Heavysphere '05年版
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ヘヴィ・メタル、ハード・ロック、プログレッシブ・ロック、クラシック等について語らせていただきます
Profile
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| ★◆STRANGERS IN THE
NIGHT/UFO '79 ストレンジャーズ・イン・ザ・ナイト/ユー・エフ・オー order |
"Hello chicago!
Would you please welcome, from England,
U・F・O!"と言う、ドスの利いたMCで幕を開ける、'78年アメリカでのツアーを収録したLIVEアルバム。 このUFO(ユー・エフ・オー。「ユーフォー」とは読まないでね)、もともと日本や独逸では人気があったのですが、前二作(「LIGHTS OUT」「OBSESSION」)が亜米利加でヒット。苦労の甲斐ありやっとビッグ・ネームの仲間入り。でも何故か、一流バンド扱いされないんですよねぇ...。人気もヒットもあるのに、何故か「超一流の B級バンド」などと、失礼な肩書きがついてしまう。う〜ん...確かに全体としては良い曲は多いけれど、アルバム一枚辺りで言うと良い曲が一寸、少ないかな...。でも、このLIVEは、ベスト・アルバム的なナイスな選曲で、名曲・佳曲が濃縮された、DEEP PURPLEの「LIVE IN JAPAN(MAID IN JAPAN)」的な、ロック史に残る名盤。演奏内容も、素晴らしい。特に、マイケル。 UFOは、独逸で人気があった為、初期(’70年代初頭)彼等の主な活動の場は独逸。ところが、何故だかギタリストの失踪が相次ぐ。そんな時、ヘルプで良く代役を務めたのが、独逸のバンド、SCORPIONS のギタリスト、マイケル・シェンカー。当時まだ十代後半のマイケルですが、聞く人が聞けば直ぐ其れと解る天才。 UFOのメンバーが一時的助っ人で満足するはずも無く、嫌がるマイケルですが、お兄ちゃんのルドルフ(スコーピオンズのリーダー)を説得し、英語の話せないマイケルを英吉利へ...。と、ここから、UFOの成功と、マイケルの栄光と苦悩が始まるのです。 英吉利に渡ったマイケルは、優れた作曲センスでバンドに貢献。そしてその、哀愁の旋律と美しい音色のギター・プレイとグッド・ルッキングで、ギター・ヒーローとして活躍。が...、バンド内の意見の衝突や英語が苦手である事、ツアーの疲労等などがあってか、情緒不安定がちな彼は、アルコールとドラッグに浸り、失踪を繰り返す事に...。 そんなマイケルの精神的には可也辛いであったろう時期のプレイが、このLIVEには詰っています。そのギリギリの精神状態が産出すのか、そのプレイは正に鬼気迫るものがあり、聴く者の心を捉えます。曲自体は、比較的陽性度の高い物が多いのですが、マイケルのギターは緊張感・緊迫感を漂わせています。名曲・名演の詰ったこのアルバムですが、"LOVE TO LOVE"や"ROCK BOTTOM"での入魂のギター・プレイ等は、立毛筋がおもわず反応するのを禁じ得ません。特に、"ROCK BOTTOM"におけるギター・ソロは、上記DeepPurpleの「LIVE IN JAPAN」中の”CHILD IN TIME”におけるリッチー・ブラックモアのギター・ソロと双璧をなす、名演中の名演。「LIVE IN JAPAN」もそうですが、LIVEヴァージョンを聴いてしまうと、スタジオ・ヴァージョンがもう二度と聴けない、と思えてしまう程の迫力に満ちています(スタジオ・ヴァージョンには又ならではの魅力がありますけどね)...。そう、このアルバムは、マイケルのプレイに限らず、フィル・モグの派手さは無いものの、味わい有るヴォーカルはじめ、他メンバーのプレイの充実度も高い、当時のUFOの勢いがそのまま現れているような、LIVEの名盤なのですよ。 ただこのアルバム、オリジナル盤とリマスター盤では曲順が異なり、後者の方が実際のLIVEの曲順通りになっているとの事(後者には未収録の二曲が追加されています)。まだ未聴ですが、"NATURAL THING"以外のオープニングは、一寸、イメージし辛いな...(実際のオープニングは"HOT 'N' READY")。 ...長いブロンドの髪で顔が見えなくなるほどに俯(うつむ)き、フライングVを足に挟み、己が苦悩の全てを吐き出すかの如くに弾き捲(ま)くるマイケルの姿が、目に浮ぶ...。 '05 11/14 -------------------------------------------------------------------------------- お気に入り度:♭♭♭♭ ビギナーお薦め度:♭♭♭♭ 重度:♭♭ 硬度:♭♭ 暗度:♭♭ 技巧度:♭♭♭ 旋律度:♭♭♭♭ ポップ度:♭♭♭♭ 〔U.K出身 この作品発表後マイケルは脱退。一時スコーピオンズに参加したり等の後、長い髪をバッサリと切り落とし、自身のバンドMSG(マイケル・シェンカー・グループ)で’80年復帰。UFOは解散・再結成・メンバー交代など紆余曲折多々あるも昨年アルバム発表 official〕 *DeepPurpleの「LIVE IN JAPAN」:’72年の大阪フェスティバルホール・日本武道館公演の模様を収めライヴ・アルバムの名盤中の名盤。日本以外では「MAID IN JAPAN」のタイトル。この作品を愛するMETALLICAのラーズ・ウルリッヒは初来日時どちらかのステージ(忘れた...)に感激の余りkissをした、と言う話も洩れ伝わる(真偽は不明)。気持ちは解る... *フライングV:’58年に誕生した米Gibson社の電気ギター。変形ギターの代表。名の通りボディが(逆)V字型(全体像は(逆)Y字型)。マイケルのものは’60年代製再生産モデル。一説によると、もともとはお兄ちゃんのルドルフのものだったが、借りているうちに気にってしまい自分のものにしてしまったとか...(ルドルフ優しすぎ...)。中音域中心の柔らかく甘いトーンが特徴。「マイケルと言えばフライングV、フライングVと言えばマイケル」と言うくらい切っても切れない間柄 |
| ★◆RESTLESS BREED/RIOT
'82 レストレス・ブリード/ライオット order |
乾いた砂漠の中のハイ・ウェイを突っ走る(走った事ないけど)が如き爽快感あるややヘヴィ・メタル寄りハード・ロックを展開してきた前三作から、一転してニューヨークの裏町(行った事無いけど)の場末の酒場の様な湿っぽさと暗さを持ったブルージィな匂いを醸すサウンドに変化した彼らRIOTの第四作。当時賛否両論を巻き起こした問題作(今も賛否は分かれますね)。この作品から、ヴォーカルが、Guy
Speranzaガイ・スペランザからRhett Forresterレット・フォリスター(共に故人
