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はけの下 2018

古書店主の短め雑記。古本屋な日々...mini  profile

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空きペットボトル
 私は、ペットボトル飲料を自身で購入することは滅多にない。時折、入替え処分品の商品を買うくらいだ。だが、何故か、ペットボトル飲料を頂くことが多い。どうしてなのかは分からないが、本当に良く頂くのだ。
 で、緑茶やスポーツドリンクが多いこの飲料。空いたペットボトルは、当然リサイクル回収に出すのだが、たまにデザインが気に入ったものなどとっておきたくなる。粉末のスポーツドリンクや水出し麦茶など入れ水筒代わりに使うのだ。
 ところが、である。このペットボトル水筒、そのままではサイクリングの際には使えない。私の鉄塔巡りの相方であるロードバイクには、サイクルボトル用のケージ(ボトルホルダーですね)が装着してあるのだが、このケージ、一般のペットボトルには若干直径が大きく使えないのだ。ゆるゆるで、走行中落下する恐れがある。
 サイクルボトル(生分解性プラスチック製の優れもの)も持っているが、空きペットボトルも使えたら便利である。如何にかならんか、とあれこれ考え、試みにペットボトルに少し厚めの生地のボトルカヴァー(100均で購入)を着せてみた。すると、適度に隙間が埋まり大分しっかりホールドされるようになった。サイクルボトル用ケージを、ペットボトル兼用に出来るのである(周知の事か・・・)。

境八王子線29号
田圃と鉄塔と相方
鉄塔は境八王子線29号

 この画像で、ケージ内にはカヴァーを着せた、元コーラのペットボトル(中身はスポーツドリンク)が入っている。
 ぴったり、とはいかないが、ギャップも凸凹も結構多い東京の田舎(郊外)の市街地道路の走行では無問題。ボトル落下などは、今のところ起こる気配もない。全てのペットボトルで可能かどうかは不明だが、数種類の空きペットボトル(コーラ、緑茶、保存水、補水液)で試した結果、十分な実用レベルと感じている。
 因みに、ペットボトル用ケージ或いはサイズ調整のできるサイクルボトル・ペットボトル兼用ケージもちゃんとあります。私はただ、ケチっているだけなのである。

2018年長月18日
(取材は8月中旬)

*サイクルボトル:自転車用水筒。走行しながら片手で飲めるようにできている。ノズルを歯で引っ張り握ると飲料が出て来る

八月後半
 八月も後半になり、学校の始まる日が近づいていることに、憂鬱な思いを抱いてる人もいると思います。

 学校へ行くことは大事なことです。知識は世界を広げてくれます。でも、その世界を広げてくれる学校が、貴方の世界のすべてではないのです。学校は、貴方の存在するこの世界の、ほんの一部に過ぎないのです。学校へ行かないことも、アリです。
 私は十代の頃不登校になり、長い引きこもり生活をしていました。高校もやめ、学歴がない事で大分苦労もしました。でも、何とか(オジサンになるまで)生きています。生きてさえいれば、何とかなります。楽しいことも、それなりにあります。

 今の時期、戦争の話をテレビや新聞で見聞きすることがあると思います。貴方と同じ年頃の人たちが、空襲や核兵器或いは戦闘により多く命を落としました。生きたくても生きることが叶わなかった人たちです。そんなの自分には関係ない、そう思うかもしれません。でも、そうした存在、そうした時代があったことは、考えても無駄にはならないと思います。

 少し説教くさくてごめんなさい。ただ、貴方に生きていてほしいと、そう思うだけなのです。

 学校へ行かなくなったらなったで、その先に大変さはあります(私の経験から言えます)。でも、生きていればこそです。

 死は救い、とそう思えるかもしれません。でも、その手はまだもう少し先までとっておいてもいいでしょう。まだ使うのは、余りに勿体ない。

*過去の記事のリンクです。良かったら読んでみてください。私の思いは同じです
2015年8月 2016年8月 2017年8月

2018年葉月17日

デス・ペナルティ
 今月、三週間という短い間に、13の死刑が執行された。インパクトは大きい。私の受けたインパクトそれ自体を言えば、彼らが起こした一連の事件から受けたものに近いほどと、言えるかもしれない。

