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はけの下 2017

古書店主の短め雑記。古本屋な日々...mini  profile

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猫好きではない
ニャンコ 数十年前から、現在にかけ、ほぼ常に我が家には猫がいる。「北の離れ」記事にも書いたように、過去は最大で六頭いた時期もあるし、現在は、これも同じ記事にあるように四頭の猫がいる。よって、私は可也の猫好きの様に思われている。でも、それは誤解だ。私は猫好きではないのだ。勿論嫌いではない。しかし、特に猫が大好きというようなことは、全くない。

 簡単に言えば、広く「生き物好き」なのだ。そういう意味で言えば、猫は好きだ。ただ猫だけではなく、犬も好きだし鳥も好きだ。トカゲもカエルも魚も好きだし、昆虫だって好きだ。植物などは大好きだし、更に広く言えばバクテリアだって好きだ。猫が何時もいるのは、たまたま猫に縁があるだけである。捨てられているのを見つけてしまったり、知人に頼まれて引き取ったり、捨てられ猫が何時の間にか居着いてしまったり、或る日門の前や庭先に仔猫がうずくまっていたり、今いる猫たちの様に我が家で保護せざるを得なかったり(詳細はこちらこちら)等々、なぜか、縁が切れないのだ。

 今の四頭の猫が来るまでの三年間、生まれて初めて猫も犬もいない生活を送ってきたが、特段さみしいと思うことは無かった(おばあちゃんの介護も大変だし)。どころか、犬も猫もいない暮らしはこんなに楽か、と結構満足していたのだ。なのに・・・。
 まあ、これも運命と、もう諦めているけれど。

2017年霜月13日

秋霖と猫
ニャンコ 秋の長雨である(今日だけ久しぶりに晴れ)。この間書いた我が家の母娘猫。出入り自由のお宅で育った彼女たちは、この雨に降り籠められ、さすがに外出がしにくいためか、ストレスがたまり気味。

 やたらに外に出たがり騒ぐので出してやると、玄関の屋根の下で二人並んでうらめしそうに雨の庭を眺めている。この寒いのに。

 でも、やっと、本当にやっと、トイレでうんちが出来るようになったのである。お母さんの方は今回初めて、お嬢さんの方は計4回、トイレでうんち出来たのである。良かったぁ。思わずお嫌がるお母さんを抱きしめてしまった。
 初めて子どもがおまるを使えた時の親御さんのお気持ちが、少しだけ分かったような気がした。ホントに嬉しかった。
 これから目指すは、100%おうちトイレ、である。これが成れば、トイレに関してのご近所迷惑の心配も軽減されるし、母娘を家に入れたまま出掛けられるぞ。

 雨のお蔭である。洗濯も買い物もできなくて大変だが、良いこともあった。

2017年神無月18日

脅威
 ミサイル実験を繰り返す北の隣国による脅威や危機を煽り、それに対処できるのは我々だけ、といった様な言葉・発言が気になる。

 確かに、そういった脅威も危機も存在すると思う。しかし、現実の脅威・危機と、プロパガンダ的に繰り返され語られる脅威・危機とは、厳密に区別せねば。

 別に今回の選挙に限ることではないが、「外」の敵を強調して、「内」の問題から国民の眼を逸らさせ、危機や脅威を利用するのは、古今東西変わることの無い政治の常套手段である。

 今更ではあるが、やはり気を付けねば。

2017年神無月17日

実験
 その本気度はどれ程であるか不明だが、とんでも発言である。

 DPRKの外務大臣さんの、太平洋上での水爆実験の可能性発言。外相さんの自由発言ではなかろうけれど、それはダメよ。

 仮に実験を行うとしたら、おそらくミサイルに搭載して撃ち込む形となろうけれど、それはほぼイコール国際社会に対する攻撃とみなされるよ。
 人的被害も考えられるし、それが幸いなかったとしても大規模な環境破壊・汚染となるのは確実だし。