R.I.P)へとチェンジしています。RIOTは、’77年のデビューですが、翌’78年かのヴァン・へイレンがデビューし、HR/HM界に衝撃を持って迎えられ台頭して来ると、「西海岸にヴァン・ヘイレンあれば、東海岸にライオットあり」等と、某雑誌(名前は覚えてない...)に書かれるほど、新時代を担(にな)うハード・ロック・バンドと結構期待されている存在でした(と言うか、そのように記憶しています)。が、’79年名作「NARITA」をリリースし、’80年には伝説の第一回「MONSTERS OF ROCK」に出演し名を挙げ、そして翌’81年には彼らの最高傑作に挙げられる事も多い3rdアルバム「FIRE DOWN UNDER」を発表する等、盛り上がるヘヴィ・メタル・ムーヴメントの中で、順調に地歩を築いて行けるかと思いきや、レコード会社との関係に恵まれなかったり、看板ヴォーカリスト、ガイ・スペランザの脱退があったりと、多難。バンドは低迷期に入ります。実は、彼ら、と言うかリーダーのMark Realeマーク・リール(g)は苦労続きで、その後もバンド活動を休止せざるを得なくなったり、「RIOT」と言う名前を使えなくなったりと、マネージメントに恵まれず...でも、決して歩(あゆみ)を止めることなく今も現役の、正に"WARRIOR"(1stアルバムの名曲)。メタラーの鏡です。 バンドは低迷期に...と上に書きましたが、その低迷期にリリースされたのが、このアルバム(と次作)。人気の高い彼らの初期作品中でも、最も不人気。ガイに代わって参加した新ヴォーカルのレットの評判も余り芳しいものではありません。レットが余りにも前任者と異なるスタイルで、世間の求めるRIOTサウンドには今一つ合わないタイプだった為か、或いは、バンド低迷期という不運な時期に参加してしまった為か...何れが原因かは判断しかねますが、残念です。こんなに良いヴォーカリストが...。 ガイ・スペランザ時代は、彼の元気の良い陽性な歌唱スタイルの影響か、欧州的叙情性を湛(たた)えつつも、バンド・サウンド全体が溌剌(はつらつ)とした雰囲気を持っていたのですが、このアルバムは、ブルース・フィーリング溢(あふ)れる、ウェッティな深い歌声と、どこか「ワル」っぽさを醸(かも)すレットの個性の影響からか、全体に疾走感が後退し、哀愁が漂い、雰囲気も「夜」。当時僕の周(まわ)りでも、「前のヴォーカルの方が良かったな...」と言う声が多く聞かれ、評判は良くありませんでした。ですが、僕は好きなんですよね、この作品。本来、レットのようなタイプ、ブルース・フィーリング溢れるヴォーカルは苦手とする僕なのですが(デヴィッド・カヴァーデールが苦手...)、何故かこの作品のレットのヴォーカルには違和感無く、耳を没せられる。ハード・バラードの名曲"Restless Breed"等、絶品。聞惚れてしまいます。グッド・ルッキングでもある今は亡きレットの勇姿を、オフィシャル・サイトで是非ご覧下さい...。 本当はレットの勇姿を拝むだけでなく、艶(つや)っぽい彼の歌声も是非お聴き頂きたいのですが、残念ながら、この作品は廃盤なのです。いくら不人気とはいえ、このアルバム、前半の5曲(レコードのA面ですね)は全て名曲・佳曲なんですけどねぇ...。ヘヴィ・チューン"Hard Lovin' Man"、小気味良い"CIA"、味わい深い上記タイトル・ナンバー、レットが朗々と歌い上げる"When I Was Young"、そして当時としては最も「メタル」な曲の一つとして人気だった疾走ハード・チューン”Loanshark”と可也なハイ・レヴェル。確かに後半(レコードのB面。マークが一曲を除き曲造りに参加していない)は、一寸だれますが...でも逆に一般ROCKファンの方にはソフトで聴き易いと言えない事もないかも...。 伝統的ハード・ロックから、モダンなヘヴィ・メタルへと、ハード&ヘヴィ業界全体がシフトして行ったあの時代、実力・オリジナリティ共に備え、当初からツイン・ギタースタイルでヨーロピアン・テイストの叙情性を持ったヘヴィ・メタル的サウンドを展開していた彼らは、当時真っ当なサポートを受けられていたら、日本・欧州のみならず、本国亜米利加でも地位を築き、もっと違った存在となっていたかもしれませんね。 '05 9/20 -------------------------------------------------------------------------------- お気に入り度:♭♭♭ ビギナーお薦め度:♭♭♭ 重度:♭♭ 硬度:♭♭ 暗度:♭♭♭ 技巧度:♭♭ 旋律度:♭♭♭ ポップ度:♭♭ 〔U.S.A出身 初期、彼等のマスコット・キャラクターはアザラシでした。上の写真の少年もアザラシへと変身途中。何故アザラシ...? official〕 *ヴァン・ヘイレン:ギター革命児エディ・ヴァンへイレンを擁する亜米利加を代表するハード・ロックバンド。 *ガイ・スペランザ:RIOT初代ヴォーカリスト。’03年11月8日膵臓ガンにて死去。R.I.P *レット・フォリスター:RIOT二代目ヴォーカリスト。’94年1月22日銃で撃たれ死去。R.I.P *デビッド・カヴァーデイル:DEEP PURPLE・WHITESNAKE等で活躍した名ヴォーカリスト。 *第一回モンスターズ・オブ・ロック:’80年8月16日、英吉利はドニントンにて開催されたHR/HM系アーティスト大集合の記念すべき一大イヴェント。RIOTの他 RAINBOW・JUDAS PRIEST・SCORPIONS・SAXON等が出演。トリを勤めたRAINBOWの"STARGAZER"は圧巻。 *NARITA:「ナリタ...?」とお思いの方も多いと思います。そうNARITA=成田です。成田空港建設に伴う三里塚闘争をテーマに書かれた、インストゥルメンタルの傑作"NARITA"をタイトル・ナンバーとする初期RIOTの名作アルバム。「迷」ジャケットを持つ作品としても有名。メタル・アルバムには理解に苦しむ或いは「勘弁してくれ...」と生粋(きっすい)のメタラーですら言いたくなるような、パンチの効いたアルバム・ジャケットが多々存在しますが、この「NARITA」はその中でも一二を争うパンチの効き具合。ジャケットもタイトルも、彼らを逸早く認め受入れた日本のファンへ感謝の意を表してくれたものかもしれません。有難う!でも...ジャケは...。因みにこの「NARITA」を含め彼等の初期作品は廃盤です。何でや...。 ...人骨の山の上で四股(しこ)を踏む海豹(あざらし)顔のお相撲さんの肌はディープなピンクで手には鉞(まさかり)(金太郎さんか)...その後方には燃上る管制塔とフジヤマ...そして逼り来るジェット旅客機...。あぁ...。まぁ、ジャケットの良し悪しと内容の良し悪しは比例関係にはないと言う見本、と言えないこともないか...。(「NARITA RIOT」で画像検索して見て下さい) *三里塚闘争:三里塚は千葉県成田市南東部。新東京国際空港(成田空港)建設時の用地買収の中心対象となり、激しい反対運動が起こった。当初は農民運動であったが、後反国家権力闘争と言う性格も帯びる。開港寸前の’78年3月、反対活動家による管制塔占拠・破壊は、映像をぼんやりですが覚えています。ジャケットにも管制塔が描かれているので、この辺りの報道に接してリーダーのマークが想を得て作ったのがタイトル・ナンバー"NARITA"なのでしょう。スリリングな名曲中の名曲です(エンディングに"かぁ〜さんは(が)ぁ〜よなべぇ〜をして〜"(かあさんの歌)のメロディが...)。 |