 死刑制度の存続に関しては、様々な考えがあると思う。が、私としては、国家権力により人命が左右されるということに、テロリズムに対して感じるものとはまた別種の、言い知れぬ恐怖を覚えるのが、正直な気持ちである。

 刑が執行されたことにより、彼らからもう何も聞きだす事は出来なくなった。今まで語らなかった者も、やがて何かを語ってくれたかもしれない。テロリズムを知り、Cultを知り、そしてそれらを考える上で、その証言を生かすことも出来たのではなかろうか、とも思う。

 彼らの行った様なことを二度と起こさぬためには、何が本当に必要な事なのであろうか。

2018年文月31日

*Cult:特定の事物・人物に対しある集団の示す熱烈な支持・礼賛。過激な反社会的宗教集団を指す場合が多い。元来の意味は宗教的崇拝

本日
ウナギ 土用丑の日。ウナギたちは、「源内さん勘弁してよ」と言いたくなるであろう日。

 土用丑の日とは、立夏、立秋、立冬そして立春の「四立」の前約十八日間を指す「土用」の内、十二支が「丑」の日の事。年四回あるが、普通夏のものを指す。
 夏の土用丑の日にはウナギを食べる習慣があるが、これは一般に、18世紀に平賀源内が発案したとされる(諸説あり)。ので、冒頭のセリフとなったのだ。

 ご存知の様に、ウナギは絶滅危惧種に指定されている。二ホンウナギとアメリカウナギは、将来野生絶滅の危険性が高い「絶滅危惧IB類」に、ヨーロッパウナギは絶滅の危険性が極めて高い「絶滅危惧IA類」にランク付けされている(国際自然保護連盟レッドリストによる)。
 養殖ウナギと言えど、稚魚(シラスウナギ)は野生のものである。同じく絶滅危惧種に指定されているクロマグロ(ホンマグロ)同様、大々的消費キャンペーンにはそぐわない種族であると思う。ウナギもマグロも、絶滅したら、ウナギ産業もマグロ産業も、ウナギの食文化もマグロの食文化も、共に絶滅である。

 夏負け予防に、土用丑の日には「う」の付くものを食べる食習慣が、古来よりあったともいう。ウリ、ウメ、うどん等々。
 「土用丑の日、梅干し食べよう」、「土用丑の日、うどんの日」など、如何でしょうか。

2018年文月20日

*ウナギの減少:海洋環境の変化、生息環境の悪化、乱獲など種々の要因があるとされる

画像は、イラストACより拝借しました

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上部消化管内視鏡検査
胃 タイトルは詰まるところ「胃カメラ」である。食道から胃そして十二指腸までの内視鏡による検査だ。前回のこの検査から丸二年経ってしまったので、先日、都のがん検診センターに電話し、予約。前回は一か月も先の日となったので、覚悟していたら、ほんの数日先の日の午前で取れた。ラッキーである。

 で、先日、おばあちゃんがデイサーヴィスにお出掛けの日に検査を受けたのだが・・・、うーん、相変わらず、辛い。二年に一度受けている大腸内視鏡検査に比べれば、事前準備は楽なのだが、検査そのものは、前回の時にも書いたように、こちらの方が断然キツイ。前回は、胃に達したのちは随分と楽だったのだが、今回は胃に達したのち、十二指腸に入る辺りが、可也キツかった(鎮静剤は不使用。喉の局所麻酔のみ)。モニターを見る余裕が余りなかった。
 が、やはり気になるので、涙目になりながらちらりちらりとモニターを見る。すると、素人目にもはっきりと分かる、見本のようなポリープ、ほんとうにマッシュルームの様に丸っこいつやつやとしたポリープが目に入った。ああ、出来てたか―とガックリ。
 しかし、ドクターは撮影はしたものの特に念入りに見るでもなく、ずんずんとカメラを進めて行く。あれ?特に問題ないのかな。

