出せないのでね。
 14日の数日後、雪となるかも、との予報があったので(実際には降らず)、心配になり、生まれて初めて屋根の雪下ろしをしました。植木の選定で屋根には上り慣れていますが、雪積もる屋根は別物でした。滑る足元に、雪国の方のご苦労をほんの僅かでしたが、知る思いでした。

 今回の大雪や欧米の寒波・大雪は地球温暖化と関連しているのではなかろうか、という事も言われています。その辺りの詳細は不明ですが、温暖化の進行による気流の変化や海水蒸発量の増加で、地域により降雪量が増す場合もあると考えられています。また一般に、温暖化の進行は気候の極端化を伴うともされています。
 「地球温暖化」は「気候変動」と同義で扱われる場合が多いことを忘れないようにせねばなりませぬ。

*気候変動(climate change):一般に、人為的な要因によって起こされる種々の気候の変化を指す(非人為的なものを「気候変化」と呼び区別する場合もある)。日本では「人為的」と言う部分で地球温暖化(global warming)とほぼ同義で使われる。海外では「地球温暖化」は余り使われず専らこちらの語が使用されるとか

....................................................

・どうぶつ救援本部
 http://doubutsukyuen.org/
・福島県動物救護本部(被災した犬・猫の新しい家族を探しています)
 http://www.fuku-kyugo-honbu.org/

―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━

睦月二十六日

今日は。Used Books CARROT店主です。

 本年はじめてのメルマガとなります。昨年同様、2014年も、宜しく御願致します。

 「北の離れ」1月1日分にも書きましたが、我が家の辺りからは「はけ」をあがれば、多摩の一部で「富士隠し」とも呼ばれる大室山(おおむろやま)の背後に富士山が良く見えます。特に冬場は大気も澄み山体も雪を纏っているゆえ他の季節よりも目に映える。私の様な屈折者もねじ伏せる「偉大なる通俗」は美しくて良いのですが、一寸心配にもなる。何故と言って、富士山が見事に望めるという事は、それだけ距離も近いという事。噴火したら大変だろうな、と思ってしまうのです。
 富士山は同じ場所で多くの噴火が繰り返されて出来た複成火山で、現在われわれが見ている山体は「新富士」と呼ばれ、≒1万年前から始まった火山活動により形成されたものです。この「新富士」火山の現時点での最後の噴火が、1707年(宝永四年)12月16日から大晦日まで続いた「宝永大噴火」。溶岩の流出はありませんでしたが、大量の火山灰(直径2mm以下の火山噴出物)を広範囲に降らせました。このとき江戸市中には2〜4cm程のスコリア(黒っぽい軽石)や火山灰が積もったとか。
 この宝永噴火と同程度の噴火が今起こったらどうでしょう。勿論地域により影響は異なりますが、東京はどうであろう?と富士を眺めるとき、都民の私は考えてしまう。
 まず交通は大混乱でしょうな。一時的であれ鉄道や空港はストップするでしょうし、2010年のアイスランドでの噴火のときのように暫く航空機の運航は影響を受けるでしょう。自動車も火山灰でスリップしたり視界不良になったりして可也混乱するでしょう。湿った火山灰が付着して送電線が断裂するかもしれません。火力発電所のタービンが詰まり影響が出るかもしれません。電子機器への影響も考えられます。当然農作物にも影響が出る(東京にも農地は結構あるのです)。舞い上がる火山灰で呼吸器疾患も増える(江戸でも多かったという)。洗濯、買い出し、通勤・通学・・・、日常活動もスムーズには行かないでしょうね。一面覆い尽くす火山灰をどの様に片付け(水で流すと固まって詰まる)どこに集積するのか等々、住民も行政も降灰処理に全く馴染みがないゆえ相当狼狽するだろうな。

 火山活動の影響を受け無い所を探すのは困難かもしれないこの火山列島に住む以上、噴火については心しておらねばな、と家並の上に富士を見る度、思う次第です。

*大室山:山梨・神奈川県境にある標高1,588mの山。多摩の一部地域からは富士山の手前に重なって見えるが、富士を隠すように見えるのは西部の方
*はけ:河岸段丘崖或いはその連なりである崖線及びその下の湧水のある窪地などを指す武蔵野地域に多い方言
*偉大なる通俗:深田久弥氏は「日本百名山」の中で、万人を納得させる桁外れの通俗性を持つ富士をこう評した
*宝永の大噴火:この49日前に南海トラフを震源域とする「宝永の大地震」が起きており噴火との関連性も指摘されている。因みに赤穂浪士討ち入りはこの4年前の1703年(元禄十五年)
*火山灰:当然江戸よりさらに富士山に近い地域では影響は大きく、大量の火山灰が原因となり土石流や洪水また農地の壊滅など甚大な被害が出ている
*2010年のアイスランドでの噴火:エイヤフィヤトラヨークトル氷河に覆われた火山が噴火。火山灰がヨーロッパ上空に滞留し航空関連に大きな混乱を引き起こした

....................................................

・どうぶつ救援本部
 http://doubutsukyuen.org/
・福島県動物救護本部(被災した犬・猫の新しい家族を探しています)
 http://www.fuku-kyugo-honbu.org/

メルマガTop  店主雑記:北の離れ