 本気の程度はどうであれ、ダメよ、そんなこと言っちゃ。

ノー・ニュークス

2017年長月23日

誤食
 誤食が原因であった。

 先月に死んでいるのが鳥取市内で見つかったコウノトリ(オス若鳥)の死因は、細長い発泡ゴム製建材を(おそらく)ヘビやウナギと誤認して食べたことであると、兵庫県立コウノトリの郷公園が発表した。直径10cmの胃には、断面縦1.3cm・横2.5cmで合計の長さが84cmになる三本のゴムの建材が詰まっていたという。

 ビニール袋を獲物と間違えて食べ消化管を詰まらせてしまったり、化学繊維系の釣り糸やビニール紐が脚や体に絡んでしまったり、リング状になったプラスティック製品が体に嵌ってしまったりして命を落とす野生生物は多い。
 こうしたビニール製品やプラスティック製品は人間が作り人間が廃棄したものである。こうしたものを処分するときは、短く切るとかリングを切断するとか或いはものによっては焼却処分するとか、そうした気遣いが必要である。野山や海・川に投棄するなどしないことは、当然であるが。

(神戸新聞NEXT9月20日記事ほかを参照しました)

2017年長月22日

不登校
 私は10代の頃、不登校でした。

 学校へ行くのがつらく、不眠になりました。寝て起きれば、学校へ行かなければならないからです。眠るのが怖くなってしまったのです。
 私の場合、結局そこから不登校だけではなく、引きこもり生活が始まり、数年の間、ほとんど世の中との交わりが無くなってしまいました。本当に辛い時代でした。幸いにも、10代が終わる寸前、引きこもりは「卒業」することができましたが、そうした時代があったことを人に話せるようになったのは、もう随分とオジサンになってからです。思い出すのが苦しかったからです。
 でも今では、悔いは有りません。そうした不登校・引きこもり時代に沢山読んだ本、沢山聴いた音楽そして沢山登った山の記憶が、今では大きな糧になっていることを感じるからです。

 学校を休んでも人生は休みになりません。得られるものは沢山あります。

2017年葉月31日

挑発
 挑発合戦を繰り広げるDPRKとUSA。フランス、中国は緊張激化を防ぐよう両者に自制を求め、ドイツは非軍事的解決策への協力を述べ、ロシアは危機回避のため踏み出すべきと沈静化を促している。

 この問題の中で、日本政府に積極的な言動が見られないが、ただ単に対応能力がないだけなのだろうか。それとも何か思惑があるのであろうか。
 両者に対し或る意味最も近しい関係である日本、緊張緩和・非軍事的解決のために積極的に働きかけて頂きたい。何事か起きて得るものなど、失うものの大きさに比せるほどのものではないのだ。

2017年葉月14日

日本の核兵器開発
 嘗て日本も、核兵器の研究・開発を行っていた。海軍主導の「F研究」と、陸軍主導の「ニ号研究」だ。前者は京都帝大、後者は理化学研究所で行われた。
 どちらも基礎段階を出ぬところで、昭和20年(1945)8月の敗戦の前に打ち切りとなったが、もし仮にこれらの開発が成功していたらどのようなことになっていたであろう。連合国側に対し使用していた可能性も考えられる。勿論これらはあくまで仮定の話であるが、日本が「核使用国」となっていた可能性も無くはなかった、ということである(日本に原子爆弾を完成させそれを実際に使用するだけの技術力や生産力などがあったかどうかなどは考慮はしていない、あくまで仮のお話である)。