 で、前回より少々苦しかった検査の、その終了後の説明だ。ポリープの事に特に触れてこないので、聞いてみると、がん化する可能性はまずないものなので、ご心配はいりません、とのことであった。逆流性食道炎もほぼない状態、前回顕著に見られたカンジダ菌も格段に少なく、全体的には非常に良好な状態であるとのことであった。
 ああ、良かった・・・。何せ認知症のおばあちゃんと複数頭の猫の命を預かる身、私に何かあったら大変である。

 料金は前回同様、三割負担で4千円ちょっと。市の集団検診なら無料なのだが、日程が決まっているので、介護する身では難しいのだ。そう都合よく、デイサーヴィスやショートステイの日に受けるという訳には行かないのである。

 今回も当然の如く片頭痛発作が起きたが、事前にスマトリプタンを服薬(検査前に申告必要)していたので、大分軽かった。

2018年文月11日

*集団検診:無料だが但し、こちらはバリウム飲んでのX線検査。一般に胃カメラによる検査の方が精度が高いとされる

画像は、シルエットACより拝借しました

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海洋プラスチック憲章
 カナダで開かれた、G7サミット(シャルルボワ・サミット)で、「海洋プラスチック憲章」が纏められた。
 これは、自国でのプラスチックの規制強化を進めるためのもので、具体的には、2030年までに全てのプラスチック製品を再利用可能にするもしくは他用途への活用に転換する、同じく2030年までにプラスチック用品の再利用素材利用率を50%以上にする、また同じく2030年までにプラスチック容器の再利用・リサイクル率を55%以上にし2040年までには100%にする、などなどとなっている。
 この憲章には、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダおよびEUは署名を果たしたが、アメリカと日本は署名を見送った。
 日本政府は、プラスチックごみ削減には賛成だが現段階では市民生活や産業界への影響の程度が不明であるから、とその不署名の理由を述べている。
 でも実は、2015年のドイツ、エルマウ・サミットで海洋プラスチック問題へのアクションプランが定められ、2016年伊勢志摩サミットそして2017年イタリア、タオルミーナ・サミットで再確認が行われているのだそうだ。なのに「不明」って、等閑(なおざり)にしてたってことではないの。

海洋プラスチック

 プラスチックごみの問題は、勿論政府にもその責任はあると思うのだが、プラスチック製品を売る企業にも、そしてそれを消費するわれわれにも責任はある。
 とは言え、エコバッグ持って買い物に行くとか、ヨーグルトは紙容器のものを買うとか、紙芯の綿棒を使うとかなるべくプラスチック製品は購入しない様に心がけていても、何時の間にやら我が家の「容器包装プラスチックごみ」用のごみ袋はぱんぱんになってしまう(一番小さいサイズだけど)。そうなのだ、我が家ではプラスチックごみの殆んどは「容器包装」プラスチックである。これらは、好んで購入したのではなく、もれなく付いてくるのだ。おコメの袋、パンの袋、野菜の袋、ギョウザ・シュウマイあるいは練り物のプラスチックトレーそして牛乳や飲むヨーグルトのストロー等々等々、数え上げたらきりがない。確かにこうしたものを買わなければいいのだが、そうなると選択肢が可なり限られてしまい、買い出しが大変だ。トレーなどは紙で代替できそう、ストローはいちいち付けなくても済みそう或いはこれも紙製に出来そう、と素人としては思ってしまうのだが、如何でしょうか企業様(そうそう以前掛かりつけの獣医さんが使い捨て注射器も紙製にできないかなあと言っていたのも思い出した)。そうした製品があれば購入させて頂きます(予算の問題はあるが・・・)。

2018年水無月27日

*海洋プラスチック:此方(123)に関連記事があります。拙文ですが宜しかったら。また、グリーンピースジャパンでは「使い捨てプラスチックで海がいっぱいになる前に」署名を行っています(2018年6月現在)。ご参考までに

