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はけの下 2015

古書店主の短め雑記。古本屋な日々...mini  profile

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師走十六日  理解は遅い
 反イスラム的行為や発言は、「イスラム対非イスラム」という構図を作り上げる。
 一般のムスリム(イスラム教徒)の人びとと過激主義の人びととの判別の難しさを思えば、ムスリム全体への恐怖心が生じることは否めない。しかし、イスラム系移民排斥或いはムスリム入国禁止などは、新たな対立を産み、また偏見を増幅させることとなるのではなかろうか。

 テロリズムを行う人々がどの様な思想・信仰の持主であったとしても、ムスリム=テロリストという式は成立しない。このシンプルで当たり前のことを、繰り返し確認する必要が我々にはある。

 憎悪や差別は瞬く間に増殖し、協調や寛容の浸透を追い越してゆく。

 "裁きは早く
 怒りは疾く
 理解は遅い

 無知と偏見と
 そして恐怖とが
 手に手を取って歩むのだ"

  RUSH "Witch Hunt"より

師走十三日  後見鏡
自転車用バックミラー 歳の所為で視野が狭くなり、且つ首も硬くなってきたため、自転車走行時の後方確認がしんどくなってきた。感覚的に言えば、若い頃の二倍くらい力込めて振り向かないとちゃんと見えないのだ。この時期、コート&マフラー着用では尚更に見難い。

 で、「Fe塔」で書いたように、幹線道路等を走行するときのため、バックミラー(ZEFAL 472SPY)を購入。盗難防止のため着脱簡易タイプを選択。

 ごく一般的なMTBのフラットバーハンドル右端に装着。上向きに付けると手が当たるので下向きに。これだとコートの袖に隠れ見えないが、確認時にチョイ腕をずらせば問題はない。

 元から補助的なものと捉えているせいか、機能的には十分と感じる。車が来ているかどうかという確認の基本的な部分では全く無問題。見え方は上の様な感じ(手が写っちゃった)。
 勿論、最終的な確認は目視です。

(画像鏡部分は色・明るさを一部補正しはめ込みました)

霜月二十六日  野の川 秋
小金井市、野川、豊住橋から大城橋方向 夏の野川(今年7月8月昨年7月)ばかり紹介してきたが、晩秋の野川である。

 豊住(とよずみ)橋から上流の大城(だいじょう)橋を見ている。
 橋の向こう、小高い緑地は、東経大の木立である。

 私の好きな景色の一つである。

 画像にある川沿いの色付いた木立は大方はサクラであるが、もう半分方の葉は散っている。
 東京平野部、今秋の紅葉は全般に遅い。今月初旬気温が高く晴れも少なかったためらしい(温暖化の影響も言われているそうだ)。昨年の今頃の記事には、イチョウはピーク手前、ケヤキはピークを過ぎたとあるが、今年は両樹種とも全般にはまだまだである。
 でも、サクラは昨年とあまり変わらない。何故か。

霜月十五日  パリ同時テロ
NO TERRORISM 犠牲となった方々に、心より哀悼の意を表します。

 我々の「仲間」が、彼の地で行っていることも含め、人命や暮らし或いは文化を損なう行為全てが、地上から失せることを、心底から願う。

 「十字軍」の一つと見做されている日本でも遠からず、こうしたことは起こり得るであろう。現状、そう認識しながら、暮らさねばならいであろう。

 我々にとって、無差別なテロリズムは、地平の向こうの災禍では、もうあり得ない。

*仲間:日本は「有志連合」65か国の一つとして既にリストアップされている(米国務省HP「The Global Coalition to Counter ISIL」)。少なくも国際的には「仲間」と認知されているようだ

神無月二十四日  DOWNTOWN BOY
 昨日、自転車でスーパーへ買い出しに行く途上、何故か唐突に、遥か昔聴いていたユーミンの「DOWNTOWN BOY」が頭の中で流れ始めた。それから家に戻るまでの小一時間、ずっと、頭の中は「DOWNTOWN BOY」である。でも、歌詞が中途半端にしか出てこない。正確な歌詞が気になって気になって、帰宅後、野菜やらヨーグルトやらを冷蔵庫に放り込んで、速攻で「DOWNTOWN BOY」を聴いた。

 著作権があるので、歌詞は一部しか載せられないが、以下のような言の葉が心に沁みて沁みて、訳の分からない涙が澎湃(ほうはい)と溢れてきた。どうしちゃったんだ俺は、と自分でもクリビツである。

"何処かで恋をしてるなら
今度はあきらめないでね"

"あなたの思い出連れて
今日もビルに夕陽落ちる"

"ハートにしまった輝き
死ぬまで失わないでね"

 なんかあの頃、若き頃のあの日々を、思い出しちゃったんだね、この秋の日に。

 あの子、元気にしているだろうか・・・。

*DOWNTOWN BOY:松任谷由実の楽曲。1984年リリースの「NO SIDE」アルバムに収録。プロレタリアートの少年と山の手のお嬢さんとの切ない恋の歌なのである

神無月十八日  青大将
アオダイショウ 先日、すでに閉院後、更地となった国分寺市の某病院跡地近くの道路側溝に、蓋の手掛け穴から潜り込まんとしているアオダイショウを、しゃてんじで通りすがりに見かけた。
 下校途中の子供たちにいたずらされないようにと思い、滑り込む姿を最後まで見届けた(見惚れもした)。この近辺でヘビを見るのは久しぶりである。まだ生息していたか、と安心した次第。