 核兵器の問題を考える際、われわれの側にも、こうした歴史があったことを知ることは重要であると思う。

 因みに、広島・長崎で被爆直後に現地調査し、投下された爆弾が原子爆弾であることを確認したのは、F研究、ニ号研究を行っていた科学者たちである(理研は8月8日に広島、8月14日に長崎に入っている。京都帝大は8月10日に広島に入っているが、長崎で調査したかは不明)。

fat man
abolish nuclear weapons

August 9 2017

核兵器禁止条約
 本年7月7日、国連に於いて、核兵器の使用や保有を法的に禁止する国際条約「核兵器の開発、実験、製造、備蓄、仕様及び威嚇としての使用の禁止ならびにその廃絶に関する条約」が、会議出席124か国中122か国の賛成で採択された(オランダ反対、シンガポール棄権)。見ての通り、核兵器に関わる事柄を多岐に渡り禁止するもので、核兵器が地球上に存在することを認めない、という事である。
 非常に素晴らしいものなのだが、国連加盟国は193か国。内会議出席は上記の様に124か国。出席しなかったその中には、核保国および日本その他のその同盟国が含まれる。

 この条約に現実性・実効性がないと言う捉え方も分からないではない。でも、こうした積極的は核廃絶への動きを継続することは、けっして無意味なことではない。長い目で見れば、世の人びとの意識を変革することに寄与するものであると思う。その中で、日本の条約不参加は、理解できないことも無いが、非常に残念なことであると言わざるを得ない。

little boy
abolish nuclear weapons

August 5 2017

海葬
 亜細亜の某「大国」の、ノーベル平和賞受賞作家に対する行いには、正直がっかりである。遺骨が海葬とされたのも、おそらくは作家の墓が、人権運動・民主化運動の聖地とされることを避けるための当局の意向なのであろうと思う。

 病に関しても、服役(これだっておかしな話ではなかろうか)中に適切な治療を受けられられなかった可能性も有り得る。

 海葬についても病気についても、何れも詳細は不明なので、こうであったと決めつけることは勿論出来ない。しかし、そうであったのではなかろうか、と疑わせるに足るものを、「大国」は昨今の数々の行動の中に見せていると言わざるを得ない。

 表現の自由やそれを含む種々の基本的な人権が蔑ろにされるような状況では、どの様な「大国」も真の「大国」となることを得ない。国民のそして国際的な信用は得られまい。今のままでは、前世紀末に崩壊した某「一党独裁大国」同様の運命に、自ら身を委ねる様なこととなるのではなかろうか。

2017年文月18日

*劉暁波(リウ・シャオポー)(1955-2017):中国の作家・人権活動家。人権・民主化運動により度々投獄された。2008年、一党独裁を批判し民主化を求める「零八憲章」を起草し発表前日に当局に拘束される。2017年5月家族の求めで仮出所となり7月13日死去した

ショート・ステイ
 おばあちゃんが、初のショート・ステイである。

 ショート・ステイは和製英語だが、要するに短期間一時的に、介護を必要とする在宅の方を福祉施設等で預かってもらうシステム。介護者、詰まりは私の様な家族が、病気や入院或いは冠婚葬祭や旅行・出張などで一時的に介護が不可能となった場合、また介護疲れを防ぐためなどに、利用できる、有難いシステム。

 今回は、別に私が介護ができなくなった訳ではなく、謂わばお試しである。以前からショート・ステイは、ケアマネさんに薦められていたのだが、おばあちゃんは頑なに拒否っていた。しかし、三か月介護老人保健施設でお世話になり、退所したばかりの今のタイミングならば、行ってもらえるのではなかろうかと、お願いした次第だ。
 現在介護中の私にとって一番の心配は、私が入院などと言うことになって、介護ができなくなることである。で若しもそうなった場合、ショート・ステイを頼まざるを得ない。よって、その若しもの時に備えて経験しておいてもらいたかったのだ(私も一度利用の流れを経験しておきたかった)。おばあちゃんは嫌がってはいたが。

 若しもの時、はあってほしくは無いが、そんなことが起きてしまうのが、人生であり世の中である。

2017年文月1日

*ショート・ステイ:泊まり掛けのデイサーヴィスみたいな感じかな。期間は原則七日間まで

ラキソベロン
 おばあちゃんが今月半ばに、介護老人保健施設を退所の予定。昨年末に大腸がん手術で入院して以来、二度短期的に自宅に戻ってはいるが、ほぼ半年ぶりの生還である。