参考:Sustainable Japan、グリーンピースジャパン他

画像は、pixabayより拝借致しました

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ヤマトタマムシ
 タマムシ(Chrysochroa fulgidissima)は、多くの方がご存知であると思う。人間的に言って最も美しい昆虫の一つだ。しかしこの虹色に光る甲虫が、東京の住宅街にも実は結構普通に住んでいるということは、案外知られていないのではなかろうか。
 斯く言う私は、自転車でポタリングしていると、一夏に一〜三回は住宅街の生活道路上で、気の毒にも自動車に轢かれた亡がらを見かけるので、タマムシ(標準和名ヤマトタマムシ)がこの東京郊外にそれなりの数住んでいること自体は知っていた。しかし、生きているタマムシを見たことは、そこそこ長く生きているが、嘗て一度も無かった。
 ところが先日、その生きたタマムシを、遂に見つけた。

 入梅後の晴れ間、甲州街道(国道20号線)すぐ脇、東京スタジアム(味の素スタジアム)すぐ横の住宅地をポタリングしている時だ。例によって道路上に自動車に轢かれたタマムシの亡がらを見つけ、ああ今年もまた見てしまった、と思ったその次の瞬間、前方、歩くタマムシの姿が目に入った。すぐに自転車を止め、危ないので、捕まえて道脇のサクラの幹に止まらせた。
 しかしよく見ると、上翅(じょうし)がつぶれている。すでに自転車にでも轢かれていたのかもしれない。しかし、元気は良く、結構な勢いで幹を登ってゆく。ために、すっかりブレてしまった。


 成虫の寿命は一か月ほどという(幼虫時代は2年ほどある)。この個体、天寿を全うできるであろうか。

2018年水無月9日

*タマムシ:ヤマトタマムシ。カブトムシ亜目タマムシ科に属する甲虫。本州、四国、九州、朝鮮半島南部、台湾に分布。幼虫はケヤキやサクラ等の材部を食べ害虫とされる場合がある
*上翅:四枚ある翅の内上側にある翅。前翅(ぜんし)とも。甲虫では革質の硬い翅である

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山法師
 おそらくは、誰でも知っている「ハナミズキ」。この別名をご存知であろうか。
 それは、「アメリカヤマボウシ」。
 この名、日本在来のヤマボウシという花によく似たアメリカ原産の花、というところから付けられたものなのである。

 ただ、「ヤマボウシ」と言われても、多くの方が、キョトン、であろう。余りお馴染みはないと思う。本州から九州の山地に普通に分布するのだが、案外、公園・街路樹あるいは庭木として見かけることが少ない。全く無いわけではないのだが、「アメリカ」と付く方、即ちハナミズキに比べたら、圧倒的に見かける機会は少ない。ので、偶に見かけても、多くの方はハナミズキだと思っているのではなかろうか。

ヤマボウシ(武蔵野公園)
ヤマボウシ(Cornus kousa)

 都立武蔵野公園の苗圃の一角で、このヤマボウシの群落が、可也のヴォリュームで通路脇に花を密生させていた。

ヤマボウシ(武蔵野公園)
武蔵野公園
右がヤマボウシ

 同じミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木であるハナミズキ(Cornus florida)に比べると、開花期が一か月ほど遅いことと、花弁のように見える「総苞片」(そうほうへん)がハナミズキは丸っこく且つ先端が欠けたようになっているが、ヤマボウシはやや細長く先端が尖っているので、気を付けて見れば簡単に見分けは付く。
 ちなみに花は、花のように見える白い部分(総苞片ね)の中心にある丸っこいつぶつぶの集まり(集合花)、それである。

