北の離れ '07年版
古書店ownerが綴る古本屋な日々... profile
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
|
'07
12/24 あと一寸か... |
|
'07
11/27 食品表示―こっち(消費者)側の問題 |
|
'07
10/23 異変 |
|
'07 7/30 図書館でCD
|
|
'07
6/29 寸断紙 |
| '07
5/6 剪定枝 今の時期、庭の木々は枝を伸ばし葉を繁らせる。見ていて気持ちが良いくらい元気。明るい緑の若葉は常緑樹の濃い緑の葉とのコントラストも美しい...のは良いのですが、何せ大して広くは無い庭。繁る木々に陽射しを奪われすぐに真っ暗になってしまう。しかも、枝々はお隣の庭にまで空中より侵入してしまう。為にスギ花粉症も収まる毎年この連休時期は、毎日木々の剪定作業に追われる。まぁ基本的に庭弄(いじ)りは好きですので、左程苦にはならないのですが(腰は痛いですが...)、気になるのは大量に発生する剪定枝(せんていし。枝の切りくず)。当方の自治体では、可燃ごみは所定の場所に設置されたスチールBOXに集めるのですが、自転車に大量の枝葉を積み運んで行けば、BOX内には同様の枝葉の山。「何処のお宅も同じなのね」と、見知らぬご近所さんに親近感を抱いたりする...のは措いといて、この剪定枝、大して広くも無い我が庭ですら結構な量になるのに、お宅によっては相当な量になるでしょう。現在うちの自治体は、一般家庭の場合ごみ処理は無料(粗大ごみ等は有料)ですが、ごみ処理有料化の地域にお住まいの方は、剪定枝(或いは落ち葉)の処分費用は、お宅によっては結構な負担になるでしょう。昔は、我が家もそうでしたが、剪定した枝や落ち葉は各自庭で焚き火なぞして処分していました。でも、現在の住宅街では、それもならず、困るでしょうね。 唯でさえ、一寸大袈裟に言えば、日々消えゆく住宅街の緑。「処分費用が大変だから木を切ってしまおうか...」等ということになっては、ますます緑は減る一方。また、落ち葉は庭の外まで飛んで行きますから、「なんで他所のお宅の落ち葉をお金払って処分しなけりゃならないの?」等という意見も出るでしょう。昔は大抵どの家にもそこそこ木が植わり、落ち葉は「お互い様」で済む様なところがありましたが(他所に迷惑かけちゃイカンのは当然ですけれど)、現在は、木々の多い古い住宅と木々の少ない新しい住宅とが混在する所が多いので、難しいでしょう。「他所に迷惑だから木を切っちゃおうか...」となる場合もあるやも。ますます緑が減る...と言うことになりはしませんかね。ごみの減量促進と言う、環境を考慮したごみ有料化によって、逆に生活環境が悪化してたら、シャレにならん。 ひとつ考えられるのは、一般家庭の場合、剪定枝や落ち葉は、有料化の対象から除外すると言う手ですよね。例えば、各世帯に剪定枝・落ち葉用の収集袋を適宜配布し、其の分に関しては無料で収集・処分できるようにするパターンや、剪定枝・落ち葉は土に還す、詰まり堆肥化等を促進する等、一般ごみとしてではなくリサイクル対象とする、と言うパターン。本当は、各自庭で堆肥化するのが良いのですが、流石にそこまでのスペースは無い場合が多いですし、庭木の多いお宅は高齢者世帯が多いですから、体力的にも難しいでしょう(堆肥化するには細かくして積み、水をかけて定期的に切り返す(掘り返し混ぜる))。剪定枝や落ち葉などの「ごみ」を減らそうと思ったら、一般家庭の場合、実質、木を減らすしか方法はない、と言うことになってしまう。剪定枝や落ち葉などを「ごみ」ではない、とする視点・システムが必要になるのではないでしょうか(バイオ燃料に使えないかな?...)。実際、上記の方法は、結構多くの自治体で実施・検討されています。すでに、実施されている地域の方々にしてみれば、何をいまさら...でしたね...。 因みに、現在東京でごみ有料化を実施している自治体は以下の通りです(括弧内は実施年度)。 