| ◆INDIVIDUAL THOUGHT PATTERNS/DEATH
'93 インディヴィデュアル・ソウト・パターンズ/デス order |
’01年12月13日、このバンドのリーダーで、デス・メタルのパイオニア・オリジネイターの一人に数えられる、チャック・シュルディナー(vo&g)は、脳腫瘍の為亡くなりました。享年34このバンド、と言いましたが、バンド形態をとっていたのは、比較的初期の頃で、このアルバム(5th)発表当時は、アルバム製作毎に、凄腕助っ人を雇(やと)い入れて作る、彼チャックのプロジェクト的存在と化していました。チャックは、曲を書き、詞を書き、そしてプロデュースにも参加し、ギターを弾いてヴォーカルもとる...。正にチャック=DEATH。ですが(シャレじゃないよ)、作品を聴けばお解り頂けると思うのですが、他の面子(めんつ)の力量が尋常(じんじょう)ではなく、且(かつ)適材適所に人員配置されている為、「チャックとそのバック・バンド」的雰囲気は、全く御座いません。...アンディ・ラロック(北欧のメタル・バンド、KING DIAMONDから参加)の流麗なギター・プレイ(チャックとのツイン・ギターのハモリも美しい...)、スティーヴ・ディジョルジオの低域を駆け巡る早弾きフレットレス・ベース、そして、ジーン・ホグランの尋常ならざる早蹴りドラム...。何れ劣らぬ一級品で、其々に経験あるプレイヤー達ですから、悪く言えば寄集め的集団のこの中にあっても、有機的一体感は濃厚。この辺りにも、チャックのアーティストとしての才能の豊かさが現れているのかもしれません。 上で、チャックはデス・メタルのパイオニアの一人...と書きましたが、この作品について言えば、デス・メタルではありません。ヴォーカル・スタイルは、メロディを押し殺したディストーション・ヴォイス、所謂(いわゆる)「デス声」ではありますが(結構情感豊かなので、そんなには違和感ないと思います)、サウンドの全体像としては、伝統的ヘヴィ・メタルの叙情性を湛(たた)えたテクニカル・スラッシュ・メタルややデス・メタル寄り、と言った趣(おもむき)。複雑な曲構成・展開、と言った所謂プログレッシブ・ロック的性格も漂っています。又、同じフロリダ出身で同じくデス・メタルのパイオニア的存在とされるMORBID ANGEL(モービッド・エンジェル)にも通ずる、暗鬱(あんうつ)な耽美(たんび)性も仄(ほの)かに漂わせ、独自の世界、暴虐・暗黒・抒情・耽美の混沌世界を現出させています。混沌とは言っても、高度な演奏技術がベースになっていますから、整合感ある混沌です。その点、CRYPTOSYとも共通を感じますか...。 然し、この凄腕メンバーの中でも、ジーン・ホグランのドラムはスゴイ。VADERのドクも、CRYPTOSY のフロも、SLAYER のデイヴも、MORBID ANGELのピートもスゴイが、ジーンもスゴイ。其々の異なる持ち味で其々にスゴイ。ジーン以外の凄さは其々に読んで頂くとして、ジーンは何が凄いって早い...。そのツイン・バス・ドラムの連打ったら、正にマシン・ガン。お相撲サンの様なその身体付きからは想像出来ん早さ(失礼)。しかもメロディアス。ドラムにメロディアスと言う表現はヘンかもしれませんが、何か歌心のようなものを感じるのですよねぇ...その自由自在のバス・ドラ・プレイ。緩急(かんきゅう)の変化豊かな細かなキックは、バス・ドラムで歌っているよう。勿論手の方もスゴイですよ。若干音は軽いですが、その分スピード感は抜群。凄腕揃いのメタル・ドラマー界でも屈指の存在。因みに、彼がドラムを始めた少年の頃、アイドルとしていたのが、メタル・ドラムの始祖、コージー・パウエル 。’98年4月5日に、コージーが自動車事故で亡くなった(享年50)後、ジーンは暫らくの間、追悼の意をこめ、ドラムをコージーと全く同じセッティングにして、ライヴを行っていたのだとか。本人がインタヴューで、照れながらそう語っておられました。 ...憧れていたミュージシャン、或いは好きだったミュージシャンの死に接したのは、多分、LED ZEPPELINのジョン・ボーナムが僕の場合、最初だったと記憶しています。その後、QUEENのフレディ・マーキュリー、 AC/DCのボン・スコット、ランディ・ローズ、METALLICAのクリフ・バートン、元RIOTのレット・フォリスター、上記のコージー・パウエル、元HELLOWEENのインゴ・シュヴィヒテンバーグ、元PANTERAのダイムバッグ・ダレル、そしてこのDEATHのチャックと、事故であったり、自殺であったり、病死であったり、事件であったりと死因は様々で、ショックの受け方も其々ですが、何か厳粛な思いを感ずるのは変わりませんね。一人の人間の夢やヴィジョンが終わりを迎えるのを見ると言うことは、その人間に関る人々が、大切な存在を失ったと言うことを見るのは、僕を厳粛な気持ちにさせます。若い人が多いし...。 R.I.P '05 8/29 -------------------------------------------------------------------------------- お気に入り度:♭♭♭♭ ビギナーお薦め度:♭♭♭ 重度:♭♭♭ 硬度:♭♭♭ 暗度:♭♭♭♭ 技巧度:♭♭♭♭ 旋律度:♭♭♭ ポップ度:♭♭ 〔U.S.A出身。...’99年、脳腫瘍と診断され、手術を受ける際、多くのミュージシャンが集い募金を行い費用を捻出しました。が、残念ながらその後再発。チャックは、帰らぬ人となりました...。 好きなアーティストの場合、ずっとその人の作品に接して来ただけでなく、音楽活動全般を見、インタビューを読みなどして、そのアーティストの「人」の部分にも、多少なり接して来ている場合が多いので、或る意味そのアーティストと(勝手にですが)共有している部分があると感じているようなところが有るのかもしれません。なので、好きなアーティストの死は、直接の面識が無くても、一寸堪えるのかもしれませんね official〕 *凄腕メンバー:3rdアルバムには旋律系ギタリスト、ジェームズ・マーフィーが参加。4thアルバムには、この5thアルバムと同年に名作「FOCUS」を発表することになるCYNICのポール・マスヴィダル(g)とショーン・レイナート(ds)が参加。 *フレットレス・ベース:通常エレクトリック・ベースはギターと同じ様に、指板(しばん)に「フレット」と呼ばれる細長い金属片が弦に対し直角方向に埋め込まれています。このフレットは、正確な音程及びキレや響きの良い音を得られ易くするためのもの。フレットレス・ベースはこの「フレット」のないベース(要するにヴァイオリンやコントラバス等と同じ)。