ヤマボウシ(武蔵野公園)
アップ

ヤマボウシ(武蔵野公園)
花のアップ

 多くのサクラの様に葉が出る前に開花するハナミズキに比べ、葉が揃った後に開花するので派手さは無いが、結構きれいな花だし、もっと注目されていいと思うのだが。

 この記事がアップされる頃は、もう大方の花は終わっているかもしれないが、もし見かけたら、この物静かな花を愛でてやって下さい。

2018年皐月27日

*ヤマボウシ:朝鮮半島、中国、台湾にも分布。秋に熟す実は食べられる。集合花を頭、総苞片を頭巾に見立てて「山法師」と呼ぶらしい
*総苞:苞は蕾を包んでいた葉(が変化したもの)。花全体を包んでいた苞の集まりが総苞で、その一つ一つが総苞片
*武蔵台公園:昭和39年(1964)8月開園。野球場、バーベキュー広場、原っぱ、川(野川)、ビオトープ、調節池、そして都内の公園樹・街路樹を育てる苗圃を持つ。園内を一部分断する都市計画道路建設が予定されている

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科学絵本
 絵本作家の加古里子さんが、今月二日に亡くなられた。享年92。

 加古さんは、大正15年(1926)福井県生まれで、本名は中島哲(さとし)。「里子(さとし)」は俳号である。WW2中、成蹊高等学校(私立の旧制高等学校)に通っていた時、軍需工場への動員で友人たちに会えないため作った回覧雑誌「マント」に自作の俳句を載せる際使用していたペンネームが、この「里子」であったそうだ。(かこさとし公式HPより)
 氏はそのWW2当時、例にもれず軍国少年で、軍人(飛行機乗り)を目指すが近視が進み断念。結果氏は戦後を生き抜くこととなるが、陸軍士官学校へ進んだ友人たちは、多く特攻で命を落とした。この様な経験から、氏は、自身の無知が誤りを産んだ、だから子供達にはちゃんとした勉強をするよう伝えていかなければならない、そう思うようになったと語っておられる。(mi:te 絵本作家インタビュー vol.100より)

だいこん だんめん れんこん ざんねん

 加古さんと言えば、「からすのパンやさん」や、月刊絵本「こどものとも」での「だるまちゃん」シリーズがお馴染みであるが、私は、科学者でもある氏が月刊絵本「かがくのとも」に書いた、科学絵本が好きであった。「あなたのいえ わたしのいえ」、「だいこん だんめん れんこん ざんねん」、「おおきい ちょうちん ちいさい ちょうちん」、「いろいろ おにあそび」、「わたしも いれて!」など。

 加古さんの素朴な味わいの絵が、好きであった。

 R.I.P

2018年皐月10日

*科学者:東大工学部応用科学科卒で、工学博士、(化学)技術士

Proxy War
 一体誰が行ったのかは、別として、シリアのダマスカス近郊東グータ地区ドゥーマで、化学兵器(塩素ガスとサリンと考えられているようだ)が使用されたことは間違えは無いであろう。この行為自体は、非難されるべきものである。
 とは言え、米英仏によるシリア(アサド政権)に対するミサイル攻撃を支持できるかと考えると、私個人としては、NOだ。化学兵器は核兵器同様、地上から失われるべきものと考えると同時に、武力攻撃自体もまた、否定されるべきものと考えるからだ。