奥多摩町(S.30年) 青梅市(H.10年) 日野市(H.12年) 清瀬市(H.13年) 昭島市(H.14年) 福生市(H.14年) 東村山市(H.14年) 羽村市(H.14年) 調布市(H.16年) あきる野市(H.16年) 八王子市(H.16年) 稲城市(H.16年) 武蔵野市(H.16年) 瑞穂市(H.16年) 小金井市(H.17年) 町田市(H.17年) 狛江市(H.17年) この内、緑化等の観点から、剪定枝や落ち葉の無料化を実施している自治体は、以下の12自治体です。 日野市(戸別収集は大きさ・量に条件あり。指定収集拠点の場合量制限なし) 清瀬市(落ち葉のみ。ボランティア袋使用) 昭島市(大きさ・量に条件あり) 福生市(大きさ・量に条件あり) 町田市(量に条件あり) 大和市(大きさ・量に条件あり) 東村山市(大きさ・量に条件あり) 羽村市(大きさ・量に条件あり) 八王子市(大きさ・量に条件あり) あきる野市(枝のみ。大きさ・量に条件あり。公共用地落ち葉はボランティア袋使用で無料) 武蔵野市(大きさ・量に条件あり) 狛江市(大きさ・量に条件あり。剪定枝は予約制) また、ごみ有料化を検討・予定している自治体の内、剪定枝・落ち葉無料収集を検討中の自治体は、 三鷹市 多摩市 となっています。 (現在調べられる範囲で調べてみました。条件他内容に間違えがあったらご容赦を。体力・気力が持たず、東京以外の自治体に関しては、調べられませんでした。御免なさい...) 剪定枝や落ち葉を焼却することにより、それら自体から排出されるCO2は、木が翌年、同量の枝を伸ばし、同量の葉をつけると仮定すれば、同量のCO2を大気中から吸収・固定することになるので、大気中のCO2を増加させることにはならない(ごみ運搬に伴って排出されるCO2や焼却時に使用する燃料からのCO2排出は別ですが)。住宅地の樹々は、個々の場合は、日照が遮られたり、大量の落ち葉で屋根が傷む等など、問題(此れは此れで考えなければならない)も起こるでしょうが、総体的にみれば、気象を緩和し、大気を浄化し、CO2を固定しO2を生産し、多くの小動物達に生活の場を与え、景観を豊かにし、又我々に季節を教えてくれる等々、物理的或いは精神的環境にとってプラスを多く齎してくれるのですから、別個に捉えられて良いのではないでしょうか。剪定枝・落ち葉も有料という自治体、或いはこれからごみ有料化導入を検討されている自治体の方々には、是非その辺(あたり)、ご検討頂きたい。 ...地面に落ちた、剪定枝を片付けていると、「お、こんな所に知らない花が何時の間に...」とか、「お、葉っぱの裏にカタツムリの赤ちゃんが...」などなど、いろいろ発見があって結構楽しかったりするのですが、如何せん、首と腰に来る...。 *剪定枝:焼却されるだけでなく、チッパー(破砕機)で細かく粉砕し醗酵させ堆肥にしたり、雑草抑制材(地面に撒き覆う)、舗装材、飼育動物の敷材、或いは油吸着剤等に利用もされている *樹木による気象緩和:樹木は日射を遮り葉からの蒸散作用で気温上昇を抑制する機能を持つ。また風を遮る機能も持つ *樹木による大気浄化:樹木は大気汚染物質(窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx))を吸収する機能を持つ。特に落葉広葉樹(サクラ・ケヤキ・カエデ・イチョウ・ポプラ等)は其の機能が高いといわれている。光化学スモッグなどの原因物質(多くはオゾン(O3))などは葉の表面で分解される。また埃やスギ花粉なども葉の表面に付着し大気中から除去される |
|
'07 4/1 Prunus-桜 |
|
'07 3/3 コウノトリの死 |
|
'07 2/18 早くも... |
|
'07 1/21 重い行為 |
|
'07 1/1 賀正 |
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