 病院は数年前に閉鎖となり、今現在建物は跡形もなく、ただ、病舎を包み込んでいた鬱蒼たる木立(カエデ・イチョウ・ケヤキ・アカマツなどなど)が残るのみである。所管は現在東京都財務局となったらしい。

 どうなるのであろう、この広大な緑地。ご近所の方々は、公園或いは介護・医療施設など望んでおられるらしい。この周辺では設備の割には空いていて重宝がられていた病院であったので残念に思っておられる方々は多いであろう。それにこの緑である。公園となって保たれている雑木林に隣接するため、一体となった緑はなかなかのボリュームで、住宅地には希少な緑地。失われるのは余りにネンザンである。アオダイショウも、ここらに棲んでいるのであろう。

*アオダイショウ(Elaphe climacophora):ナミヘビ科ナメラ属。日本固有種で北海道から大隅諸島(種子島・屋久島)まで広く分布。本土最大のヘビ(150cm内外)。平地から低山地に生息し都市部にも比較的多い

神無月十七日  雨の朝
 今朝、新聞を取りに門を出ると、雨に散った落ち葉に混じるように、車に轢かれた一匹のヒキガエルが、アスファルトに横たわっていた。

 我が家の庭にいつもいる個体であるのかどうかは、不明だが、お向かいのお宅から此方へ向かうようなかたちで絶命していた。

 ヒキガエルや種々の昆虫など、市街地に生息する小動物たちにとり、自動車に関わる危険は宿命とも思えるが、こうした場面に遭遇すると、何とも切ない気持ちになる。

 カエルは、先日書いたネズミの隣に葬った。

神無月一日  V-22
 先日、何時もの様に買い出しに出かけようかと表へ出た時、聞き慣れない飛行機の爆音が耳に入ってきた。住宅街の狭い道路ゆえ、視界がきかない。何が何処を飛んでるんだ?と思いながら、開けた通りへ出て見上ぐれば・・・、オスプレイだ・・・。

V-22  もうだいぶ離れてはいたが、見紛うこと無きその独特な機影。二機編隊で南へ去る姿であった。

 初めてである。感動である。

 色々と問題視されている存在ではある。だがこの「魚鷹」、ヘリコプターの様に垂直離着陸・ホバリングができ固定翼機(一般の飛行機)の様に高速で長距離飛行できる、単純に飛行機好き目線で言わせて頂けば、長年の航空界の願いがやっと実現された夢のような存在なのである。

 ただ、革新的機体や技術は、様々な問題を孕んでいる場合が多いのも、また事実ではある。運用には慎重さが求められる。

*オスプレイ:タカの一種、ミサゴのこと。全世界に広く分布し、海辺や湖沼等に生息し主に魚を捕食する。魚鷹、海鷹とも
*夢のような・・・:ハリアーという垂直離着陸攻撃機は大分以前に実用化されているが方式が異なる。垂直離着陸機(VTOL機)は、垂直離陸は非効率なため離陸は通常短距離の滑走をする
*問題視:日本に配備されているアメリカ海兵隊のMV-22の事故率(10万時間当たり)は海兵隊所属機の平均を少し下回っている。事故率だけで言えば特に問題の多い機体ではない。しかし横田基地配備予定の空軍仕様CV-22は特殊作戦用であるため事故率はMV-22に比し格段に高い

(画像は、GATAGより拝借しました)

長月二十二日  ポリープかと思ったら
 大腸のポリペクトミー(ポリープ切除)から二年経ったので、先日、大腸内視鏡検査を受けた。場所は同じ、都立のがん検診センター。

 前回からは、腸管洗浄剤が変わり、2リットル飲まねばならなかったものが1リットルで済むようになった。有難いが、味が濃くって濃くって、これはこれでしんどかった。
 他には特に変化なしで、例により検査台上で左側臥位となり、盲腸まで内視鏡を挿入され引き戻しながら観察。これまた例によって、私もモニター画面を注視。すると、肛門から内視鏡が引き抜かれる瞬間、なにやらキノコっぽいものがちらりと画面右下隅に。
 ああ、またポリープできてたか、とカリガツである。しかし、その場で切除するはずなのに(以前は検査と切除は別に行った)医師さんも看護師さんもそそくさと後片付けに入っている。まさかアレを見逃すわけないよな、と不審に思いつつ、検査後説明時に、最後に映ったアレは、と尋ねてみると、「アレは痔ですね」と一言。

 朝から短時間に何度もトイレへ行ったため、所謂「イボ痔」さんができてしまったのだ。確かに痛かった。

 あ〜、焦った・・・。

 次の検査は、また二年後である。

*腸管洗浄剤:名前はモビプレップ(りんごのにおい)。濃度が高い分少ない量で済む(但し全量は2リットルある。1リットルで足りない場合は残りを飲む)。別途に水やお茶を飲み体内で薄めるのである
*その場で切除:都のがん検診センターでは現在は、検査中ポリープが見つかり、切除が適当と判断された場合、引き続き内視鏡治療を行う、となっています。以前は上記の様に、ポリープが見つかっても切除は後日別個に行った
*イボ痔:肛門内側は内痔核、外側は外痔核。排便時の負荷で静脈がうっ血してできる。一般に内痔核は痛くないが外痔核は知覚神経の通る場所のため痛い。今回のは翌日にはもう治った