滑らかで伸びのある深いサウンドが魅力。が、当然難しい。しかし、弦の太さの違いや弦高(指板から弦までの距離)等の為、厳密に言えば、逆に正確な音程が得られないフレット付きに対し、正確な音程が得られるという利点がある(当然正確な音感が必要)。ジャズやフュージョン系の方がよく使う。メタルでは珍しい(如何しても音が柔らか目になって、メタルらしいゴリゴリ感が出難いですからね)。 *MORBID ANGEL:セーラームーンが大好きな闇の邪神、トレイ・アザトース率いるデス・メタルの帝王。初期ブラック・サバス的おどろおどろしさと耽美世界が同居する正に「病的天使」。ドラムのピート・サンドバルがこれまたスピード・パワー・技の三拍子揃った兵(つわもの)。 *ジョン・ボーナム:LED ZEPPELINのドラマー。’80年9月25日アルコール過剰摂取(吐瀉物を気管に詰らせる)で(ジミー・ペイジ宅にて)死亡。享年30 *フレディ・マーキュリー:QUEENのヴォーカリスト。’91年11月24日AIDS(によるカリニ肺炎)で死亡。AIDS公表の翌日でした。享年45 *ボン・スコット:AC/DCのヴォーカリスト。’80年2月19日アルコール過剰摂取(吐瀉物を喉に詰らせる)で(車中にて)死亡。享年34 *ランディ・ローズ:ギタリスト。’82年3月19日飛行機事故(ツアー中)で死亡。享年25 *クリフ・バートン:METALLICAのべーシスト。’86年9月27日ツアー・バスの横転事故で死亡。享年24 *レット・フォリスター:RIOTの元ヴォーカリスト。’94年1月22日自動車で信号待ち中射殺される。享年37 *インゴ・シュヴィヒテンバーグ:HELLOWEENの元ドラマー。’95年3月8日自殺。享年29 *ダイムバッグ・ダレル:元PANTERAのギタリスト。’04年12月8日ステージ上で射殺される。享年38 |
| ▲★THE
BATTLE OF LOS ANGELES/RAGE AGAINST THE MACHINE
'99 ザ・バトル・オブ・ロサンゼルス/レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン order |
ロック音楽と言うものには、色々な側面があります。大きく言えば、一つは「芸術」と言う側面、一つは「ビジネス」と言う側面。そしてもう一つ、嘗ては「力」と言う側面がありました。「反体制」・「反戦」と言う力、そして社会を変える、或いは、変えることが出来るのではないか、と思わせる「力」がありました。が、何時しかロックそのものが体制側のものとなり、嘗て鋭かった牙は、すっかり円くなってしまいました...。が、彼ら、亜米利加の四人組み、RAGE
AGAINST THE MACHINEは、その牙を持っています。牙、相当鋭いです。RAGE AGEINST THE MACHINE。直訳すれば、「マシンに対する怒り」。ここで言う「マシン」とは、「機械」ではなく、「組織」或いは「機構」。冷徹な現代の社会構造を指すもの。権力・支配力を振りかざし、人々を虐げるもの達への怒り...。それが、彼らの名。そして「バトル・オブ・ロサンゼルス」と言うタイトル。ロサンゼルスは彼らの本拠地。その本拠地における「闘い」。詰まり、彼らの音楽活動は「闘い」、上に挙げた様々な抑圧や力に対する闘いであり、そのサウンドは、正に「武器」。差別、搾取、貧困、圧政、原子爆弾の投下、侵略戦争等々に虐げられ苦しむ全ての人々との共闘の為の武器。力を持たない(「無力」と言う意味ではない)者達と共に戦う為の武器。某格闘技のテーマ曲としてご存知の方も多い、収録曲、"GUERRILLA RADIO"は、正しく彼らの音楽そのものを指す。 勿論、どんなに高尚なメッセージが篭められようと、熱い想いが篭められようと、それだけでは、なかなか浸透するのは難しい。彼らが多くの支持を得るのも、矢張り、優れた楽曲とセンス・技術あってこそ。歌詞を見なくても、十二分に文句なし楽しめるサウンドが成立していますものね。パンク的アグレッション、アジテーション演説のようなラップ・ヴォーカル。そして、LED ZEPPELIN 直系とも言える、グルービーなハード・ロック...。怒りや不満を乗せて攻撃するには持って来いのツールをMIXして消化しきったその音は、そんじょ其処らのメタル・バンドより、よっぽど破壊力満点。 中心人物トム・モレロの、ジミ・ヘンドリクス的うねるサイケな軟体ギターは、’70年代風ハード・ロックな匂いを醸しているのですが、そんなサウンドに、ラップ・ヴォーカルが乗る...。ラップやファンク、或いはヒップ・ホップと呼ばれるような音楽とは、今までの人生で全く接点がなく、このアルバムで初めて触れたのですが...カッチョイイですね。ただ、やっぱり、このハード&ヘヴィなサウンド・スタイルだから、そう感じるんでしょうね...。骨太で筋肉質なドラム&ベースと金鑢(やすり)の様なディストーション・ギターがあるから、そう感じるんでしょうね...。済みません。根っからのメタル馬鹿野郎で御座います。オヤジの耳はメタル耳...。 この作品は、彼らの3rdですが、2ndアルバムのタイトルは「EVIL EMPIRE」。「邪悪な帝国」。要するに亜米利加合州国の事。現代亜米利加社会に痛烈なサウンド・アタックをかますそんな彼らの作品が、何百万枚も売上げるたぁ、亜米利加と言う国は、懐が深い。一寸安心。 '05 7/5 -------------------------------------------------------------------------------- お気に入り度:♭♭♭ ビギナーお薦め度:♭♭♭♭ 重度:♭♭ 硬度:♭♭♭ 暗度:♭♭ 技巧度:♭♭♭ 旋律度:♭♭ ポップ度:♭♭ 〔U.S.A出身。’00年もう一人の中心人物で歌詞担当のヴォーカル、ザック・デ・ラ・ロッチャ脱退。彼はソロに、他のメンバーは「AUDIOSLAVE」として活動 official〕 *アジテーション:agitation 扇動。民衆の情緒や感情に訴え行動を組織し促すような演説がアジテーション演説。"我々ぇ、労働者階級のぉ、団結とぉー、闘いのぉー"...。ハンド・マイク片手に演説する長髪のおにいさんを、子供の頃(MayDayとか学生集会とかか...?)時々見た記憶があります。 *ミクスチャー:様々なスタイルの音楽要素を混合し組上げた音楽スタイル。一般的に彼らのような、ROCKを核にして、ファンク、ヒップ・ホップ等を融合させたスタイルもそう呼ばれる様です |
| ◆EUROPE/EUROPE '83 ヨーロッパ/ヨーロッパ order |
