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■MEMBERS ・Gaddy
Lee(ゲディ・リー):ヴォーカル ベース ベース・ペダル シンセサイザー ’53生 Liveでも上記楽器を歌いながら一人四役でこなす。しかもBassは超一流。複雑でメロディアスなフレーズをヘヴィな音で「聴かせ」て呉れます。作曲担当。
・Alex
Lifeson(アレックス・ライフソン):ギター ’53生 一番地味ですが、そのカッティング(ギターによる伴奏)の切れ味は抜群。Liveでは一番目立つ(アクション&ギャグ)。作曲担当。
・Neil
Peart(ニール・パート(ピアト)):ドラム パーカッション ’52生 文学の範疇とも言えるような詞を書き、作品のコンセプト作りでも中心となる。唯一オリジナル・メンバーではないが、はっきり言ってバンドの中核(でも決して彼のワンマン・バンドではない)。Jazz的センスとハード&ヘヴな音の融合した超絶技巧ドラム。゛哲人ドラマー゛。
■ALBUM ・RUSH ’74 ★ Led
Zeppelin直系とも言えるストレートなHardRockサウンド。でもなかなかにドラマティック。ドラムはジョン・ラトジー。
・Fly By
Night ’75 ★★★ ニール登場。まだノリ勝負の雰囲気は残るも、組曲が早くも現われ後の大作主義の萌芽が見られる。知性的複雑系HardRockバンドの誕生。第四のメンバーとも言われるプロデューサー、Terry
Brown(テリー・ブラウン)との関係もここから生まれる。
・Caress Of
Steel ’75 ★★ アナログ盤の片面全てを費やす大作がついに登場。欧羅巴的な湿っぽさが漂う作品。全体的にはちと地味なアルバム。でも暫く続くことになる壮大さとアグレッションの同居した独特の作風はここに生まれると言える。 この作品からアート・デザインをHugh
Syme(ヒュー・サイム)が担当する。
・2112 ’76 ★★★★★ 初期を代表するアルバム。20分超の大作(アナログ盤A面)も小品(同B面)も共に良い出来で最高傑作に推すファンも多い。最もHard且つメタリックな作品。ここから全米ヒット・チャートの常連となり世界的バンドへ飛躍。 タイトル・ナンバーはプログレ界に数ある大作ものの中でも屈指の名作。
・All The World's A Stage
(Live) ’76 ★★ 彼らはスタジオ・アルバム四作発表毎にLiveアルバムを制作し、同時に音楽的に多少の転換をして行くと言う傾向が見られるのですが、それはここから始まります。
・A Farewell To Kings ’77 ★★★★
この辺りからプログレッシブ・ロック的部分が前面に強く出始め、RUSHの世界が音的にも精神的にも深みを増して行きます。英吉利録音と云う事もあってか、欧州プログレ的ウエット感と言う面では一番かも。 当作ラストの曲と次作のトップの曲は続き物となっております。
・Hemispheres ’78 ★★★★ 理性と感情、その戦いとより高い次元での融合(アウフヘーベン)を描いた表題作(18分超)を含む、最もプログレな作品。大作主義の頂点(全部で4曲)。超絶テク披露のインストゥルメンタル・ナンバーも見事。Yes、King
Crimson、EL&P辺りが好きな方には最も好かれるかも。
・Permanent Waves ’80 ★★★★★
前作までの古代史発掘的ファンタジックさ大仰さが少し陰を潜め、楽曲はコンパクトになり格段に親しみ易さを増し大ヒット(全米3位
全英4位)。でも詞はリアルになり更に鋭さを増していきます。 初期の感性に任せたようなスタイルと、後の深みを感じさせるようなスタイルとのバランスが、又ドラマティックな組曲と、シングル・カットも行けるようなキャッチィな曲とのバランスが微妙に美しく、個人的には最高傑作。
初めてRUSHを聴く方には、この作品か次作をお薦めします。単にビッグ・ヒット作であるからと言う事では無く、この辺りからならば、Hard且つ複雑な古い方へも、Pop且つコンパクトな新しい方どちらの方向に向って行っても、余り違和感無く進んで行けると思うからです。其れにナンと言っても作品として素晴らしい。
・Moving Pictures ’81 ★★★★★ 彼らの最高傑作に推される事の多い作品(全米3位
全英3位)。より深みを増した詞と音が彼らのアーティストとしての成長を如実に表しています。3人共にそのプレイの充実度は非常に高く、演奏をじっくり味わうには最適かも。でも一寸Darkかも...。ゲディのBassがブリブリとより目立ち始める。