葉月二十七日  学校だけがすべてじゃない
 学校が世界のすべてじゃあない。学校なんて、行きたくなかったら、行かなくってもイイさ。

 図書館に行くのも良い。色んなヒントが潜んでいるだろうし。

 山歩きも良い。自然は誰かれなくありのまま受け入れてくれる。ただし十分注意してね。遭難したらシャレになんない。

 行きたくない理由がいじめだったとしても、逃げるのは、恥ずかしいことじゃない。恥ずかしいのはいじめと言う行為そのもの。

 学校だけがすべてじゃない。他にも世界はたくさんあるよ。

葉月二十二日  寄り添い
寄り添うクロアゲハの幼虫 何故であろう。二匹のクロアゲハの終齢幼虫が、ぴったりと身を寄せ合っている。アゲハの幼虫は、庭のミカン科の樹(何時の間にか育ったので全て種は不明)で長年多数見てきたが、この様な姿ははじめて観察する。

 この写真は20時に近い頃だが、まだ薄暮の18時頃は、細い枝に、重連の蒸気機関車のように頭部とお尻をピッタリくっつけて縦に並んでいた。
 「寄り添い」前に「重連」があったことを見れば、たまたまこの様な状態になったとは考えにくい。どの様な訳であろうか。何かひそひそ話が聞こえてきそうでもある。

 翌朝以降は、バラバラに離れ、それぞれに葉を食(は)み或いは休んでいる。

*クロアゲハ(Papilio protenor):チヨウ目アゲハチョウ科。開長100-120mm。本州北部以南・四国・九州に分布。食草はミカン科
*重連:牽引力を増すため機関車を二両連結すること。三両の場合は三重連と言う

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付録:
クロアゲハの幼虫とクリソツなナミアゲハの幼虫との簡単な見分けのポイント
終齢幼虫の場合であるが、主に三つある。
1. 背・側面の帯模様が、多少濃淡に個体差はあるが、クロアゲハは茶褐色系で、ナミアゲハは緑系
2. 腹脚(胸部に付く本当の脚とは異なる腹部にある脚っぽい器官)部分の白いラインが、クロアゲハはぼんやり不明瞭だが、ナミアゲハはクッキリ縁取りのある白斑の連なりになっている
3. つつかれた時など威嚇時に頭部後ろから出す臭角(しゅうかく)が、クロアゲハは赤、ナミアゲハは黄である(試しにつつく時は一度だけにしよう)

葉月十五日  言葉
No War 特定秘密保護法が施行され、そして次は安全保障関連法案・・・。現在の日本の空気に、戦争を行った嘗ての日本、70数年前の日本と似た様な危うさを感ずる、その様におっしゃる方々がおられる。あの時代に若い日々を過ごされた方々である。

 今、ご高齢となっているそのような方々の語られる言葉に耳傾けねばならない。平和は覚悟を持って繋ぎ止めねば、勇ましい「正義」の声に引きずられてしまうのが常だ。

 戦争を体験した人々の言葉は―映像や絵画や文学など―さまざまに形を変え残る。切っ掛けは何でもいい、今日に限らず、日常の中で戦争について考え意識することが、まずは第一歩であろう。

 戦争が忘れ去られるということの真の意味は、それについて考える者が存在しなくなるという事である。

葉月十二日  (ぬし)
ニホンスッポン甲羅干し 小金井市野川でスッポンを見た。貫井神社(「北の離れ」7月31日記事)に続く、弁天橋横の河中の石の上で甲羅干しである。私としては、スッポンをウォッチングできたのはお初のことだ。

 体長も大きく、鱗板の代わりに甲を覆う皮膚も艶やかで、まるで野川の主であるかのような存在感である。何か圧倒されてしまった。
 川沿遊歩道の柵上からカメラで狙う私など眼中にないようで(視野には捉えていた感じだが)、ピクリとも動かず、悠々としていらっしゃる。

 ニホンスッポンは本州・四国・九州では在来種であるが、奄美諸島では日本国内から、沖縄諸島では台湾から食用・養殖用に持ち込まれた外来種とされ、生態系への影響が懸念されている。

*ニホンスッポン(Pelodiscus sinensis):カメ目スッポン科。本州以南及び東アジアに広く分布。最大甲長35cmほど。ほぼ水生で河川、池・湖沼に生息。なお中国や台湾の個体群を「チュウゴクスッポン」と別亜種にみなす見解もあるが確定されていない

(2016年7月6日追記:生息地破壊・乱獲等で減少が進んだとし、ニホンスッポンはIUCN(国際自然保護連合)により、5日、絶滅危惧II類に指定された)

August 6 and 9  抑止力―記憶
 戦争に対する抑止力の最大のものは、軍備でもなく、軍事同盟でもなく、戦争の記憶である。戦争を経験した人々の記憶、また共有された人類の戦争に関わる記憶である。戦争により齎された悲痛の記憶が、おそらくは平和憲法をも上回る大きな抑止力となる。

 地上の何処(いづこ)に於いても、記憶は継承されねばならない。

 ただ、戦争の記憶は継承されるだけが望ましい。

 しかし、戦争の記憶は今も、この地上で再生産され続けている。

No War
核廃絶 核廃絶
Abolish Nuclear Weapons

文月三十日  ミドリガメ規制
 環境省は、現在、要注意外来生物に指定されているミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)を、特定外来生物に指定するため、対策を強化することを明らかにした。