「北欧メタル」と呼ばれるメタルが存在します。冷たい湖水のような或いは岩峯に纏(まと)い付く青氷の如き硬質な透明感...流麗で美しいメロディ...決して深刻にも重苦しくもならない暗さ...何処かしら漂う軽快感...そして、そこはかとないクラシック・フレイバー...。諾威(ノルウェー)、芬蘭(フィンランド)、瑞典(スウェーデン)、丁抹(デンマーク)のスカンディナビアン(丁抹は違いますね)のメタル...。主に日本におけるカテゴライズ。まぁ、日本人が勝手にイメージする「北欧」、そのロマンティックな響き、雰囲気。それをまた勝手にイメージとして結び付けた、とも言えるかもしれませんが、でも、不思議と在るんですよね。その国或いは地域の出身アーティスト達が持つ共通した「にほい」と言うようなものが...。アメリカン・バンドの持つ暗さは何処か深刻さがないし、ブリティッシュ・バンドの持つ明るさは底が抜けてないし湿っぽいし、ジャーマン・バンドのカッコ良さは何処か垢抜けなくて親しみ易いし...(何れも悪口で言っているのではありません)。飽くまで僕個人が感じている、しかも抽象的な雰囲気、「にほい」に過ぎないものですが、でもある程度客観的にも言えるように思います。国・地域の自然・風土、また歴史・社会・文化の中で生まれ培(つちか)われて来た音楽(を含む芸術作品一般)が、其々独特なにほいを持つのは当然と言えば当然。「自然・風土」の中で人間が生まれ、育ち、そしてその人間が、文化や社会や歴史を生む...。其々(それぞれ)の「にほい」があって当然。彼是(あれこれ)分析して見たら、面白いでしょうね(面倒くさいからしないけど)...。と、話が逸(そ)れましたが、この作品、「北欧メタル」と言えば「ヨーロッパ」の、彼ら四人(当時)のデビュー・アルバム。「北欧メタル」は彼らから始まったと、在る意味言えると思います。この作品あるいはこの作品中の"SEVEN DOORS HOTEL"と言う、歴史的超名作が話題となり、ヒット。当時巷(ちまた)に蔓延(はびこ)り始めたメタル小僧(勿論女子も居ましたが大半野郎)の間で一躍知られる存在となり、その透明感ある流麗な哀愁メロディと貴公子然(古)としたグッド・ルッキングが、先述の「北欧」に対して何とな〜く我々が持つイメージとぴったりマッチ。瞬(またた)く間に人気バンドとなり、他の北欧のメタル・バンドも次々紹介・発掘され、当時の熱病或いは夢のようなメタル・ムーヴメントの中で、「北欧メタル」と言うカテゴリが確立されて行った...様に思います。 アルバム内容ですが、荒削り乍(ながら)も、捨て曲なし、の見本の様な名曲・佳曲の目白押し。ソング・ライティングの能力といい演奏技術といい、新人とは思えない高レベル。唯、お金がなかったのでしょうか、音質はお世辞にも良好とは言えない。バンドの顔の一人、ジョン・ノーラムのギターも、センス・技術はもう既に確立され文句の付け様もないですが、音は篭り気味。バンドのメインの顔、ジョーイ・テンペストのヴォーカルも華と表現力は一頭地を抜いていますが、未だ音程は不安定で「若さ」が一杯。良くも悪くも「若さ」が一杯のデビュー作。でも、この篭った音質でも「透明感」を感じる訳ですから、透明感は飽くまで「感」であって、物理的なものではない、と言う事なのでしょう。か? ..."THE KING WILL RETURN"と言う、スロー目の地味な曲があります。当時は、全体にスピード感有るこのアルバムの流れの中で、この曲だけがどうも「タルイなぁ〜...」と感じられ、CDだったら完全にとばして聴いていたと思いますが、その頃はCD等はなく、カセット・テープ(LPレコードをダビングしてテープで聞いていました。レコードは歩きながら聴けないので...)で聴いていましたので、とばすのも面倒くさく、仕方なぁ〜く聴いていたのですが、今聴くと大分違いますね。曲自体の地味さ加減は相変わらずですが、アルバムの流れの中でのこの曲の存在が全く変わって感じられます。この曲が在るゆえ、ちとオーヴァーですが、このアルバム全体が逆に締まる。速球にカーヴやチェンジアップ等の変化球を織り交ぜる事で、速球のスピードも生きてくる、と言う感じでしょうか(違うか...)。何れにしろ、この地味ながらも味わい深い一曲の存在が、音の重さとは又違う意味の「重さ」をアルバム全体に与え、この作品が、二十歳(ジョン・ノーラムは十八歳)のおにいちゃん達の勢いだけで作った作品ではない、と言うことの一つの証明になっているように思います。ま、勢いだけでこれだけの作品は作れる筈もないですけどね...。 メタラー必聴。でも、同じ北欧出身の、下に書いたCHILDREN OF BODOMなんかに比べたら可也「普通」ですし、もう弐十年以上前の作品で、大分熟(こな)れてきていますから、メタルらしい荒々しさを持っているとはいえ、一般ロック・ファンの方にも十分違和感なく聴いて頂けると、確信しておる次第です。 '05 6/7 -------------------------------------------------------------------------------- お気に入り度:♭♭♭♭ ビギナーお薦め度:♭♭♭♭ 重度:♭♭ 硬度:♭♭ 暗度:♭♭♭ 技巧度:♭♭♭ 旋律度:♭♭♭♭ ポップ度:♭♭♭ 〔瑞典出身。彼等は、主に八拾年代に活躍しアルバム「THE FINAL COUNTDOWN」で世界的に大ブレイク(タイトル・ナンバー"THE FINAL COUNTDOWN"は、絶対何処かで聴いていると思いますよ)。がその後、解散。然し最近再結成。活動中です。彼らが確立した「北欧メタル」は、一般にスタンダードなスタイルのメタルを指し、デス・メタルやブラック・メタル等は含みませんが、同郷のメロディック・デス・メタル・バンドの作品にメンバーが参加を乞われたり、彼らの曲をメロ・デススタイルでカヴァーするバンドがいるなど、時折見掛ける大成功後の低迷を経、解散してしまったとは言え、広く愛されていた様です official〕 *アメリカン・バンドの持つ暗さは何処か深刻さがないし...:’80年代以前の事で、最近のアメリカン・バンド(Heavy系)の暗さは可也リアルで底が知れない... *同郷のメロディック・デス・メタル・バンド:IN FLAMSの作品に二代目ギタリストのキー・マルセロがゲスト参加。ARCH ENEMYは彼らのセカンド・アルバムの曲をカヴァー |
| ◆HATEBREEDER/CHILDREN OF BODOM
'99 ヘイトブリーダー/チルドレン・オブ・ボドム order |