 と、退所はそれはそれで予定の事であるし喜ばしくもあるのだが、おばあちゃんが家に戻るといろいろと私のスケジュール調整がややこしくなるので、今のうちにと、二年に一度の大腸がん検診、内視鏡による検査を受けた。昨日の事である。
 全体の流れは今までと変わる事は無いのだが、一つだけ何時もと違うことがあった。今までは、検査前日の就寝前に「ソルダナ」3錠を服用していたのだが、今回は前々日と前日の就寝前に「ラキソベロン」(シロップ)3ml服用の指示があった。初めてである。どうも、このところ便秘気味であると問診時に答えたからのようだ。
 別にそれならそれで一向構わないのだが、この「ラキソベロン」、私には可也刺激が強かった。副作用はないのだが、服用から5-6時間後の深夜と言うか明け方、強烈な差し込みに見舞われた。こんな腹痛人生初だ、そう思うほどである。寝ぼけている所為もあったか知らんが。

 まあ、おかげで、腸内はすっきりすっからかん。検査当日朝の洗腸液服用の際は、三度目の排便でキレイな透明になりました。今までで最短である(過去最短は5回目だった)。

2017年水無月1日

*ソルダナ、ラキソベロン:何方も大腸を刺激して運動を促し飲食物からの水分吸収を抑え自然に近い排便を促す薬で、副作用が少ないのが特徴とされる

距離
 二度に渡る手術とその後のリハビリのため、病院そしてその後介護施設におばあちゃんがお世話になっているので、現在私は介護がお休み中である。
 こうした状況になって気付いたことがある。病院や施設に面会に行ったとき、私がおばあちゃんに笑顔で接しているのだ。これには少々自分で驚いた。

 毎日一人で介護をしていると(勿論介護サーヴィスは受けている)、知らず知らず小さなイライラが私の中に蓄積して行く。本当に一つ一つのイライラの種子は取るに足らぬほど小さいのだが、それが堆積して行く内に私の中から余裕が失われ、何時の間にやら、おばあちゃんに接する私から笑顔が消えていたのだ。

 図らずもおばあちゃんと暫し離れて生活するようになり、随分と柔らかな気持ちで接することができるようになった。物理的な距離が広がった分、逆に精神的距離は縮まった様な感覚だ。

 介護者と被介護者との間の程よい距離(物理的・空間的或いは時間的)を保てるような、支援・システムの形が必要なのであろうと思う。

2017年皐月17日

半島
 半島近海には空母群が集結。

 西の大国はトマホークで警告し、北の国は核実験で挑発。きな臭い。

 東の大国には是非、「平和」的に「対話」と「協議」で頑張って頂きたい。ここで存在感を示して頂きたいと、願う。

 「攻撃」、「反撃」などという選択肢は、あるべきものではないのだ。それは滅びの道である。

2017年卯月15日

クアドラプル
 逆流性食道炎、麦粒腫(ものもらい)、口内炎そして偏頭痛のクアドラプル攻撃である。

 偏頭痛は毎年春先に多く発作が起こるので、毎度のこととして致し方ないのだが、一番目二番目は予期せぬ奇襲、三番目は何度も繰り返す波状攻撃だ。
 おばあちゃんのお友達が亡くなる前の様々な事、亡くなってからの種々な事、又そのお宅のねこちゃんたち(三頭いるのだ)をどう致そうかと悩んだり、普段経験しないような事柄が続いたり、或いは見知らぬ方(お友達のご親族)と多く接したりなど、個人的に苦手なことも多く続いた。又おばあちゃんも、施設に馴染んではいるが、やはりそれなりに混乱があるようで、施設から、こんなことがありましたあんなことがありました(夜中に徘徊し他のお部屋の他の方のベッドに入ってしまったとか、誤嚥の危険のある方にパンを食べさせようとした等々)、と連絡が結構頻繁に来るので、それが気に掛かったりなどし、暢気でちゃらんぽらんな私も、それなりストレスを感じていたのであろうか。