 2020年を目途に特定外来生物に指定し、輸入や販売などを段階的に規制する方針とのこと。飼育については届出制を導入予定。

 メルマガ2013年9月17日号2010年11月8日号にもこのカメについて書いたが、飼育個体の遺棄や野生化個体の生態系への影響等、ずっと気になる事柄であった。
 規制自体は歓迎なのだが、フォローも十分考慮して頂きたい。生態系保護の為には野生化個体の駆除も避けられないが、罪なきカメ達を責任持ち飼育してくれる里親を探す、また関連業者さんに対し救済措置を施す、などの事も是非考えて頂きたい。

*要注意外来生物:外来生物法の規制対象ではないが注意・検討が必要とされている生物。特定外来生物は輸入、飼育等が規制される

文月二十九日  調布飛行場
調布飛行場、掩体壕大沢1号 同じ多摩地区で残念な事故が起きてしまった。調布飛行場から離陸した飛行機が住宅街に墜落し、住民の方が巻き添えとなった事故である。

 全ての航空機事故は防がれねばならないが、その中でも最も防がれねばならない、最も起こしてはならない形の事故である。

 調布飛行場は1941年に開設され、大戦中は陸軍の飛行第244部隊が配備され首都防空にあたった(三式戦闘機「飛燕」や後継の五式戦闘機が使用された)。当時飛行場周辺は農地が多く、のちに現在の様な住宅地が形成された訳だが、市街地に立地する飛行場運用の危険さ難しさを改めて眼前に突き付けられた感である。

 調布飛行場を発着する伊豆諸島への定期便に使用されている、ドルニエDo228を良く見掛けるし、元来飛行機好きである私としては、なんとも胸の痛む事故である。

 亡くなられた皆さまに、心より哀悼の意を表します。

(画像は飛行場北東に残る戦闘機用掩体壕の一つ大沢一号。描かれているのは「飛燕」)

文月二十一日  カムバック
ニイニイゼミ X十年前、私が子供の頃、東京郊外多摩地区にはニイニイゼミが結構生息しており、梅雨時には「チィーー・・・ジィーー」という鳴き声がよく聞かれた。

 しかし、何時の頃からかまったく絶えてしまい、寂しく感じていたのだが、ここ数年、カムバックし、アブラゼミに比し大分控えめな、あの声が、我が家の庭でも又聞かれるようになった。理由は不明だが、都市の乾燥環境に適応できるようになったともされている。

 見事な保護色で非常に解りにくいが、画像は武蔵国分寺遺跡で見つけた個体。地上で裏返しになっていたものを傍らのエノキの幹にとまらせると、弱々しくはあるが、少しずつ登って行った。翅先端が上に反っており、羽化途中に落下してしまったのかもしれない。

*ニイニイゼミ(Platypeura kaempferi):半翅目セミ科。翅端まで35mm程の小型のセミ。日本・台湾・中国・朝鮮半島・マレーに分布。「閑さや岩にしみ入る」セミの声はニイニイゼミとされる

文月十七日  三つの署名 (追記あり)
 ここのところchange.orgで気になる署名募集が三つ重なったので、ご紹介を。

高尾山古墳保存
静岡県沼津市の、東日本最古級・最大級の古墳「高尾山古墳」が道路建設のため沼津市によって取り壊されようとしている。保存を求める声により、市長は予算執行の一時保留を決めたが、計画は撤回されていない。古墳は三世紀前半頃の前方後方墳で、日本考古学会会長声明は、初期国家形成過程の画期的古墳であるとして保存・活用を求めている。破壊したら将来世代に恨まれますぞ。
*8月7日追記:6日、沼津市長により古墳取り壊し方針が白紙撤回された。今後は、古墳の現状保存と道路建設の両立させる具体策を有識者を交えた協議会で検討するとのこと。全国に類似事例は存在する。良い解決策はないものか。

太平洋クロマグロ保護
日本海で産卵期の太平洋クロマグロの巻き網漁が行われており、太平洋クロマグロの減少に大きく影響を与えていると問題視されている。産卵前に獲っちゃったら増えませんよ。(この件に関しては、Greenpeaceでも署名を募っている)

新国立競技場見直し
幾らなんでも高すぎます。見直しは今なら間に合う。
*7月18日追記:新国立競技場計画見直しが決定。それ自体は結構なことだが、要するに、安全保障関連法案への批判を逸らして法案を進め易くするためなのだろうな。でも、それとこれとは別です。

文月二日  レスパイト
小金井市、野川 おばあちゃんが二週連続でデイサーヴィスに行ってくれたので、ポスティングのバイト終わりに、そのままポタリングで小金井市野川近辺へ少し遠出をした。久方ぶりである。

 介護者(介護する人)の中には、要介護者(介護を必要とする人)にデイサーヴィス等に行ってもらうことに対し、後ろめたさや心苦しさを覚える人もあるだろう。本人が介護サーヴィスを望まない場合など特に。

 しかし、介護者が疲弊てしまえば要介護者も共倒れである。時には、週に一日でも数時間でも一時休息し、心身のリフレッシュを図ることが必要と思う。そうすれば、また少し柔らかな心持で要介護者に対せるようにもなる。

 「休むのも介護のうち」と言う意識が、介護者にもまた周囲にも必要ではなかろうか。

*レスパイト:休息、息抜き、一時中断。在宅で介護をしている家族に対し一時的にケアを代替し心身疲労を軽減してもらう支援サーヴィスを、レスパイト・ケアと呼ぶ

(画像は、「アリエッティ」ロケ地の一つと思われる東京郊外を流れる野川。やかんの舟で漕ぎ行く川 参考:「北の離れ」2014年7月20日記事)