ジャケットの色...。こんなに、柔らかみも温もりも感じさせない緑と言うのは珍しいですね。なんとも陰鬱で冷たい緑です。でも、サウンドは、この色ほどに陰鬱ではなく、結構元気でハイ・テンション。ただ、研ぎ澄まされた刃物の光の様な冷たい鋭さは、湛えています。フィンランド出身の彼らの、この作品は2ndアルバム。クラシック音楽的フレーズ満載の、所謂ネオ・クラシカルなギター及びシンフォニックなキィボードに、ギャアギャアと喚き散らすブラック・メタル的邪悪なディストーション・ヴォイスを乗せ、ジャーマン・メタル的疾走感と泣きのメロディ及び何処とはなしの”クサさ”を加味すれば、出来あがり...、と、言ってしまえば、何やら何処にでも転がってそうなものに聞えるかもしれませんが、トンでもない。有りそうで何処にもない、一級品のブルータル・メタルです。このあたり、全曲を手懸け、アレンジもこなす、リード・ヴォーカル&リード・ギターのアレキシ・wildchild・ライホの、力が大きいのでしょうね。 演奏面は、全員がテクニカルでハイ・レベル。特に目立つのが、アレキシのメロディアス&クラシカルなギターとヤンネ・ウィルマンの大仰でシンフォニックなキィボード。アレキシのギターは、ネオ・クラシカル・スタイルに有り勝ちな線の細さがなく、ピッキングも力強く中々に骨太&ヘヴィ。ソロの構成も起承転結あり、ドラマチック。’80年代には良く聴かれたんですけどねぇ...、こう言うタイプのプレイは...。そう、彼は’80年代、「ギター・ヒーロー」が数多く居た時代の、あの時代のにほいを醸(かも)していますね。リッチー・ブラックモア、マイケル・シェンカー、ゲイリー・ムーア、ジョン・サイクス、エイドリアン・ヴァンデンバーグ、イングヴェイ・マルムスティーン、そしてランディ・ローズ...。あぁ、なつかし...。ヤンネのシンセ(サイザー)は美しく流麗で、他の楽器(ギター・ベース・ドラム)の激しい突進と絶妙なコントラスト&バランスを産みだし、キィボードが使われる事の少ないメタルの中で、この作品或いはこのバンドの、一つの大きな特徴となっています。メタルにおけるキィボードは、装飾的或いは空間充填(じゅうてん)材的使われ方が多いのですが、彼の場合は可也、主張の有るキィボード・プレイです。 ベースとドラムの音の薄さ(特にドラム)が気になるといえば、気になるのですが、特別にマイナスにはなっていない様にも思われます。一般に、メタルの場合、音の薄さ・軽さ、特にベース・ドラムの薄さ・軽さは致命的欠陥(大袈裟ですが)になり勝ちです。この作品を聴き始めた当初、「良いのになぁ〜...、音軽いなぁ...」と、少々残念に思っていたのですが、何度となく聴く程に、少し感じ方が変わってきました。この薄さ・軽さが、かえって良い方向に出てるのかなぁ...と。確かに、刀や剣を振り下ろすが如き迫力には欠けますが、目の前に突き付けられたナイフか剃刀の持つ様な「凄み」を生み出している、ような気もします。まぁ、何れにしろ、アレキシの喚(わめ)き散らす様なヴォーカルと言い、彼らの若さ(アレキシとヤンネは当時弱冠二十歳)もあるのでしょうが、深みや重みは、正直余りありません。が、美しき正統メタルと邪悪極まりないブラック・メタルをミキサーにかけてごちゃ混ぜ(北欧らしい透明感大さじニ杯)にした様なサウンドをこの高みにまで引き上げた感性、正に暴走が生んだ僥倖(ぎょうこう)(失礼)。 アレキシのヴォーカルは、確かに、好みの分かれるところでしょうが...、この楽曲、この演奏の完成度、聴かず嫌いは、勿体無いお化け出るぞ。 '05 5/14 -------------------------------------------------------------------------------- お気に入り度:♭♭♭♭ ビギナーお薦め度:♭♭♭♭ 重度:♭♭ 硬度:♭♭♭♭ 暗度:♭♭♭ 技巧度:♭♭♭♭ 旋律度:♭♭♭♭ ポップ度:♭♭ 〔芬蘭出身。’93年結成。本国ではナショナル・チャートの一位となる程の人気者。このアルバムのメンバー写真で、ヤンネ君だけ短髪ですが、徴兵明けだったのかも知れません。今は長髪です(芬蘭の場合徴兵で240日間の軍隊行きが嫌な場合は代りにボランティア活動をすることが許されているそうな) official〕 *ネオ・クラシカル:クラシック音楽的音階やフレーズを大きく取り入れたHR/HMのスタイルの一つ *リッチー・ブラックモア:DEEP PURPLE やRAINBOWで活躍したギタリスト。ネオ・クラシカル・ギターの始祖 *マイケル・シェンカー:UFO・で活躍した独逸人ギタリスト。メロディアス系ギターの「神」 *ゲイリー・ムーア:愛蘭が生んだ骨太系ギター・ヒーロー *ジョン・サイクス:TYGERS of PAN TANGやWHITESNAKE等で活躍したメタル・ピックの早弾き貴公子 *エイドリアン・ヴァンデンバーグ:自ら率いたVANDENBERGやWHITESNAKEで活躍した和蘭人ギタリスト *イングヴェイ・マルムスティーン:瑞典人ギタリスト。ネオ・クラシカルの申し子。戦後最大の問題児 *ランディ・ローズ:オジィ・オズボーン・バンドで活躍した米人ギタリスト。HR/HM界の革命児の一人。故人 *ブラック・メタル:アンチ・クリスチャンと言う思想に貫かれたメタル。スカンジナビアが本場。代表的バンドは EMPEROR等 *ジャーマン・メタル:疾走感とクサイ程のメロディアスさドラマティックさが特徴の濃厚なメタル。独逸が本場。代表的バンドは HELLOWEEN・BLIND GUARDIAN等 |
| ◆DE PROFUNDIS/VADER '95 デ・プロファンディス/ヴェイダー order |
「我、深き淵より(de
profundis)汝に叫び...」の、旧約聖書詩篇第129(130)番に現れる言葉をタイトルとした、ポーランド産デス・メタル王の2ndアルバム。「デス・メタルかぁ...」と、思われる方も多かろうと思います。確かに。仕方ないと思います。常識的に言って、音楽じゃないですよね...。でも、此れもまた、音楽なのです。デス・メタルと言っても、この作品、デス・メタルにありがちな、ドロドロ...グチャグチャ...グロテスク...スプラッタ...な雰囲気は(比較的)希薄で、こんな言い方は変ですが、「爽快」です。SLAYERの名作「REIGN IN BLOOD」を彷彿とさせるスピードと気合いに満ち、緻密なギター・リフも、速さもキレも手数・足数の多さもメタ ル界随一と称されるドラムも、その音は粘性が低く、デス・メタル特有のディストーション・ヴォイスも、左程ディープなものではない為、(デス・メタルとしては)比較的聴き易いと言えるでしょう。全体に、やや、スラッシュ・メタルよりの雰囲気が強い。そう言う意味では、デス・メタル入門編としては、最適と言えるのではないでしょうか。入門編とは言っても、けっして補助輪付き自転車ではなく、飽くまで、24段変速サスペンション付き本格MTB。乗り応えは十分です。気を付けて下さい。 上で、スピードに満ちている、と書きましたが、そのスピードは、唯突っ走るのみの速さではなく、全体にやや押し殺したようなタメが効いている為、凄みがあって何やら不気味で邪悪...。ミドル(テンポ)な曲など、地底から何か出てきそう...。歌詞もオカルトチックで、邪教なムードを醸(かも)しています(良く理解出来ないのですが...)。全体的に、作風は至ってオーソドックス。CRYPTOSYのような激しいリズム・チェンジや複雑な曲展開・演奏は余り見られません。が、ドラム。スンゴイ...。基本的に、デス・メタルは、重い・速い・上手いの三拍子揃ったドラムが不可欠で、実際優れたドラマーが多く存在します。が、その猛者(もさ)揃いの中でも、このドラマー、DOC(ドク)君は凄い。スタイルとしては、CRYPTOPSYのフロ・モーニエの様な、ジャズ・フージョン系センスを醸す小技満載タイプとは異なり、キレとパワー命のスタンダードなストロング・スタイルのメタル・ドラム。