 何れにしろ、胃はイタイ、目はイタイ、口はイタイそして頭もイタイで、何だかものを考えるのもしんどい。

2017年卯月11日

符合
 先日、おばあちゃんのお友達の救急搬送について書いたが、そのお友達が亡くなった。
 一時、HCU(高度治療室)に入っていたのだが、すぐに一般病室に戻り、容態は安定しているか、と少しほっとしていていた矢先であった。

 お友達の家には母娘二頭(共にサクラねこ)、出入り自由のねこちゃんが居るのだが、食事は私が与えている。今までは全く懐いてくれなかったので、心配したが、流石に数日する内にはすり寄ってくるほどに馴染んでくれた。
 そのねこちゃんの内お母さんの方が、お友達の搬送から十日ほど経た或る晩、我が家の玄関先で激しく鳴くのである。ごはんを食べても家に戻らず、それは深夜まで続いた。
 今までは全く無かったことであるため、寂しいのであろうかとも思ったが、余りに激しいため或いはお友達に何かあったのであろうかと、少々不安な気持ちになった。
 その翌朝である、お友達が亡くなったとの連絡を受けたのは。
 息を引き取ったのは、前日の19時頃と言う。玄関先でねこちゃんが激しく鳴き始めたのは、その少し後以降であった。

 偶然の符合と考えるが、宿無しさんであったお母さんねこが、数年前、お友達の家に入り込んで出産し、以後ずっと世話をしてくれたその人が亡くなったことを感知した、そう思うのも、悪くはない。

 R.I.P

2017年弥生27日

*サクラねこ:TNR(Trap(捕獲)、Neuter(不妊化)、Return(戻す))を施した印に片方の耳の先端を小さく三角にカットしたねこ。カットした耳がサクラの花びらのように見えることから

サイ密猟

サイ

 前代未聞、とんでもない事件である。

 3月6日夜、パリ近郊のトワリー動物園内のサファリパークでサイの「密猟」が行われたのだ。
 夜間侵入した犯人により、四歳のオスのミナミシロサイ(準絶滅危惧種)が射殺され、チェーンソーで角を切断され奪われた。
 これを受け、隣国ベルギーのペリダイザ動物園では一時的に犀の角を短くして、安全対策を施したそうだ。

 サイの角は、主にベトナムでガンに効くなどと信じられることにより漢方薬として珍重され(科学的な薬効は認められていない)、密猟が横行している。フランスで盗まれた角は、ブラックマーケットで約360-480万円(3-4万ユーロ)の値が付くと推定されるそうだ。密猟や違法取引は、テロ組織の資金源になるともされている。

 アフリカだけでなくアジアでもサイの密猟は激しく、2011年にはベトナムに生息していたジャワサイが絶滅している。

 最も動物たちが安全に守られるべき場所で密猟とは、正直ショックである。まず行うべきは密猟対策であるが、動物園の安全対策も、これからは考えねばならない。

2017年弥生12日

*ミナミシロサイ:シロサイの一亜種。アフリカ南部に生息。一時絶滅寸前までになったが保護により回復。別亜種のキタシロサイは現在3頭のみとなり絶滅寸前

(画像は、シルエットACより拝借しました)

3.11 原発事故 被害者の人権をまもる国際署名

自転車人

自転車人

 最近、道路左路肩寄りに上の様なプリントを時折見掛ける。正面から見た自転車を漕ぐ人の姿と進行方向を示す矢印とのセットだ。「自転車ナビマーク」と正式には言う様だが、私は勝手に「自転車人(じてんしゃびと)」と呼んでいる。