文月一日  Fish
こわれもの プログレッシブ・ロックを代表するバンド、イエスのベーシスト、クリス・スクワイア(1948-2015)が先月27日に亡くなった。享年67。死因は急性骨髄性白血病との事。

 リッケンバッカー・4001ベースをバリバリ、ゴリゴリと硬質に鳴らす派手なプレイは、好き嫌いの分かれるところかもしれないが、プログレッシブ・ロック黎明期から一線で歴史を刻み続けた偉大なプレイヤーの一人だったと言えると思う。

 1969年からイエス名義の全ての作品に参加した唯一のメンバーである。

 イエスの「Fragile(こわれもの)」アルバム、「フィッシュ」を聴いてほしい。

 R.I.P

*フィッシュ:魚座生まれで長風呂だったクリスのあだ名

水無月十九日  放獣クマ (二十四日追記)
二ホンツキノワグマ 5月17日に三重県内でイノシシ罠にかかった二ホンツキノワグマを、同日無断で滋賀県内に放獣した件で、クマに対する三重県の対応が注視されている。

 三重県ではクマは保護対象となっているためマニュアルに沿い放獣したのだが、27日に放獣現場から約6km地点の滋賀県内でクマによる重大人身事故が起きてしまった。三重県は、住民の不安解消のため放獣した個体を捕殺する方針を取ったが、事故翌日の28日夕に現場から約20km離れた岐阜県内でクマに取り付けた発信器の電波が確認されているため、クマの行動を考えると放獣した個体と事故を起こした個体が同一である可能性は低いと保護団体が主張し、県害獣対策課も同様に考えているとしている(中日新聞6月5日)。

 クマに対する住民の安全確保・不安解消は当然だが、発信器による追跡監視と正確な情報の伝達で当面それは可能なのではないだろうか。捕殺が妥当か再考を望む。

24日追記:23日、三重県は森林総合研究所のDNA鑑定結果を受け、放獣クマと滋賀県内で人身事故を起こしたクマは別個体であったと発表した

*二ホンツキノワグマ:環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類(絶滅の危機が増大している)に、三重県では絶滅危惧IB類(近い将来絶滅の危険性が高い)に指定
*同一個体か:放獣から事故発生まで10日も経ているので放獣した個体と事故を起こした個体が同一である可能性は低いと「日本ツキノワグマ研究所」HPにはある
関連記事:北の離れ 2006年11月29日

(画像は、「写真素材 足成」より拝借しました)

水無月十七日  推薦
 ノルウェーのノーベル委員会に、憲法九条を保持する「日本国民」をノーベル平和賞候補とする推薦が受理されたと、「憲法9条にノーベル平和賞を」受賞させる運動の活動主体である市民団体が先頃発表した。

 戦争を防ぐのも平和を保持するのも、結局は憲法ではなく個々の市民であると思うけれど、改憲や憲法解釈変更の流れ、日本を戦争の出来る「普通の国」にしようという流れへの危機感が、こうした動きの根底にあるのだと思う。

 活動には賛否様々有ろうけれど、私は面白い試みだと思う。

■Change.org 「憲法9条にノーベル平和賞を」署名

水無月十三日  コリンエステラーゼ阻害剤
 アルツハイマー病治療薬は、現在四種あり、コリンエステラーゼ阻害系とそれ以外に大別できるが、前者の、アリセプト、レミニール、リバスタッチが、うちのおばあちゃんはダメなのである。副作用が激しく「気持ちワルイ」の連発なのである。特にレミニールはドイヒーで見るも気の毒であった。リバスタッチはこれのみ貼り薬で、比較的副作用が出にくいということで期待していたが、矢張り容量が増すと駄目で、今日、中止となってしまった(4.5mg→9mg→13.5mg→18mgと段階的に増量するが13.5mgで断念)。
 使えるのは結局、後者のNMDA受容体(グルタミン酸受容体)拮抗薬のメマリーのみである。

*薬品名:上記薬品名は商品名で、一般名はアリセプトはドネペジル、レミニールはガランタミン、リバスタッチはリバスチグミン、メマリーはメマンチン

水無月九日  拒否るか・・・
 想定内と言えばそうなのだが、おばあちゃんがデイサーヴィスに行きたがらない。知らない方々の中で気疲れするのだろうし、着替えたりも面倒なのであろう。私に置き換えて考えてみれば、嫌なのも理解はできる。家でのんびりして居たいよな。

 本人は、全く一人で大丈夫、問題なし、と思っているので、デイサーヴィスの意味また私が少々休みたいと思っていること(大腸がんの検査もあるし)などは、なかなか理解はしてもらえない。

 本人がその気になるまで待つつもりではあるけれど、デイサーヴィス予定日の前夜の説得および当日朝の施設へのお休み連絡と、以前より用事が増えてしまった。

 杜甫甫・・・。

皐月二十四日  WAZA残留
海中のイルカ 私は、動物園・水族館の存在意義をすべて否定するものでは必ずしもないが、個人的・心情的には、動物園・水族館或いは動物によるショーやレースの存在には、違和感を覚えるのが、正直なところ。

 WAZAによるJAZAの会員資格停止勧告問題が、動物園・水族館のまた動物によるショー・レースなどの存在、そしてイルカ・クジラ漁に関わる問題などを、考える契機になると良いと思う。