コージー・パウエルがデス・メタラーだったら斯くあらんやと言った趣(おもむき)。フロの様な、音楽性の幅広さや深さは余り感じられませんが、その正確さや、マシンの如き冷徹なまでの整合感は素晴らしい。音の分離も良く、非常に聴き易い。ツイン・バス・ドラムの連打、バルカン砲の如きブラスト・ビートは、思わず背筋が伸びます。僕の大好きなドラマーの一人です(残念ながら、’05年死去。享年35)。 ベースの輪郭がぼやけて聴き取り難い...。確かに、ベースの輪郭を際立たせると、ハードさ、スピード感は出ますが、重さは出難いですよね。でも、ベース好き(弾けないけど)には、なんか寂しい...。 デス・メタル云々抜きでも、メタルの名盤と言えましょう。 「デス・メタル...一寸聴いてみたいな...」とお思いの貴方。そう思ったが運の尽き。此れを聴いてメタル地獄に落ちて下さい♪ '05 4/6 -------------------------------------------------------------------------------- お気に入り度:♭♭♭♭ ビギナーお薦め度:♭♭♭ 重度:♭♭♭ 硬度:♭♭♭♭ 暗度:♭♭♭♭ 技巧度:♭♭♭♭ 旋律度:♭ ポップ度:♭ 〔波蘭出身 民主化以前の1986年に結成。DOCがドラッグがらみからなのかどうか不明ですが、脱退してしまいました様です。とても残念です official〕 *de profundis:「絶望の叫び」の意も *CRYPTOPSYのフロ・モーニエ...:CRYPTOPSY(クリプトプシィ)は加奈陀の複雑系超絶デス・メタル・バンド。フロ・モーニエはそれを牽引する激烈超絶技巧ドラマー。 *コージー・パウエル:メタル界随一の人気ドラマー。RAINBOW他で活躍。メタル・ドラムの基本形を造ったと言っても過言ではない。故人。 *バルカン砲:ローマ神話の火と鍛冶の神の名を持つ多銃身機関砲。一般的名称は「ガトリング砲」で「バルカン」はジェネラル・エレクトリック社製品名。 *ブラスト・ビート:バス・ドラム(足で蹴るデカイ太鼓)、スネア・ドラム(所謂「小太鼓」)、シンバル(またはハイハット(シンバルが2枚水平に重なっていてペダルを使い足で開閉できるヤツ))を同時に高速で鳴らす。ズドドドドドッ、と。片手でスネアを叩くのですが、両手で叩くのと殆ど変わらぬ速さと強さを出すのが人間業とは思えない。バス・ドラムは片足だけの場合も両足を使う場合もある。ハイハットも踏む場合と踏まない場合とある |
| ●LARKS' TONGUES IN ASPIC/KING CRIMSON
'73 ラークズ・タンズ・イン・アスピック/キング・クリムゾン order |
誰もが、心底に持つ漠然とした不安。そして対象のない恐怖...。その不安や恐怖を弥(いや)が上にも掻き立て増幅させずにはおかない様な、ノイジーなギター・リフ、ヴァイオリンの暗い旋律、激しく逼り来るドラムとベース、そして狂気を孕んだ如きパーカッションの混沌...。激しさと静謐が崩れたモザイクの様に入り混じる、「Larks'
Tongues In Aspic,Part One」。誕生クリムゾンの冒頭を飾る「21st Century Schizoid
Man(including
Mirrors)」と何処かしら共通項を感じさせる、この大作で幕を開ける、新生クリムゾンの第一作。’69年、ジャケットも内容もこのうえなく大インパクトな「In The Court Of The Crimson King」でデビューし、計四枚のスタジオ・アルバムを発表後、一旦解体。’72年4月、再びスタートを切った時、リーダーのロバート・フリップ(g)以外、以前のメンバーは居ませんでした。そう、当初から共に歩みバンドを支えて来た詩人、ピート・シンフィールドも...。 ファンタジーと狂気が共存していた、どちらかと言えば女性的・有機的な、前クリムゾンとはガラッと雰囲気の変わった、硬質でメタリックなクリムゾンが居ます。勿論、彼らの特徴の一つである、繊細な抒情性も、高度なインプロヴィゼーション性も変わりません。でも、雰囲気が違うんですよね。にほいが...。前四作は矢張り、ピート・シンフィールドの意向が大きく働いて構築された世界だったのでしょうか...。ピートが去り、文学性やファンタジックさは後退し、剥き出しの金属のような硬質さが醸されてきましたが、個人的にはどちらも好きです。僕にとっては、同じ「クリムゾン」です。 ピート・シンフィールド時代(と或る意味言えると思いますが)のクリムゾンも大好きなのですが、唯ちと残念だったのが、グレッグ・レイク(下のEMERSON,LAKE&PALMERに出てくる彼です)が担当したものを除くベースとヴォーカル及びドラムの弱さです。勿論、天下のクリムゾンの詩表現を任され、又リズムを支える事を任された方々ですから、下手な訳は無いのですが(ヴォーカルは少し下手(スンマセン))、メタル馬鹿野郎のメタル中毒な耳には、線が細い。が、このアルバム以降の三作での充実度は高。ジョン・ウエットンの、この作品では未だ少し初々しさを感じさせはするものの、華の或る深いヴォーカルと言い、重量感の有るベースと言い、またYESで素晴らしいドラミングを披露 していたビル(ウイリアム)・ブラッフォードの、YES時代の、アンサンブル重視の整合感有るプレイとは一味違う、奔放ささえ感じさせるような弾けたドラムも素晴らしい。このベース&ドラムのコンビは、ゲディ・リー&ニール・パート(RUSH)、ジョン・ポール・ジョーンズ&ジョン・ボーナム(LED ZEPPELIN)、ボブ・デイズリー&コージー・パウエル(RAINBOW)、そしてエリク・ラングロワ&フロ・モーニエ(CRYPTOSY)のコンビに匹敵する最高のリズム隊です(個人的には)。 アレンジ60%・インプロヴィゼーション(即興演奏・アドリブ)40%と言うコンセプトの中で、上記二人のベースとドラム、ジェイミー・ミューアのエキセントリックなパーカッション、デヴィッド・クロスの繊細で枯れたヴァイオリンが最高の科学反応を示し、ロバートのぎこちない(失礼)ギターが弥が上にも緊張感・緊迫感を高めます。 クリムゾンの音楽に漂う、濃密な暗さ...。マリン・スノーの降積る、有機物たっぷりな深海底の如き濃密な暗黒...。この頃のクリムゾンの音楽には、そうした雰囲気を強く感じます。音楽に爽やかさや明るさを求める方には、余りお奨めできないですね...。 '05 3/12 -------------------------------------------------------------------------------- お気に入り度:♭♭♭♭ ビギナーお薦め度:♭♭ 重度:♭♭♭ 硬度:♭♭♭♭ 暗度:♭♭♭♭ 技巧度:♭♭♭♭ 旋律度:♭♭♭ ポップ度:♭ 〔U.K出身 タイトル及びジャケット・デザインには様々な解釈があります。激しさと繊細さと言う二面性を表しているとか、男女を表すとか、戦争と平和を表すとか...。タイトルは直訳すると「ゼリーの中の雲雀の舌」。ゼリーではなく毒蛇と訳される場合も有ります。サウンド的には「激しさと繊細さ」はピッタリ official〕 *ASPIC:肉や魚の煮汁で作る料理用ゼリー *YES:壮大・テクニカル系プログレ。代表作:CLOSE TO THE EDGE |