・Exit...Stage Left(Live) ’81 ★★★★
複雑且つ親しみ易く且つ又高度な演奏力を必要とする楽曲を、見事にステージで再現しているLiveアルバムの傑作。ベスト・アルバム的選曲もナイス。超テクニカルな事がよ〜く判ります。 デビュー以来のアルバムを全てコレクションしているとジャケットでも楽しめます。
・Signals ’82 ★★★★ ここからシンセサイザーが前面に出始め、全体に無機的雰囲気が強まる。でも楽曲は更にコンパクトに又シンプルになり親しみ易くなって行く。ゲディのヴォーカルはシャウトを押さえたスタイルとなる。アレックスのギターはソロ演奏よりもバッキングに比重が移り、見事なまでに空間を構築して行く。ニールの目は近未来の人間と社会に向けられる。
・Grace Under
Pressure ’84 ★★★ 明るい雰囲気が何処か常に漂う彼らの作品の中で最もシリアスでダークな作品。ペシミスティックなムードは彼らにしては珍しい。2ndアルバム以来のプロデューサー、テリーと袂を分かち、何かを変えようと模索しているような姿が見える。賛否両論。 この当時のツアーで来日(武道館で観ました)。其れ以来来ていない...。
・Power
Windows ’85 ★★★★★ 前作とは打って変って明るく親しみ易い雰囲気に溢れた作品。ニールの詞は現実世界をときにアイロニカルにときにシニカルに描く。でも同時に人間を人生を又世界を信じ愛情を持って描いてもゆく。 この辺りから音の輪郭がシャープになりヘヴィさは薄れて行く。 HardRock、メタル、プログレッシブ・ロック等と言う、重くて暗そぉ〜な音楽はちと苦手と言う方には、この作品が入門編としてお薦め。軽快で躍動的。適度にハードでPOPなサウンドが堪能できます。
・Hold Your
Fire ’87 ★★★★ 可也ゴージャスなサウンド。POPと言う面では頂点的作品。詞も解り易い(別に難解な詞など本来書いてないですけどね)。でも作り込まれ少々「人間味」の薄れたサウンドかも。でも反面ゲディの歌唱は何時になく情感豊か。
・A Show
Of Hands(Live) ’88 ★★ "The Three
Stooges(三ばか大将)"のテーマで始まる「シンセ時代」のLiveアルバム。曲自体は以前よりもシンプルになるも、シンセサイザーの比重が増えた分ゲディの演奏は複雑になる。それをこなしているゲディが凄い。 *The
Three Stooges:゛三ばか大将゛の題名で40年程前日本でも放映されていたUSA産おバカコメディ
・Presto ’89 ★★ 「シンセ時代」の反動か大分とシンプルになる。全体に大人っぽく落ち着いた雰囲気。ニールが環境問題を詞う。
・Roll The
Bones ’91 ★★★ 今度はHardで又元気な雰囲気。ラップが出て来てビックリ。東欧共産主義崩壊をニールは少し違った目で見ている。 ゛チャンスが有るならものにしろ。サイコロを振るがいい。自分を信じて賭けるがいい。Roll
The Bones!゛
・Counterparts ’93 未聴
・Test For
Echo ’96 未聴
・Different Stages(Live) ’98 未聴
・Vapor Trails ’02 未聴
Best盤 ・Chronicles ’90 ★★★ 2枚組。収録曲は発表順。デビューから'90までを大まかに見るには良いかも。
・RetrospectiveT 1974−1980 ’97 ★★★ Hard&複雑系初期作品を概観するのには便利。
・PetrospectiveU 1981−1987 ’97 ★★★ Pop&コンパクトな時期を概観するのには便利。
・The Spirit Of
Radio:Greatest Hits
1974−1987 ’03 ★★★ 一枚ものなので曲数は少ないですが安く上げたい人には便利かも。 (Best盤については収録曲のみから判断させて頂きました)
トリビュート ・Working Man
(メタル系ミュージシャンによる) ’96 ★★ 技巧派メタル・ミュージシャン大集合。オリジナルよりは大分Heavy&Hard 選曲Good へヴィ系・テクニカル系好きの方に限れば星★★★★
・Red
Star(デス・メタル系ミュージシャンによる) ’99 未聴
ビギナーお薦め度: ★ マニアと化したらどうぞ ★★ お気に召したら後から聴いて下さい ★★★ 良いと思います ★★★★ 是非聴いて下さい ★★★★★ 是が非にも最初にお聴き下さい
万が一来日したら店休みます♪ |