 明らかに、自転車はここをこの向きに走って下さい、の意を表している。自転車は「車輌」であるから車道走行は当然だ。しかし、速度の遅い自転車は自動車の邪魔になり、或いは路上駐停車に邪魔され走り難いという事実がある。そういう意味で言えば、ここは自転車の走る場所です、と保障されている様にも、自動車ドライヴァーにアピールしてくれている様にも思え、些か心強い気がしないでもない。
 ただし、このプリントはあくまで自転車に対する指示であって、自転車優先の意味も持たないものである。クルマや歩行者に対する注意が必要なのは今までと変わらないので、ご注意。

 自転車専用レーンと一体だと、本当に有難いのだけどな。

2017年如月22日

*自転車ナビマーク:自転車が走行すべき部分と進行すべき方向を示す。法定外表示で道交法の道路標識ではない。警視庁により2012年から導入され2020年までに都内全域に拡大する予定だとか

カワガラス
 ほとんどの方はご存じないと思うが、カワガラス(Cinclus pallasii)、と呼ばれる野鳥が日本には生息している。漢字では「河烏、川鴉」。その名の如く川に棲むカラスの様に黒い鳥(と言っても黒褐色である)。大きさはヒヨドリやツグミより若干小さいくらい。

 この鳥、川に棲むとは言ったが、それは主に山地の渓流的な川である。そのカワガラスが、住宅街に居た。

 とあるアパートの庭先の花壇の隅にポツンと止まっていたのだ。暫く見ていると、ベランダの物干しに移り、ガラス越しに部屋を覗き込むような仕草。そのうちに何処へかと飛び去ったが、奥多摩の山歩きの際にしか見たことのない鳥ゆえ、呆然としてしまいスマフォで撮るのも忘れてしまった。

 調べてみると、冬場は里を流れる川(中流域)にも移動するらしい。然し私が遭遇した場所はその川からも数km離れた水気など殆どない住宅街の真っ只中である。こんな場所にも訪れることがあるのね。一つ勉強になりました。

2017年如月20日

*カワガラス:水に潜ってカワゲラの幼虫や魚などを捕える。アジア東部に広く分布する

如月一日  また一つ・・・

red

 プログレッシブ・ロック界の巨星が1月31日、その生涯を終えた。ジョン・ウェットン。キング・クリムゾンやU.K.そしてエイジアなどで活躍したプレイヤーだ。享年67。

 ハードなベースサウンド、高度な演奏技術、そしてその深く甘い歌声。私は大好きであった。1973年から翌年にかけてリリースされた、キング・クリムゾンの三枚のアルバム、「ラークズ・タンズ・イン・アスピック(太陽と戦慄)」、「スターレス・アンド・バイブル・ブラック(暗黒の世界)」そして「レッド」(上画像。左端がジョン)。此処で聴かれる、パワフルでフレキシブルなビル・ブルーフォードのドラムとジョンのベースとのコンビネーションは、私が知る中で最もエキサイティングなプレイである。未だ、これを越えるものを私は知らない。

 エイジアでジョンと長年共にプレイして来た、ドラムのカール・パーマー、彼は、エマーソン・レイク&パーマーの盟友、キースグレッグを昨年3月と12月に立て続けに失っている。そしてまた、ジョンを失った。
 カールの思いは如何ばかりであろうか。

 R.I.P

2017 2/1

睦月二十四日  気候変動対策
CO2 ドナルド・トランプさんが第45代アメリカ合衆国大統領に就任された。様々な方面に様々な影響を与えることは必至と思えるが、気になる事の一つは、気候変動問題(地球温暖化問題)である。

 トランプさんはかねがね、気候変動が人為的なものであるという指摘に否定的な見方をしてきたが、環境問題・気候変動問題を優先課題としてきた前政権の政策を転換し、パリ協定も脱退するとしている。温室効果ガス排出量世界第二位のアメリカが離脱すれば、協定の実効性への負の影響は大きいのではなかろうか。