| ●TARKUS/EMERSON,LAKE&PALMER '71 タルカス/エマーソン,レイク&パーマー order |
メンバーの名前の頭文字をとり、通称「ELP」(「ELT」ではない)。キース・エマーソン(オルガン/ピアノ/シンセサイザー)、グレッグ・レイク(ヴォーカル/ベース/ギター/ベース・ペダル)、カール・パーマー(ドラム)のトリオ形態のプログレッシブ・ロック・バンド。本作は彼らの2ndアルバムとなります。前作「EMERSON,LAKE&PALMER」でデビューした彼等は、全くの新人と言うのではなく、キース・エマーソンは「THE NICE」、グレッグ・レイクは「KING CRIMSON」、そしてカール・パーマーは「ATOMIC ROOSTER」で其々に実績を積できた言わば、スター集結のスーパー・グループとして誕生当時から注目を集めていました。 兎角(とかく)、「複雑、難解」というイメージの付き纏(まと)うプログレッシブ・ロックですが、彼等は一寸一味違うスタイル。可也解り易いと言えるでしょう。勿論プログレらしい複雑さも持っては居りますが、深い精神性云々(うんぬん)と言うよりは、元気で豪快で骨太なノリとサウンド。どちらかと言えば体力勝負。ディストーション・ギターが普通に入っていれば、一寸込入ったハード・ロック・バンドとなるでしょう。グレッグの繊細さを醸(かも)すヴォーカルもあり、其れなりの精神性も小難しさもシリアスさも感じさせますが、同時代の人気プログレ・バンドのPINK FLOYDやKING CRIMSONそしてYES等が、ナイーブな文学青年タイプとすれば、明らかにスポーツマン・タイプ。LIVEでも、キースがオルガンにナイフを突き立てたり、グランド・ピアノが垂直に回転したり(垂直ですよ垂直。水平回転ではないですよ)等のパフォーマンスを展開。若干泥臭く、何とは無しのお間抜け感やアナログ感がお茶目でキュート。当時は結構美形バンド的人気もありました(日本では少女まんが(「イブの息子たち」)の主人公のモデルにもなりました)。でも演奏技術・アレンジ力は半端でなく、素晴らしい。 本題のこの作品ですが、彼らの代表作に推す方も多い、ロック史に残る名盤の一つ。本来のアナログ盤(LP)では、A面は大作"tarkus"一曲、B面に小品が六曲と言う構成。バッハの作品をモチーフにした繊細な曲や、スタジオのノリでその場で作ったような可也アホちゃんな曲やらが並ぶB面も、なかなかバラエティに富み楽しいのですが、矢張りこのアルバムは、"tarkus"です。 「TARKUS:タルカス」。アルマジロと戦車が合体した身体に、猛禽のような鋭い目を持つ、無慈悲な殺戮マシーン(ジャケット参照)。マグマと共に生まれ、様々なモンスター達と戦い、一撃の下(もと)に打ち倒す最強のモンスター。人面ライオン蠍(さそり)、マンチコア(後に彼らのレーベルとして使用される)との戦いに敗れ、海へと去るタルカス...。と言ったストーリーに沿って作られた、七つのパートから成る組曲(トータルで20分35秒)。ストーリーだけ見ると、「一寸...此れは...」と思われるかもしれませんが、「タルカス」を、人類が生んだ、殺戮と破壊、詰まり「戦争」の象徴と見れば、また違った印象も受けます。中ジャケットに描かれる幾つかの戦いの場面。無表情に殺戮を繰り返すタルカス。そして最後、マンチコアに目を傷つけられ、血を滴らせつつ海へと去るタルカスの引きの絵...。何か哀しくも憐れにも映ります...。と、なんだかんだ言ったところで、メインは矢張り曲。そして演奏。特にキースのキィボード・プレイ。一寸こんな人は他にいないんではないか?クラシックまたジャズのテイストの濃厚な、可也エキセントリックなプレイ。そのキースのキィボード(メインはオルガン)・プレイを中心に構築される重厚で緊張感溢れるサウンドに、グレッグの繊細なヴォーカルが美しい...。彼等はプログレッシブ・ロックのなかでは可也ハード&ヘヴィな方ですが、なかでもこの作品(曲)は、最もハード且ヘヴィ。キースのプレイ等、ギターに置き換えたら(別に置きかえる必要もないですが)、まんま同時期のDEEP PURPLEのリッチー・ブラックモアの如き狂気と美の錯綜する、鬼気逼るプレイ。"BATTLEFIELD"で聴かれる、グレッグの上手ではないですが、ツボを心得たメロディアスなギターも、いい味です。カールの、一寸泥臭いけれど、音数が多くも骨太なドラミングが、線が細くなりがちなプログレの中で、この作品(或いは彼ら)の個性を際立たせるに、重要な役割を果たしています。 緊張と緩和の差の激しさが、ダサカッチョイイ。アナログ感満載でなんか仄々...な作品。 今ではキィボード≒シンセサイザー、ですが、そのシンセサイザーをメジャーなものにした先駆者・功労者の一人が、キースです。まだ誕生間もないmoog(モーグ)シンセサイザーを縦横無尽に駆使するプレイで、衝撃を与えたのです。そんな辺りも考えながら聴くのも、また良し。 '05 1/24 -------------------------------------------------------------------------------- お気に入り度:♭♭♭♭ ビギナーお薦め度:♭♭♭♭ 重度:♭♭ 硬度:♭♭♭ 暗度:♭♭ 技巧度:♭♭♭♭ 旋律度:♭♭♭ ポップ度:♭♭ 〔U.K出身 紆余曲折有りましたが、今も現役。'72の後楽園球場(今の東京ドーム)と甲子園球場でのライヴは伝説と化しています official〕 *THE NICE:’67〜’70にキースが中心になり活躍した、ジャズ・クラシック・ロックの融合を目指したバンド。 *ATOMIC ROOSTER:’69〜’80年代に活躍したハード系バンド。カールはファーストのみの参加。 *KING CRIMSON:言わずと知れたプログレの総本山。此れをプログレと言わずして何としょう。 *PINK FLOYD:雰囲気系・ヤバ系プログレの大本山。代表作:THE DARK SIDE OF THE MOON *YES:壮大・テクニカル系プログレの大本山。代表作:CLOSE TO THE EDGE *DEEP PURPLEのリッチー:リッチー・ブラックモア。HR/HM界最高のカリスマ的存在。プリマ・ドンナの如く華麗なギター・プレイ。 *moogシンセサイザー:’64に、アメリカのロバート.A.モーグ博士が「楽器」として開発した。現代の音楽に欠かせないシンセの基礎とも言われる。或る意味現代音楽シーンにとって最も影響を与えた存在かも |
†・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・∽・†
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