 それにしてもだ、シリアを巡る一連の国際的な動きを見ていると、もうまるで、シリア内戦はロシアとアメリカの代理戦争ではないか。

 冷戦の終結など、幻影であったのだろうか。

2018年卯月15日

認知機能
 先月、インフルエンザB型感染の後体調を崩し、入院していたおばあちゃんが退院した。約二週間の入院であった。

 食欲もほぼ回復したのだが、やはりというか、入院中から目立った、認知機能(理解・判断等の機能)の低下は、帰宅後も顕著である。長年共に暮らす私でも、何を言わんとしているのかの判断に迷う場面が増えた。食事も着替えもトイレも、アシストの必要性が大分高くなった。入院前の認知機能のレベルを10とすれば、退院後は6くらいの感じである。二週間も着替えもせずパジャマのまま終日ベッドに横になっているだけ、トイレもほぼオムツ、という状態では流石にそうなるであろう。以前の入院時もほぼ同じであった。
 病院は、先ず治療が優先される場である。しかも病気になりたての急性期では猶更であるので、そうなるのも致し方は無い部分はあると思う。以前の入院は三か月の長期で、病気そのものは回復期と呼べる状態であったため、最後は、地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟と呼ばれる急性期治療と在宅治療の中間的病棟で過ごし、退院後は自宅生活以前にリハビリ施設への入所をお願いしたが、今回は短期の入院なので、退院後直で自宅生活。言わば自宅でリハビリである。
 私としては、こうした状況は初のことなので正直戸惑うが、まあ、なんとかなりそうではある。少しずつ元の状態へ、認知機能も戻るであろう。デイサーヴィスも何ら問題なく行けているし。

 ああ、でもやっぱり少々不安。どうなることやら・・・。

2018年弥生8日

Gメン
 象牙の商取引は、1989年以来ワシントン条約で国際的には禁じられており、多くの国が国内の取引市場も閉鎖する方向で進んでいる。が、ここ日本では国内での流通・取引は合法となっている(もちろん条件付き)。

ゾウ

 この日本での国内象牙取引が、密売・密輸などの違法取引の温床になっていると指摘・批判されている。

 そこで環境省は、本年4月より四か所の地方環境事務所に計四名の象牙取り締まり「Gメン」を配置するとした。当然、違法行為監視の為である。

 今まで、いなかったのね、専門担当者さん。遅い。遅すぎる。
 6月からは、種の保存法での規制が強まり、丸ごとの全形牙の登録量中9割以上を占める「昔から家にありました」的な第三者による証言は出来なくなるらしいので、これとあわせて、規制・監視が強化され、ゾウの密猟減少へつながることを期待したい。

 象牙に関わる文化など守る必要はない、とは必ずしも考えないが、ゾウという種族を絶滅に追いやるような形での利用は改められなければならない。自然死個体からの採取のみに限定するなどの方策も考えられるが、何れにしろ取引に関する調査・監視の強化及び法規制の整備は、日本に限らず強く求められることである。

2018年如月6日

*Gメン:Goverment menの略。本来はFBI直属捜査官の事だが日本では特別任務を帯びた捜査官を指す

画像は、イラストACより拝借しました

瞬き
 前回、「ダンシング・ヒーロー」MVのオギノメちゃんにハマったと書いたが、その流れで、なぜかWinkにもハマってしまった。
 これも前回書いたように、若き頃の私は(今もだが)ハード・ロック/ヘヴィ・メタルに魂を売った「硬派」なメタル・キッズだったので、アイドルは基本眼中にはなかった。それに、ちょうどWinkがブレイクしていた1990年前後の頃は、国立(くにたち)の古書店をほぼワンオペで切り盛りしており、テレビがなかなか観られなかったのだ。

 オッサンになって知ったWink、ちょっと驚いた。お二人の歌の上手さや可愛らしさもそうなのだが、衣装や振り付けのクォリティの高さ、そしてなにより楽曲の良さ。何であろう、アレンジや演奏のレベルの高さも含め、妙にホリック性がある。振り付けそのものはダサいと言えばそうかもしれんが(失礼)、ダサかわいくっていい。真顔で歌い踊るのも妙に惹かれる。歌唱、ダンス、衣装そして楽曲と全体のバランスが、なんか、丁度良い。

 オギノメちゃんもそうだが、当時は生でもちゃんと歌ってたのね。ハード・ロック/ヘヴィ・メタルのシンガーは上手い人が多いので、アイドルなんぞ、と小バカにしていた当時の私に、正式に謝罪させたい気持ちだ。ゴメンナサイ。

 しかし、今頃昔のアイドルにハマって動画見まくるなんて、ワタシ、疲れているのかしら。

2018年睦月30日

*Wink:1980年代終わりから1990年代にかけ活動した女性アイドル・デュオ。現在活動休止中。上に書いたような状況であったので私は懐かしさは全くないのだが、活動再開をちょっと望んでしまう
*MV:ミュージック・ヴィデオ。その楽曲の世界観を映像で表現した短編映画的芸術作品。宣伝用にも用いられるが、主に宣伝・販促用に製作されるPV(プロモーション・ヴィデオ)とは区別される場合がある