 新政権で、環境政策に大きく関わる二つのポスト、環境保護局長官とエネルギー省長官に就任されたお二人(前者はスコット・プルイットさん、後者はリック・ペリーさん)は共に、気候変動は実際起きていると認めており、人為的な影響も否定はしていないようで、少し安心した。ただし、どちらも、経済成長や雇用にマイナス影響を与えない環境政策、と言うことを強調されているようだ。
 「環境」と「経済」のバランスは確かに非常に重要な事柄であるが、気候変動対策には、あまり積極的ではいらっしゃらない、とも見える。

 アメリカ新政権の気候変動問題への対応、気になるのである。

2017 1/24

*パリ協定:2016年、国連気候変動枠組み締約国会議(COP21)で採択された気候変動(地球温暖化)対策に関する協定。長期的に、産業革命前に比し平均気温上昇を2度より低く抑え1.5度未満にするよう努力する、ことを掲げる。最終的には今世紀後半に温室効果ガスの排出量を0にするのが目標。法的拘束力はあるが罰則はない

(画像は、シルエットACより拝借しました)

睦月十二日  仙人
 真冬のとある公園で、見慣れぬものを見た。

センニンソウの果実

 刈り込まれた一部植え込みの上一面を、覆う綿毛。植物の種子であるのは判るが何であろう。間近に見ると、綿毛の付け根に平べったい赤茶色の種子。

 帰宅後調べると、センニンソウ(Clematis terniflora)のそう果であるようだ。そう果とは果実の一種で、種子は果皮に包まれて中にあるのだ。
 このそう果に羽毛状の綿毛が付いているのだが、これは花柱が変化したもの。めしべの下部には果実となる子房があり、先端には花粉を受ける柱頭がある。この二つを繋ぐ細長い部分が花柱だ。この花柱が羽毛状になるのである。

 センニンソウは、晩夏から初秋にかけ、ここ多摩地区では、道端の生け垣などに絡み伸び、白い花を付けているのを時折見かけ、結構好きな花として認識していた。しかし、果実は初めて見た。

 この白い綿毛を、仙人の白いひげに見立て、その名が付けられた、との説もあるようだ。
 個人的にはこの説、納得である。

2017 1/12

*センニンソウ:キンポウゲ科センニンソウ属。木質の蔓植物。日本全土に分布。有毒なのでご注意。学名を見てお解りの様に、有名な「クレマチス」は同属である。よく似た花・実にボタンズルがあるが、こちらは小葉の先端が尖り縁に細かい切れ込み(鋸歯)がある。丸みを帯びてつるんとしたセンニンソウの葉とは全然違う

睦月六日  「病」
 昨年一年、一文字で表すならば、「病」。である。

 新年早々、おばあちゃんのノーウォークウイルス感染に始まり、同じくおばあちゃんの結膜下出血、圧迫骨折、大腸がんそして洞不全症候群と、連発。私と言えば、本当に珍しく、偏頭痛(これは慢性だが)と逆流性食道炎で病院のお世話になった。

 おばあちゃん関しては、90歳超と言う年齢を考えれば、致し方のないところで、気を付けた所で、如何ともし難い部分も多い。しかし、私の方は、まあオッサンであるとは言い、ケア次第である程度の管理は可能。気を付けたいものである。
 私が斃れれば、おばあちゃんも共倒れである故。

 「北の離れ」に書いたように、現在おばあちゃんは入院中であり、私としては、図らずも介護に関しては「休暇中」状態となっている。しかし、退院となり自宅に戻れば、暫くはデイサーヴィスもお休み(行けないだろうな)で、私は外出もできなくる。精神と肉体は一体ゆえ、メンタルなヘルスも十分にケアして生活したいと、考える次第である。

 皆様も、どうぞ、お体ご自愛下さいね。

2017 1/6

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