 ヒトと他の生物との関係に関わる事柄は、文化、伝統、産業、法律だけでもなく、また倫理、人道だけでもなく、環境や生態系、生物多様性等の側面も加え、多面的・多角的に広い視野を持って捉えなければならないと、そう私は考える。

(画像は、pixabayより拝借しました)

皐月二十一日  麦粒腫
 「ばくりゅうしゅ」。所謂「ものもらい」である。ここ暫らく、人生初のものもらいによる痛みと不快感に悩まされている。

 就寝中にうみが出て固まり、今朝は片目が開かなんだ。でもおかげで痛みは大分とひいた。しかし腫れはまだ可也ドイヒーで、当分は、ものもらい隠しのグラサンが手放せそうにない。

 グラサンで出かけるのも気分が変わってよいのだが、スーパーの店内が見難くって困る。

*ものもらい:二タイプがある。マイボーム腺(皮脂腺の一種)や脂腺の細菌感染によって起こる化膿性炎症が麦粒腫、マイボーム腺に脂肪が詰まってしまうのが霰粒(さんりゅう)腫。
ちなみに呼び方は、「ものもらい」が東日本中心に最も多く、次いで近畿中心に「めばちこ」、そして大分少ないが「めいぼ」が主に西日本に分布しているよう

皐月十六日  ラミーカミキリ
ラミーカミキリ 偶に行くスーパーのチャリ置き場に、見慣れぬ可愛らしいカミキリムシが。踏まれそうなので拾い上げ、植え込みの樹に止まらせた(画像は私のパンツに翔んだところ)。

 薄ペパーミントグリーンとマットなブラックの色分けがシャレオツ。何とはなく異国っぽい感じがしたが、調べたらば、やはりと言うか外来さんだった。

 幕末頃、中国から食草のナンバンカラムシと共に持ち込まれ、近年温暖化に伴って分布が北上しているとされる。

 ラミーさん、ここ多摩での定着は、20年程前からの事らしい。

*ラミーカミキリ(Paraglenea fortunei):カミキリムシ科ラミーカミキリ属。体長15mm前後。本来はインドシナ半島、中国、台湾に分布。食草(イラクサ科)を同じくする在来昆虫との競合や食害が懸念されている。
*ナンバンカラムシ:繊維作物でイラクサ科カラムシ属の多年草。この改良種をラミーと呼ぶ

皐月七日  ネパール地震
ネパール(アンナプルナ・サウス、マチャプチャレ) 未だパスポートも持たず、飛行機にも乗った事のない、旅行と(女性に)非常に縁の薄い私。そんな私が、何時か行きたい、と望む数少ない場所の一つがネパール。

 山好き少年だった私にとって、ヒマラヤは矢張り憧れの地なのである。ネパールでのヒマラヤ・トレッキングは夢の一つとして、オッサンとなった今も生きている。

 ネパールにとって主幹産業である観光が受けた打撃を考えると、ダメージは深く大きなものとなるであろうけれど、一人のネパール・ファンとして、心から復興を願っている。

 何時か、ネパールの土を踏みたい。

 亡くなられた方がたに、深く哀悼の意を表します。

(画像は、アンナプルナ・サウス(左.7,219m)とマチャプチャレ(右.6,993m)。pixabayより拝借しました)

卯月十六日  デイサーヴィス
 先日、アルツハイマー病のおばあちゃんが初デイサーヴィスへ行ってきました。

 九時過ぎにお迎えの車で出かけ、十六時過ぎにお帰り。昼食も全部食べ、元気に太鼓も叩き(音楽リハビリの日でした)、他の利用者の方とも楽しそうにおしゃべりしていたと、施設の方に報告をして頂きました。

 デイサーヴィスに行くことについては、ちょっと驚くほど強い調子で拒否られていたので、どうなることかと、此方も少々緊張しながら待っていました。送迎の方が帰られるときに、また来週お願いします、と本人の口から出たのは意外。あれこれ聞いてみると、神経使うわと言いながらも、「毎週行っていいんでしょ?」と満更でもなかった様子。

 この先どうかはまぁ置いといて、取り敢えずは、ホッ・・・。

卯月十五日  麦畑
麦畑とナノハナ ここ暫く、頭痛と眩暈で臥せりがちだったが、今日はおばあちゃんの通院付き添いのため外出。

 麦畑の緑が鮮やかであった。

 東京は長く雨続きだったが、今日は久々の日差し。その所為か、はたまた治り切らない頭痛&眩暈のせいか、緑が目に痛いほど眩(まばゆ)い。

 麦の向こう、咲き残りのナノハナ(中央右寄りの黄色いの)も鮮やかに映(はえ)る。

卯月七日  鉛弾
オジロワシ 絶滅危惧種、オジロワシ・オオワシの鉛中毒による死亡が多く発生している。狩猟後放置されたエゾシカの肉を食べ、同時に鉛の銃弾片を取り込んでしまうためだ。

 北海道内では、大型獣猟における鉛弾の使用およびエゾシカ猟での所持が禁止されているが、販売・購入に規制は無い。北海道以外では宮城県など一部を除き使用も禁止されていない。

 鉛中毒によるワシの死亡例は、知られているだけで150を越える。
 銅弾・タングステンポリマー弾等の非鉛弾への移行が求められる。

■現在「Change.org」で、狩猟での鉛弾使用等禁止を求める請願署名募集が行われています。関心のお有の方は以下のページをご参照下さい。
鉛弾使用禁止

*ワシ類の鉛中毒:急増したエゾシカの狩猟規制緩和後の1997年(平成9年)頃から見られるようになった。元来漁食中心で海辺で活動していたオジロワシ・オオワシがシカ肉を食べるようになったのは、漁業の衰退が影響しているとの指摘もある。
ワシ以外の猛禽類またハクチョウ等の水鳥でも鉛中毒が確認されている