ピンクのヅラ
 「ダンシング・ヒーロー」が再ブレイクして、TVで聴く機会が多く、懐かしくなって当時のMVを観たのだが、なんとオギノメちゃんのカワイイことか。

 この曲がヒットしていた当時、私はすでに、ハード・ロック/ヘヴィ・メタルに身も心も染まり、アイドル?ダンス?ディスコ?けっ、軟弱な、と超ロン毛に黒い服着てスタッズ(鋲)着けてトンガっていたので、アイドル全般、当然オギノメちゃんのことなど見向きもせず、MVも三十数年後の今初めてお目にかかったのだ。

 ああ、何ともったいないことしていたのか。薄いピンクのヅラ被ったオギノメちゃん、めっちゃカワイイではないか(昔からボブには弱いのだ。しかし、きゃりーぱみゅぱみゅちゃんのコスプレした桐谷美玲ちゃんの様にも見えるな)。歌も上手いなあ。

 所謂アイドルなど、全く眼中に無かった「硬派」なメタル小僧の私ではあったが、それでもTVは普通に観ていたので、オギノメちゃんのことは知っていたし、この歌も当然幾度となく耳にしていた。なので、やはり、今この歌を聴くと、若き当時のあれやこれやが思い出され、切なくなる。

 それにしても、MVのオギノメちゃん、オニカワイイ。しつこい様だが、まじカワイイ。今頃やられた。ズッキュンである。

2018年睦月16日

*ダンシング・ヒーロー:1985年にリリースされた7枚目のシングル。原曲は「Eat You Up」というアンジー・ゴールド(イギリス)の自作曲

予備知識。
 予備知識らしいものは無かったといってよい。ただ知っていたのは、そのあからさまなパロディ感のあるタイトルと、男女入れ替わりというありがちと言えばありがちな設定、そしてTVCMの映像くらいなものである。これ等の断片的な知識とも言えないような知識から持った作品のイメージと、世代を超えた大ヒットで社会現象的ともいえる存在になったというその事実が私の中で結びつかず、ぜひ見てみたいと思っていた「君の名は。」。見ました。TVで。

 映像の美しさは想像以上で、特に糸守町のあの「ド田舎」感は堪らなかった。
 ただ、途中でクリビツである。彗星の破片落下で糸守町壊滅。・・・えぇーっ、そういう展開ぃ。SFじゃん。
 コメディータッチの恋愛ファンタジー的なイメージを勝手に持っていたので、SFファンタジー的展開に驚いちゃった。でも、確かにCMにも彗星の落下シーンがあったよな。何でそんなシーンが出てくるのかちょっと不思議に思ってたけれど、やっとその意味が分かったよ。

 でまた、ラストでおっさん感涙。泣けるお話だったのも、全く知らなかった。もう、おじさん、単純に切ない。ツッコミどころも気にならん。
 私のような、ココロの乾いたオヤジの、胸奥の錆びた弦も震えるなら、世代を超えて受け入れられたのも、納得である。

 予備知識無くて、かえってよかったかも。

 (パソコンとスマフォのロック画面、「君の名は。」にしちゃった)

2018年睦月10日

*パロディ:昔、「君の名は」というNHKのラジオ・ドラマがあった(脚本:菊田一夫)。昭和27(1952)−29年(1954)に放送され、放送時間には女湯が空になったという伝説を持つ大ヒット作である。我が家のおばあちゃんの話では、実際空いていたそうで、当時わざわざこの放送時間を狙って銭湯に行っていたとか。昭和28−29年には映画化(三部作。主演:岸恵子、佐田啓二(中井貴一さんのお父さん))もされこちらも大ヒットした
*ツッコミどころ:鉄ヲタ的には謎の「四本腕金」鉄塔が気になった。一般に送電線は三本一組なので鉄塔の腕金の数は三の倍数になるのだが

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