(画像は、photo ACより拝借しました)

卯月五日  沖縄
沖縄、喜屋武岬 第二次大戦時にはアメリカとの戦い(本土決戦)のために沖縄を捨て石とし、今はアメリカとの関係強化のために沖縄に基地受け入れ(辺野古移設)を強いる。

 何一つ変わっていないように思える。

 われわれの多くが、沖縄の基地の問題を文字通り、「沖縄の」基地問題、と捉え、「日本の」基地問題、と捉えていないということが、この事の背景の一つにあるのではなかろうか。

沖縄・辺野古のジュゴン保護署名(GREENPEACEキャンペーン)

*米軍基地:在日米軍基地の75%が沖縄に集中している
*捨石:本来は囲碁用語。後の局面で有利となるよう態と相手に取らせるため打つ石。転じて犠牲のこと

(画像は、沖縄戦の激戦地の一つ喜屋武岬。「写真素材 足成」より拝借しました)

卯月四日  青いランプ
 チャリで信号待ち中、目の前に停車したコミュニティ・バスの後部、リア・ウインドウ下に、青いランプが。そしてその横に、ランプを指さすイラストと「SOS」及び「点滅してたら緊急事態。警察に通報してください」(的な意味)の文字が(文章はうろ覚え)。

 知らなんだ。行先表示に「緊急事態発生」と表示されるのは知っていたが、青いランプは知らなんだ。
 青は緊急っぽくないが、車体後部には赤・黄・白のランプが既に使われているからな。

 2000年5月の西鉄バスハイジャック事件以降設置されたとか。勉強不足。

4月17日追記:またコミュニティ・バスを見掛けたので確認したら、イラストとSOSは合っていたが書かれていた文字は「点滅時は110番してください」だった。人間(私)の記憶はなんと曖昧であろう

*ハイジャック:乗り物の区別なく、乗っ取りはすべて「ハイジャック(Hijack)」と呼ぶのが基本だそうだ

弥生二十四日  校歌
校舎と桜 卒業・入学及び選抜高校野球の季節と言うことで、校歌に関し彼是TVで見聞きすることがあるが、私は母校の校歌を全く覚えていない。小学校も中学校も、歌詞の欠片も思い出すことができない。高校は新設校で且つ半年程しか行っていないので、校歌があったのかどうかすらも記憶にない。
 自分でも驚く。

 すぐ近所にある小中母校(高校は統廃合で消滅)を、今は懐かしさと愛着(と感謝の念)を持って見ることが可能だが、在校当時の私にとって学校は、「格子なき牢獄」だったからな。忘却の彼方へと押しやってしまったのも、無理はないとも思えるが。

*高校は新設校:授業が始まっても、校舎は半分工事中、体育館とプールは着工したばかり、グラウンドに至っては全く手付かず状態でした

(画像は「写真素材 足成」より拝借しました)

弥生二十一日  アムールヒョウ
 WWFによると、昨年の調査の結果、極東ロシア「ヒョウの森国立公園」で、アムールヒョウの個体数増加が確認されたそうだ。保護活動の成果とされる。

 アムールヒョウは密猟や生息森林の劣化・分断などで減少し、増加した現在でも中国とロシアの保護区内に推定個体数約70頭が生息するのみという、非常に絶滅の危険性の高い存在。

 彼らの生息域周辺で違法伐採された木材は、中国経由で家具等になり、日本にも入っている可能性があるそうだ。彼らの危機は、我々と無関係とは言い切れない。

消えゆくネコ科動物を守ろう(WWFキャンペーン)

*アムールヒョウ:ヒョウの一亜種で、最北に生息するヒョウとされる

弥生十一日  ”もう一度、一緒に探そう”
 東日本大震災で被災し、家族とはぐれてしまった動物たちが、福島県を中心に未だ多く存在する。そうした動物たちを探している被災者の方々と、動物たちを保護している愛護団体等とが、相互に情報提供し合い、被災動物が家族の元に戻れるよう支援するため、昨年「被災動物サーチプロジェクト」が立ち上げられた。
 心当たり或いは関心のある方は、下記HPを。

 被災動物サーチプロジェクト:https://doubutsukyuen-search.org/

 家族と動物たちが再会できることを、心から願う。

弥生八日  文化財破壊
 デモンストレーション或いは密売カモフラージュの意味合いもあるのかもしれないが、メソポタミアの地での文化財・遺跡の破壊に胸が痛む。

 ギリシャ・ローマ文化破壊、廃仏毀釈、ベデカー爆撃、文化大革命そしてバーミヤン大仏破壊等々、歴史上数多くの意図的な文化財(或いは文化そのものの)破壊が行われた。
 歴史を作り、文化を育もうとする全ての者には、過去の歴史また異なる文化・文明への敬意が求められると考える。

*ベデカー爆撃:連合国のリューベック爆撃への報復として、旧ナチス・ドイツ空軍はイギリスの歴史的都市を空爆し、多くの文化遺産を破壊した。旅行ガイドブック「ベデカー」を参考に目標を選定した為こう呼ばれる。イギリスは報復としてケルンとドレスデンを爆撃した
*文化財破壊:戦争・紛争に於いては、民族・国家などの根幹に繋がる存在として歴史的遺産や文化財が攻撃対象とされることが多い

弥生五日  武蔵
武蔵 フィリピン・シブヤン海で発見された「武蔵」と思しき沈没艦、あの艦首フェアリーダーの形状は大和型戦艦のものと見えるのだけれど、主砲塔本体の画像を確認したい。

 吉村昭氏の「戦艦武蔵」でご存知の方も多いと思いますが、「武蔵」は、1944年10月レイテ沖海戦時、レイテ湾に向かう途上、激しい雷爆撃を受けシブヤン海に沈みました。

 沈没時、艦長以下1000名以上の方々が、「武蔵」と運命を共にしています。R.I.P

*フェアリーダー:係留ロープ等を通す係船器具
*大和型戦艦:一番艦「大和」、二番艦「武蔵」そして計画変更で航空母艦となった三番艦「信濃」。信濃は1944年11月和歌山県潮岬沖南東で沈没、大和は1945年4月屋久島西方沖で沈没

(画像は撃沈二日前、ブルネイ出撃時の武蔵。(パブリック・ドメイン))

如月二十五日  三月三日は・・・
World Wildlife Day 国連の定めた「世界野生生物の日 World Wildlife Day」。1973年のこの日、ワシントン条約が調印されたのを記念し、野生動植物に対する意識を高めてもらおうと制定されたもの。

 今、アフリカおよびアジアで、サイとゾウの密猟・密輸出入が激増している。背景にベトナムでの犀角と中国・タイでの象牙の需要増が有るとされている。

 日本は1970〜80年代にかけ犀角・象牙の一大消費地だった。が現在は異なる。同じアジアで犀角・象牙の需要削減の経験・ノウハウを持つ日本の、サイ・ゾウ保護に果たせる役割は大きいと思う。

スマトラサイの緊急保護プロジェクト(WWFキャンペーン)

*ワシントン条約:「絶滅のおそれのある動植物の種の国際取引に関する条約」の通称。ワシントンD.C.で採択されたため
*日本の象牙取引:2008年に一回のみ一定基準を満たした象牙の輸入が日本と中国に認められたが、合法象牙が密猟象牙のロンダリングに繋がるなどの問題が指摘されている

如月十六日  ウズラの卵
 賞味期限切れで半額シールの貼られていた鶉卵(じゅんらん)を鍋で茹でようとしたら、10個中3個が水面にぷかぷかと浮いた。水に浮く卵=傷んでいる、という印象があったので調べたらば、鶉卵は鶏卵に比し軽く(6分の1程度)、産卵直後でも浮くものがあるのだとか。

 茹で上がりに一応オイニーと見た目を確認。ラーメンにトッピングし、お昼に頂きました。

 浮いていた3個(気室が大きかった)は念の為私が食べました。全く無問題。美味しく頂きました。

如月十四日  ストヴュー・カー
 この間、ストリート・ヴュー撮影車に遇った。住宅街で、横道からぬっと出てきた。いきなりでびっくり、Googleカーで二度びっくり。
 可也デーハーなお車でした。

 行ってみたい所チェックや鉄塔チェックなどストヴューには結構お世話になっている。いろいろ問題も有ろうけれど、なかなか外出も旅行も叶わない身には有難い存在ではある。

 ご苦労様。

如月二日  犠牲の連鎖
 宗教的過激派組織と呼ばれるような存在をどの様にして止めるか、という事の根本は、なぜそのような存在は生まれ、なぜ多くの人間がそれら組織に吸い寄せられる様に参加するのか、そこを考えるということでなければならない。
 そうであらねば、犠牲(と報復)の連鎖は断ち切れない。

 ISによる今回の事件で亡くなられた方々及び関係者の皆さまに、心から哀悼の意を表します。

如月四日追記:ヨルダン軍パイロット及び関係者の皆さまに、改めて哀悼の意を表します。

睦月三十一日  日本・ヨルダン脅迫
 ISの真の狙いは身代金でも死刑囚の釈放でもなく、自身の存在・力のアピールと「十字軍」の動揺・分裂・不安定化なのだろう。しかしその行為は、自ら孤立を深めることとなるのではなかろうか。

 ヨルダンの方々を巻き込むような形になってしまったことを申し訳なく思う。けれど、動揺こそ彼らの目指すところである。

睦月二十二日  ISによる日本脅迫
 宗教的過激組織が、誘拐・拘束した人々を人質にし政府等を脅迫する、或いは勢力下地域で暴力・恐怖による支配をすると言うような行為は、物事の解決には繋がらないと考える。

 平和的行動と、人質となっている全ての方々の解放を望む。

(イスラム教或いはムスリムの方々全体への影響を考え、「イスラム国」の名称は英語の略称で表させて頂きました)

睦月十四日  シャルリ・エブド襲撃事件
 表現の自由、また政治・宗教と相手を選ばず批評・批判・風刺の対象とする精神、文化或いは価値観、それを私は支持するが、世界は一つではない。異なる文化、異なる価値観が存在する。西欧がグローバル・スタンダードでは、必ずしもない。異なる文化や価値観への尊重・配慮が足らなかった、と言うことは無いだろうか。自らの価値観や文化を押し付けるようなことが若しあったとすれば、それは自らが標榜する民主主義に反する行為であるのではなかろうか。
 とは言っても、銃や爆弾による対応を私は支持出来ない。

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